探偵学園Q 人物名鑑
赤井英男 #39〜 (声・桜井敏治)
文談社の社員で、新書出版部の編集者。28歳。ジョンソン五木の担当者で、彼が殺された日には原稿待ちのため、現場近くのペンションに宿泊していた。ジョンソン五木に対しては、相当の恨みがあったらしい。
浅羽風子 #143〜
若手の音楽家で、国立能力開発研究所にいた子供の一人。14歳。音楽の才能があり、現在ニューヨークではジャズの天才と騒がれている。甲賀所長と堀枝貴之によってその才能を見出され、研究所で暮らす事になった。結局のところ超能力といったものは全く無かったが、音楽の世界で早くから世間の注目を浴びるようになっていったため、ほかの子たちほど堀枝による酷い性的虐待は受けなかったらしい。甲賀所長の死をきっかけに研究所は閉鎖され、長く共に暮らした仲間たちとも離れ離れになってしまったが、仲間内では唯一輝かしい人生を送っている。研究所時代にはメグと最も仲が良かったようで、非常に明るく裏表の無い性格をしている。
朝吹麻耶 #52〜 (声・浅野まゆみ)
渋澤学院高校に通っている、特Aクラスの1年生。15歳。渋澤第一中学出身で、その頃はホラー映画好きが高じて映画研究部に所属していた。気さくな性格で、基本的に誰とでも友達になれるタイプ。それゆえ、割と生徒達にも顔が広い。
東弘之介 #125〜
鳳玄妙に護衛目的で雇われたという、元DDCの私立探偵。DDCにいたのは20年ほど前までで、団守彦や連城暁に探偵として様々な事を教わった。とはいえ、彼は論理と物的証拠を重視するタイプであり、人間心理から推理をしていく連城のやり方には批判的であった。また、「探偵は私怨で動いてはならない」という団の教えを何度となく破ったため、直に退職勧告を受けDDCを破門される。しかしその後も探偵への未練を断ち切れず、個人的に探偵の仕事を始め、徐々に認められるようになっていった。そして17年前に月村鈴絵と出会い、一目惚れして恋に落ち、しばらくして菊絵が生まれた。それからは、連城に教わった探偵としての戒めを破り、家族一緒の幸せな時間を過ごしていく。ただ、さすがに菊絵に実の父であると明かす事はしなかったようだ。そうして10年の時が過ぎ、さる筋の依頼で日比谷宗匠の盗作疑惑を調査している最中、何者かによって鈴絵が轢き逃げに遭い死亡、絶望の淵に叩き落されてしまう。葬儀の時に銀蔵から犯人探しの依頼を受け、死に物狂いで捜査をするも難航、一向に手掛かりはつかめなかった。そうこうするうちに鈴絵の七回忌の時期になり、せめて焼香だけでもしたいと思って、既に解けていた千鱗龍の謎を解くためと偽って夜桜村を訪れる。すると偶然村に来ていた日比谷と再会、彼の不信な態度に疑問を持ち独自に調査した結果、彼こそが轢き逃げ犯だと判明したため、誤って衝動的に殺してしまった。この時はすぐに自首するつもりで、自分と菊絵が親子であるという証拠を千鱗龍に隠して警察へ行こうとしていた。だが、殺人現場や千鱗龍を開ける所を鳳に見られており、更に中身までも知られた事が分かってしまった。このまま鳳によって真実が暴露されれば、菊絵が殺人者の子供として晒し者になってしまうため、ずっと思い悩んでいる。
畔上里央 #16〜 (声・吉田小南美)
伯備テレビジョンに勤めている、『突撃アドベンチャー』のTVレポーター。25歳。以前に番組の取材で「神隠し村」を訪れた際、行方不明になった大学生の仲間から、その学生が書き残していたメモの写真を買い取っており、財宝伝説について何らかのヒントを得ている節がある。
淳史 #60〜 (声・亀井芳子)
私立都丸ヶ丘小学校に通っている5年生で、カズマの同級生。11歳。カズマが作ったゲームのモニターをよくしているらしい。
天草寂 #138〜
リュウの父親で、天草家の当主。9年前まで普通に家族と暮らしていたが、妻が急逝しリュウが失踪した直後、キング・ハデスに催眠をかけられ廃人同様にされてしまった。以来、棲龍館「四の館」の地下室に人知れず監禁されている。
天草春子 #170〜
九頭龍匠の正妻の一人娘で、リュウの祖母。父の事が大好きで、よく幼いリュウに話して聞かせていたという。14歳の時に黒王星彦に命を救われた事があり、お礼のつもりで父に紹介したのだが、父は彼を酷く邪険にしたらしい。彼女はその事をとても不思議がっていたようである。
天草流 #3〜 (声・遠近孝一)
あらゆる学問・体技において、正に天才と呼ぶに相応しい能力を持つ中学3年生。1987年生まれの14歳。蠍座のAB型。身長166cm、体重50kg。好きなものは納豆(初めて食べたものが非常に美味しかった)、趣味は毒や細菌などについて調べる事。九頭龍匠の曾孫に当たり、うなじには強く押したときにのみ、冥王星の紋章に酷似した痣が浮かび上がる。天草家の長男として生まれ、5歳までは両親と共に棲龍館「九の館」に住んでいた。4歳の頃には国立能力開発研究所に通っていた事もある。5歳になった時に母親が急逝、父の寂も首を吊って死亡(実は冥王星メンバーの変装)してしまい、独りになってしまった。そこへキング・ハデスが現れて記憶を催眠で消され、冥王星の二代目として英才教育を叩き込まれていく事に。本当の両親は死んだと聞かされ、教育係を務める冥王星の女性らが交代で母親役を演じていたようである。小学校までは普通に私立に通ったが、ニューヨークに留学後そこのジュニア・ハイを1年で卒業、ハイスクールに飛び級入学する。更にそこも1年で卒業、大学受験資格を得てMITに奨学生として招かれ、数学を始めとする幾つもの博士号を得た。そこには超能力研究室も存在し、何度かその関係のテストを受けさせられた事がある。また、Qクラス入学試験を受ける少し前、1年間に少なくとも5件の凶悪犯罪の捜査に非公式協力している。その内2件はたまたま現場に居合わせ、残りの3件は新聞などの情報だけで独自の推理を展開、犯人逮捕に繋がる重要な手掛かりを提供したらしい。これらは全てキング・ハデスの差し金であり、警察の捜査や犯罪といったものを肌で感じるためのものだったようだ。Qクラス入学試験の二次試験ではあっさりと全問正解、首席合格を果たす。このQクラス編入はキング・ハデスの命であったが、彼はキング・ハデスの想像以上にキュウたちと親交を深め、同時にキング・ハデスを首領とする冥王星をはっきりと敵視するようになる。そして、キング・ハデスの直系である事に(本当は大叔父に当たるため直に血は繋がっていないが、その事を彼は知らない)言い知れぬ罪悪感と恐怖を感じている。しかし、キュウの真摯な信頼によって心を救済され、自身の呪われた運命に決然と立ち向かっていく。目の前で摩訶不思議な事件が起きれば起きるほど、謎がもっと深まる事を願ってしまうという不思議な性癖の持ち主。
安西国彦 #16〜 (声・鈴木勝美)
伯備テレビジョンに勤めている、『突撃アドベンチャー』のTVディレクター。29歳。「神隠し村」の財宝を発見し、悠々自適の生活を送るのが夢である。
アンドウヒロシゲ #37〜
離陸直後に空中爆発を起こし、羽田沖に墜落した羽田発帝国航空169便の乗客の一人。
イガワハルキ #37〜
離陸直後に空中爆発を起こし、羽田沖に墜落した羽田発帝国航空169便の乗客の一人。
井沢一茂 #93〜
ニューヨークで成功している、新進気鋭の一流カメラマン。出版する写真集は、いくつもベストセラーになっているという。成功した切っ掛けは、手作りのピンホールカメラで撮った『無人の街―マンハッタン』という写真で、非常に芸術性の高い作品だったらしい。義妹である冬美の事が何かと気に入らず、弟が貧乏なのは彼女のせいだなどと言いふらしている。そればかりか、弟にアメリカで写真スタジオを経営させてやるといって、二人を別れさせようとしている。
井沢次春 #93〜
井沢一茂の弟で、冬美の夫。兄と比べて目立つところが無く、兄にも妻にも甲斐性なしと認識されている。兄に遠回しに妻と別れろといわれたが、妻のためにもそれだけはできなかった。そこで、何とか職を得て2人で頑張っていこうと考え、最近は求人情報誌を熱心に読んでいた。しかしある時、青空台駅のホームで風に飛ばされた雑誌を取ろうと手を伸ばしたところ、運悪く電車が入ってきて引っ掛けられ即死してしまう。
井沢冬美 #93〜
井沢次春の妻。29歳。悪い噂ばかりを振り撒く義兄を激しく憎んでおり、一刻も早くくたばって弟である夫が莫大な財産を継ぐ事を夢見ている。
石井美樹 #97〜
咲花小学校5年B組の生徒で、カズマのメル友。10歳。カズマとメールの遣り取りを始めてから、2年が経過しているという。学校では天文部に在籍しており、部活中にUFOらしきものを目撃した。そしてその後、集団でチューリップ畑に向かうA組の子たちを見かけたが、そのただならぬ様子に驚き、みんな宇宙人に操られているのではと思い込んでしまう。
石川 #153〜
団守彦や黒王星彦の、私立中学時代の同級生。何をやっても完璧な団や星彦を妬み、何かと目の敵にしていたらしい。ある時、谷村が教室に貼った雑誌の切抜きで星彦の秘密を知り、谷村たちと手を組んで陰湿な嫌がらせを何度も繰り返していたようだ。
一ノ瀬彰彦 #34〜 (声・上田祐司)
一ノ瀬薫の兄で、一ノ瀬家の次男。20歳。昔は小さかった薫の面倒をよく見ていた優しい兄だったが、母の会社が大きくなって大金が入るようになってからは徐々に人が変わってしまい、悪友たちと夜中まで遊びまわっているという。挙句、母の印鑑を勝手に持ち出して大量の借金を作り、会社倒産の危機を生み出してしまった。そんな理由からか、薫と違って自分達兄弟は母に嫌われていたと思い込んでいる。そのため、朝倉光星が母の遺書を出すと聞いて、自分達に不利な事が書かれているかもしれないと考え、ずっと不安を抱いている。
一ノ瀬薫 #34〜 (声・本井えみ)
美仲中学に通う中学3年生で、キュウの同級生。14歳。キュウとは小学校からの幼馴染みで、その頃からずっと同じクラスだったという。小さい頃は体が弱く、母の花代がいない間は2人の兄たちに面倒を見てもらっていたらしい。少し前に亡くなった母の霊を降ろし、遺書の在り処を話すという朝倉光星に疑問を抱き、降霊術のトリックを暴いて欲しいとキュウに依頼を持ちかける。ちなみに、クラス女子人気投票で連続第一位の美少女である。
一ノ瀬智彦 #34〜 (声・岡野浩介)
一ノ瀬薫の兄で、一ノ瀬家の長男。22歳。昔は体の弱かった薫の面倒をよく見ていた優しい兄だったが、母の会社が大きくなって大金が入るようになってからは徐々に人が変わってしまい、悪友たちと夜中まで遊びまわっているという。挙句、母の印鑑を勝手に持ち出して大量の借金を作り、会社倒産の危機を生み出してしまった。そんな理由からか、薫と違って自分達兄弟は母に嫌われていたと思い込んでいる。そのため、朝倉光星が母の遺書を出すと聞いて、自分達に不利な事が書かれているかもしれないと考え、ずっと不安を抱いている。
一ノ瀬花代 #34〜 (声・横尾まり)
亡くなった夫に代わり、一ノ瀬家の会社を切り盛りしてきた社長。借金で潰れかけていた会社を立て直すため、方々に借金を依頼しては断られる毎日を送っていたらしい。そんなある時、大阪へ飛行機で出向く前に取引先に断られてしまったため、困っていた歌手志望の少女に座席を譲ったところ、その飛行機が爆発事故で墜落してしまった。乗客名簿に名前が確認されたため、彼女はいきなり死んだ事になってしまったのである。しかし、彼女は自分の生命保険金で会社を立ち直らせる事が出来るかもしれないと考え、鍋島清香に全てを伝えて社長業を一任した。自分は整形手術で顔を変え、降霊術師・朝倉光星としての生を送りつつ、陰から会社経営の指揮を執り続けている。
一色はるな #143〜
ネットベンチャー企業の副社長で、国立能力開発研究所にいた子供の一人。16歳。IQ220という超天才的な頭脳を持つ。インターネットビジネスの会社を経営しており、主に経営戦略を担当している。甲賀所長と堀枝貴之によってその才能を見出され、研究所で暮らす事になった。しかし、結局のところ超能力といったものは全く無かったため、それを理由に堀枝によってかなり酷い性的虐待を受けていたらしい。甲賀所長の死をきっかけに研究所は閉鎖され、長く共に暮らした仲間たちとも離れ離れになってしまったが、熊倉透と協力して何とか生計を立てていった。そして、心に深い傷を負ったまま4年が経ったある時、かつての仲間だった北神光失踪の真実を知る事となった。それ以来、自分たちから大事な仲間を奪った堀枝を激しく憎んでいる。
猪木 #158〜
棲龍館ホテルで起きた殺人事件で、駆り出されて来た県警本部の刑事。大した証拠もない内からリュウを雨洞拓摩殺害犯と決め付け、その後の殺人事件でもリュウを犯人と断定して追い続ける。
岩崎慎吾 #101〜
霧雨家の主治医を務めている医者。47歳。霧雨左門が全身不随となって以来、定期的に往診している。
岩清水広樹 #16〜 (声・緒方賢一)
伯備テレビジョンに勤めている、『突撃アドベンチャー』のTVプロデューサー。42歳。あまり褒められた性格はしていないが、彼なりにテレビに関わる者としてのプライドを持っている。しかしそれ故に、一度頭に血が上ると手がつけられないほどの癇癪を起こす。
岩留守人 #60〜 (声・家中宏)
都丸ヶ丘小学校に勤めている、理科の教師。32歳。理科室や理科準備室の管理責任者であり、実験動物の麻酔や薬殺などに時々毒物を使用しているらしい。太刀川瞳に好意を寄せているが、相手にされていない。
雨洞拓摩 #154〜
棲龍館「九の館」のオーナーで、元天草家の執事。他の使用人たちと天草家の財産を分け合い、棲龍館の一つを手に入れて大層裕福な暮らしが出来るようになった。しかもそれだけでは飽き足らず、館をホテルに改装して営業、一端の経営者となっている。ちなみに、まだ執事として働いていた頃、娘が駐車場で何者かに轢き殺されるという事件があった。長い間犯人は分からずじまいだったが、最近になって紅城響介が犯人だと思い込み、彼の事を激しく憎んでいる。
江上 #54〜 (声・楠見尚己)
渋澤学院高校周辺を管轄としている刑事。始めはリュウたちの事を快く思っていなかったが、大林一樹のアリバイに関する推理でリュウの事を認め、積極的に協力するようになる。
海老塚光治 #157〜
棲龍館「八の館」のオーナーで、デザイン会社社長。ノリがいい明るい性格で、昔は少年探偵団に憧れていたという。現在はサー・カロンによって成り代わられており、本物の彼は一時的に拉致されたと思われる。
絵部鏡子 #60〜 (声・永澤菜教)
都丸ヶ丘小学校に勤めている、音楽の教師。29歳。新米の太刀川瞳が生徒達に人気があるのが気に入らず、色々と難癖をつける。
エミコ #34〜
美仲中学に通う中学3年生で、キュウの同級生。14歳。一ノ瀬薫とは友達で、彼女にキュウがDDSに通っている事を教えてあげたらしい。
大井英次郎 #40〜 (声・辻谷耕史)
京宝軽井沢映画祭をまとめているイベントマネージャー。26歳。キャンペーンガールの一人である氷川美鈴と付き合っていたが、彼女が転落死してからは、抜け殻のように仕事をこなす毎日を送っていた。だが、ある時彼女の死の真相を知ってしまい、栗田姉妹に激しい憎悪を燃やしている。
大川 #37〜
大阪で会社を経営している社長。一ノ瀬家の会社の取引先だったが、一ノ瀬花代が来る前に頼まれていた借金を断った。不況の煽りを受け、財政状態がギリギリであるらしい。
大木奈江 #39〜
殺された劇団員の同僚で、彼と交際していた女性の一人。28歳。突然別れ話を切り出され、被害者を恨んでいた。
大島康志 #15〜
高田馬場大学に通っていた、トレジャーハンティング部に所属する大学生。頭の鋭さでは定評があり、春休みの1ヶ月間ずっと神隠し村の秘密を調べていたらしい。その結果、ひょうたん村と「神隠し村」の真実を知り、部の仲間に打ち明けようとした矢先に殺されてしまった。遺体はひょうたん村の墓場に隠され、神隠しとして片付けられてしまっている。
太田黒保 #34〜 (声・秋元羊介)
一ノ瀬家の執事。52歳。DDCの依頼を受け、密かに七海と入れ替わる。
大俵 #19〜 (声・西村知道)
ひょうたん村や「神隠し村」が管轄の県警警部。独断で墓を暴いたキュウたちを村から追い出そうとするが、QクラスのDDNを見せられて態度が豹変し、掌を返したように協力的になる。
鳳玄妙 #125〜
夜桜村に住んでいる芸術家の一人で、才能ある天才彫刻家。68歳。1年前に日比谷宗匠が殺された時、偶然犯人の顔を見ていたらしい。以後、事件現場である「魔の13番コテージ」を借り切って籠り、犯行中の犯人をモチーフに一世一代の新作に取り掛かっている。よりリアルさを追求するため、当時の容疑者をわざわざ招待状まで出して村に集め、殺人の恐怖を直に体験しながらの製作を行っているという。そうして生み出した作品を世に出す事で、殺人犯を告発しようと考えているようだ。それだけに非常に用心深くなっており、食事を運んでくる月村菊絵を除き、誰一人として中には入れさせないようにしている。また、東探偵が千鱗龍を開ける所を目撃したため、彼も開け方を知っているようである。ちなみに、彼は声帯の手術によって声を失っており、会話や意思疎通は全て筆談かモールス信号で行われている。
大林一樹 #51〜 (声・小西克幸)
渋澤学院高校に通っている、特Aクラスの1年生。15歳。渋澤第一中学出身で、その頃は映画研究部に所属していた。成績はクラス最下位であり、リュウが入ってきたせいでクラス落ちの危機に瀕している。素行もあまり良くなく、下位クラスの連中とつるんで夜中に寮を抜け出したり、女子の部屋に入り込んで良からぬ事をしていたりすると囁かれている。そのせいか、コレクター候補の筆頭に上げられてしまっているらしい。
大室良介 #39〜 (声・真殿光昭)
世紀出版の社員で、週刊少年トップの編集部員。31歳。ジョンソン五木の担当者で、彼が殺された日には原稿待ちのため、現場近くのペンションに宿泊していた。ジョンソン五木に対しては、相当の恨みがあったらしい。
大和田晋 #16〜 (声・葛城政典)
伯備テレビジョンに勤めている、『突撃アドベンチャー』のTVカメラマン。32歳。昔、疫神教の信者だった事があるらしく、3年前まで半年ほど「神隠し村」に住んでいたという。
小椋絵美菜 #51〜
渋澤学院高校に通っていた、特Aクラスの1年生。渋澤第一中学出身で、その頃は映画研究部に所属していた。大女優の娘で、頭が良くて成績は学年トップ、しかも明るくてクラスの人気者であったという。しかし実際は、厳しい両親と優等生であり続けるというプレッシャーに、ずっと長い間苦しんでいたらしい。そんな中、高校中退の売れない役者と知り合い、交際し始めて徐々に恋人となっていった。だが、母親が反対する事は目に見えていたので、1ヶ月前に高校から失踪、恋人と共に駆け落ちしたのである。学校は家族の希望によって長期欠勤扱いになっているが、彼女自身もう戻る気はないようだ。
織田島平次 #35〜 (声・斎藤志郎)
警視庁捜査一課警部。45歳。降霊術師・朝倉光星が殺された事件の担当者である。
鬼首独郎 #91〜 (声・千葉繁)
団守彦の懐刀と呼ばれている、DDC及びDDSの科学班主任。様々な探偵ツールの開発から科学捜査に至るまで、全てを総括している天才科学者である。しかし同時に、キュート(?)なドクロ「エリザベス」を片手に、ドクター・ドクロと称している変人でもある。趣味の部屋には、殺人事件の被害者の頭骨を型に取り精密に作った樹脂製のドクロ、やりかけのままで生首のように見える復顔術の模型など、多くの不気味な物体が置かれている。また、自宅(キンタ曰く「ネコも住まない廃屋」)には2000体のドクロ標本があり、その全てに名前を付けていてしかも見分けも完璧につくという。
尾花俊之 #83〜 (声・西村知道)
鷹飛勝五郎の第一秘書。42歳。鷹飛が別荘に行ったきり連絡が取れないため、万が一に備えてDDCの探偵に同行して欲しいと依頼する。
海堂 #61〜 (声・中嶋聡彦)
鳴沢家の執事。柔道・剣道合わせて九段の腕前で、更にヘリも操縦できるという。カズマの送迎などの世話を全て引き受けている。
カオリ #28〜 (声・茂呂田かおる)
冥王星の下位メンバー。京宝軽井沢映画祭の事件、そして幻奏館での事件の担当者である。事件に首を突っ込んできた雪平桜子を自ら始末しようとしたり、正体を見抜かれた七海や本郷にナイフを持って立ち向かったりと、およそ冥王星らしくない行動を取る。サー・カロンの命により、タナトスを真木慎太郎に成り代わらせてDDSへ侵入させ、隙あらばメグを始末しようとする。しかし、幻奏館においてリュウに重傷を負わせるという大失態を侵してしまい、ケルベロスの催眠を受けて廃人同様にされてしまう。以降は警視庁に収監され、囚人用の拘束服を着せられて何とか命を保っている。
加賀美麗 #16〜 (声・渡辺明乃)
伯備テレビジョンに勤めている、『突撃アドベンチャー』のアシスタントディレクター。25歳。元高田馬場大学の学生で、トレジャーハンティング部に在籍していた。大島康志の友人であり、彼が失踪した時の田んぼを目撃した内の一人でもある。その後も、何度か仕事で「神隠し村」を訪れていたらしい。
梶原 #158〜
県警本部の刑事で、猪木の部下。押しの弱い性格で、おまけに高所恐怖症らしい。
片桐紫乃 #3〜 (声・久川綾)
DDCの社員であると同時に、団守彦の助手も務める秘書兼恋人。ダイイングメッセージの解析を得意としているほか、空手と柔道のどちらも二段の腕前である。実は本郷巽や七海光太郎と同じ記念すべきDDS第一期生であり、団だけでなく連城暁の教えも受けていたという。団の寿命が残り少ない事を知る唯一の人物であり、不安に苛まれる日々を過ごしている。
カトウ #139〜
とあるカジノのトランプ・ディーラー殺人事件の容疑者の一人。219号室に泊まっていたらしい。
狩野一青 #125〜
夜桜村に住んでいる芸術家の一人で、日比谷宗匠の弟子でもあった日本画家。19歳。1年前に師匠が殺された際、夜桜村にいたメンバーの一人である。天才少年画家として、美術界では有名な存在らしい。師匠である日比谷には自分のテーマを横取りされた事があり、ずっと恨んでいたという。1年前の殺人事件現場をモチーフに、新作に取り掛かろうと意気込んでいる。
神木田寛 #125〜
美術商。39歳。1年前に日比谷宗匠が殺された際、夜桜村にいたメンバーの一人である。当時は商売上の理由により、日比谷をひどく恨んでいたらしい。鳳玄妙の招待状によって夜桜村に来た時、鳳のコテージの扉に書いてあった犯人への「忠告」を、彼は犯人である菊絵への警告文だと考えており、ずっと彼女を疑っている。
神近環 #118〜
姫百合学院高等部に通っている、2年桜組のクラス長。16歳。演劇祭ではヒロイン「キャスリン姫」を演じる事になっており、女装したリュウが男装して演じる「リチャード王子」とパートナーとなる。
神屋桔梗 #156〜
棲龍館ホテルで働いている、ベルガールのアルバイター。建築家志望で、九頭龍匠の大ファンらしい。アルバイト先を決めた理由もそこにあるという。
鴨志田勇人 #特別編1〜
元流星高校の生徒で、スキー部OBの一人。黒樹彩子に誘われて、スキー部時代の仲間と共に氷牙峠で行われている山スキーツアーに参加している。昔から鷺沼と行動を共にする事が多かったせいか、黒樹から腰巾着などと揶揄されている。また、彼は高校時代から三枝舞子の事が好きだったが、その事を彩子は知っていたため、よく舞子の姿をした彩子に嵌められ笑いものにされていたという。そういった理由から、少なからず彩子には恨みがあるようだ。
神原 #60〜 (声・稲葉実)
都丸ヶ丘小学校に勤めている、教頭を務めている教師。アフリカやアマゾンの部族に関係するものを集めるのが趣味で、南米にも民族学研究の名目でよく赴いているらしい。持ち帰った工芸品は、種類別にして理科準備室や資料室に保管している。
神田 #95〜 (声・野沢雅子)
迷路小路の付近に住んでいるお婆さん。首なし女を見た事があり、その時は腰が抜けるほど驚いたという。結婚済みの息子が一人いるが、少し前に嫁がおかしくなってしまって、結局別れてしまったらしい。
木崎正雄 #45〜 (声・桐本琢也)
栗原操が設計したマンションの建設現場で働いている、元スタントマンの鳶。27歳。アクション俳優としてデビューが決まった矢先、バイトの現場の事故で右足を負傷、俳優業はお流れとなってしまったらしい。
北神光 #144〜
身寄りの無い孤児で、国立能力開発研究所にいた子供の一人。ずっと一緒で兄弟同然だった室根久人と共に、堀枝貴之によってサイコキネシスの可能性を見出され、研究所で暮らす事になった。しかし、一向に成果が出なかったばかりか、それを理由にかなり酷い性的虐待を受けていたらしい。頭が良く鋭い勘の持ち主であったため、それが堀枝の癇に触ったのも原因の一つである。その上研究所の閉鎖話が持ち上がった時は、さも能力に目覚めたかのようなパフォーマンスまでさせられたという。そして4年前、エスカレートし続ける虐待によって、遂に彼は命を奪われてしまったのである。しかも、発覚を恐れた堀枝の手によって遺体は自分の部屋の壁に塗り込められ、金庫から金を盗んで失踪した事にされてしまった。
切り裂きジャック #4〜
1888年、ロンドンの貧民街イーストエンドを舞台に殺人を繰り返していた殺人鬼。山高帽を被った長いコート姿で、何人もの人間を大きなナイフでバラバラに切り刻み、反抗を綴った手紙を嘲笑うように警察に送り続けたという。Qクラス入学試験における、戦時中に霧咲島で起こった事にした事件のモデルとされた。
貴美子 #31〜
団探偵事務所が創設2年目の頃、訪ねてきた依頼人。父親が亡くなった後、勘当同然だった兄に半分以上の土地を騙し取られてしまったのである。その事に気付いたのは何年も経った後であり、弁護士には民事の時効はもう過ぎていると取り合ってもらえなかったため、団守彦を頼ってきたのだという。
霧島想七太 #65〜 (声・桐本琢也)
弓削雅臣の弟子で、バイオリニスト。30歳。心霊現象などのオカルトめいた事を信じやすい性格で、毎日かかってくる無言電話に心底怯えている。8ヶ月前に宝生美鶴の車を借りて、「たまたま」壊れたガソリンメーターに気付かずガス欠ギリギリまで使った事があり、そのせいで彼女の車は吹雪の中で停止してしまった。
桐原政江 #17〜 (声・亀井芳子)
ひょうたん村の住人で、梁山泊の仲居。66歳。DDCの依頼により、キュウたちが村を訪れる前に七海と入れ替わったと思われる。
霧雨右近 #100〜
霧雨家の長男で、キンタの幼馴染み。17歳。霧雨左門の先妻の息子であり、葉月は義母に当たる。それ故、他の三姉妹との血の繋がりは無い。幼い頃は正に天才美少年という感じで「神童」といわれ、何でもそつなくこなす真正の天才であった。また、この頃に九頭龍匠の言伝を聞かされて以来、ずっと彼の描いた3枚の掛け軸が気になり、その神秘的な美しさと秘められた謎に強烈に惹き付けられていた。小学2年生の時に完璧な模写を仕上げたのも、そんな強い気持ちあっての事である。だが、7年前の事故で父が全身不随になってしまった時、それが葉月や2人の義姉の仕業である事に薄々感付いた彼は、自らの命を守るためにおかしくなったフリをする事にした。そして同時に、義姉たちに悟られないよう気を配りながら、必死で掛け軸の謎に挑戦し続けたのである。そして3年前、遂に謎を解き明かす事に成功し、暗闇寺に4枚目の絵がある事を突き止めた。しかし、九頭龍の言伝を守るためには義姉たちに気付かれてはならないと考えて、肝試しを利用して幽霊の噂をでっち上げた。おかげで誰も近付かないようになったため、時々こっそりと寺を訪れ、4枚目の絵を眺めているようだ。後に自身の才能を役立てようと、近松すみれと共にDDSを受験、Aクラスに入学する。ちなみに、あまりにも早熟の天才であったが故に、ひらがなの文字を時々入れ換えて書いてしまう癖がある。
霧雨左門 #101〜
霧雨家当主で、元医者。52歳。7年前に先妻が病気で亡くなった後、3人の娘を連れた葉月を後妻として迎える事となる。その少し後に葉月たちに殺されかけ、その影響で全身不随状態が続いていたが、少しずつ回復し最近は上半身だけは動かせるようになった。しかし、相変わらず下半身は全く動かないため、自力での行動は不可能である。また、いつ再び命を狙われるかわからないため、回復しつつある事を隠し全身不随のフリをしている。右近がおかしくなってしまった事の真相は薄々気付いているため、彼が当主としてやっていける歳になった事を素直に嬉しく思っている。ただ、蒔と碧が右近に危害を加える可能性は充分にあるため、不安な日々を送っている。九頭龍匠が描いた3枚の掛け軸を事のほか大事にしており、例え家族といえども自分の了承無しに見る事を固く禁じているが、それは九頭龍の言伝をずっと守り続けているからに他ならない。その言伝とは、掛け軸の謎を解いた者だけが、掛け軸を相続できるというものである。
霧雨朋江 #101〜
霧雨家三女で、義母・葉月の先夫の連れ子。18歳。幼い頃から随分と不自由な生活を強いられていたらしく、母親の死や父親の再婚といった他人の都合に振り回されてばかりいたらしい。そして父の死後は、義母や義姉たちに悉く邪魔者扱いされ、彼女らに対する恨みは日に日に募っていった。そして同時に、自分に関わる全てが煩わしくなり、一人になって自分だけの人生を生きてみたいと思うようになっていった。その結果、目的のために何をしても決して動じない、強固で冷徹な心の持ち主となり、じっと機を伺っている。ただ、義弟である右近の事は本当に気に入っており、彼と二人でならうまくやっていけるのではとも考えている。
霧雨葉月 #102〜
霧雨左門の後妻で、蒔と碧の実母。霧雨家の財産を手にするため、7年前に左門を騙してまんまと霧雨家の一員となった。左門にフグ毒を盛って殺そうとし、更に念のため階段から突き落とすなど、冷酷極まりない性格。先夫の連れ子である朋江の事も、タダでこき使えるメイドくらいにしか考えていなかったようだ。左門の始末に失敗してからしばらく後の満月の夜、朋江に離れの2階の窓から突き落とされ、「月」という血文字を残して亡くなった。この時、満月が描かれた九頭龍匠の「月」の掛け軸が外れて床に落ちていたため、血文字と相まって描かれている幽霊の呪いだという噂が広まったらしい。ちなみに、性格とは裏腹に書道の心得があったようで、彼女の直筆による掛け軸が家に残されている。
霧雨蒔 #101〜
霧雨家長女で、母・葉月と先夫の娘。28歳。妹の碧以外は血の繋がりが全く無いため、完全に赤の他人として認識している。妹よりも人を見る目があるのか、右近の演技を薄々見抜きかけている節がある。7年前に母が死んでしまったため財産の相続は諦めたが、今度は九頭龍匠の掛け軸を売り払い、妹と二人で東京に出て優雅に暮らしたいと考えている。
霧雨碧 #101〜
霧雨家次女で、母・葉月と先夫の娘。24歳。姉の蒔以外は血の繋がりが全く無いため、完全に赤の他人として認識している。姉ほどの観察力は無いらしく、右近を見た目通りの間抜けと信じ切っている。7年前に母が死んでしまったため財産の相続は諦めたが、今度は九頭龍匠の掛け軸を売り払い、姉と二人で東京に出て優雅に暮らしたいと考えている。
久遠紅子 #118〜
姫百合学院高等部に通っている、2年桜組の生徒。17歳。演劇祭の出し物における脚本を担当しており、オリジナル戯曲「吸血鬼カーミラの愛と死」を書き上げた。現在、この脚本に沿って練習が行われている。
草加幸代 #34〜 (声・堀越真己)
一ノ瀬薫の叔母で、一ノ瀬花代の妹。35歳。薫の親代わりとしての立場を利用し、薫に遺産が相続された時はそれを全て自分たちの管理下におこうと考えている。
草加昌平 #34〜 (声・星野充昭)
一ノ瀬薫の叔父で、一ノ瀬花代の義弟。40歳。薫の親代わりとしての立場を利用し、薫に遺産が相続された時はそれを全て自分たちの管理下におこうと考えている。
楠木桜 #79〜
楠木家初代当主の娘で、二代目の妻。74歳。55年前に現れた九頭龍匠に一目惚れし、彼から貰った紫雲龍を何よりも大切にしている。九頭龍の面影があるリュウをとても気に入り、紫雲龍を見せてあげたり一晩泊めてあげたりと世話を焼いてくれる。年のせいか狭心症の発作を起こしやすく、余命はあまり無いと思われる。
楠木翔悟 #80〜
楠木家の3代目当主で、陶芸家。52歳。紫雲龍を巡って両親が争うのを幼い頃から見てきたため、彼自身も紫雲龍の存在を疎ましく思っている。しかしそれは、九頭龍匠の天賦の才能をまざまざと見せ付けられる事で、自身の築き上げてきた技術や地位が全て空しく思えてしまうからでもある。
楠木強 #80〜
楠木家の長男で、フリーター。22歳。父の後を継いで4代目の陶芸家になる気はさらさら無く、むしろ祖父や曽祖父の作品を勝手に売り払っているらしい。その金で一旗上げようとしては失敗し、途中で投げ出すといった事を繰り返しているという。そして今度も、陶器の手入れの日にドサクサで紫雲龍を後藤に売却し、一儲けしようと企んでいる。
楠木遥 #80〜
楠木家の長女で、中学3年生。14歳。人見知りの無い明るい性格で、祖母にもよく懐いている。
九頭龍匠 #47〜
建築家・彫刻家・画家・作曲家・詩人という様々な顔を持つ、万能の天才とまでいわれる多才な芸術家。1909年生まれ、没年不詳。若い頃にイギリス留学の経験があり、九頭龍日記を書いた1950年代にはヨーロッパを外遊中であった。日本におけるトリックアートの先駆者であるといわれているが、一般的には経歴などについては一切が謎に包まれている。また、どんな取材でも絶対に写真は撮らせなかったため、一般的には顔写真などは一切出回っていない。彼の創作への情熱はある日突然燃え上がり、9つの作品を作り上げた途端に消え失せてしまうため、決して同じものを10作以上は作らなかったらしい。現存するのは彼の作といわれる作品群のみであるが、世界中に根強いコレクターがいる。実はリュウの直系の曽祖父であり、同時にキング・ハデスの実父でもある。そして、右腕に冥王星の紋章に告示した痣がある。疑心暗鬼に駆られ、結果として黒王星彦がキング・ハデスとなる切っ掛けを作ってしまったため、生涯ずっと後悔し続けていたようだ。
熊倉透 #143〜
ネットベンチャー企業の社長で、国立能力開発研究所にいた子供の一人。17歳。身寄りの無い孤児であったが、紛れもなく数学の天才である。インターネットビジネスの会社を経営しており、主にプログラミングを担当している。甲賀所長と堀枝貴之によってその才能を見出され、研究所で暮らす事になった。しかし、結局のところ超能力といったものは全く無かったため、それを理由に堀枝によってかなり酷い性的虐待を受けていたらしい。甲賀所長の死をきっかけに研究所は閉鎖され、長く共に暮らした仲間たちとも離れ離れになってしまったが、一色はるなと協力して何とか生計を立てていった。そして、心に深い傷を負ったまま4年が経ったある時、かつての仲間だった北神光失踪の真実を知る事となった。それ以来、自分たちから大事な仲間を奪った堀枝を激しく憎んでいる。
栗田澄香 #39〜 (声・中川亜紀子)
京宝軽井沢映画祭に、コンパニオンとして参加していたキャンペーンガールの一人。映画祭開催当日の朝、前夜から宿泊していた会場の控え室で、死体となって発見されたという。3ヶ月前の晩、妹の礼香と共に幽霊の格好をして露天風呂で入浴中の氷川美鈴を驚かせたが、そのせいで美鈴は川岸の岩場に転落死してしまったため、ずっと罪の意識に怯えていた。少し前に映画の主役になる事がほぼ内定した頃から、脅迫状を送られてきていたらしい。
栗田礼香 #39〜 (声・椎名碧流)
京宝軽井沢映画祭に、コンパニオンとして参加しているキャンペーンガールの一人。19歳。姉である澄香の死に疑問を持ち、真相究明をDDCに依頼する。3ヶ月前の晩、姉と共に幽霊の格好をして露天風呂で入浴中の氷川美鈴を驚かせたが、そのせいで美鈴は川岸の岩場に転落死してしまったため、ずっと罪の意識に怯えている。花粉症の症状がきつく、山咲夏実から薬を分けてもらっている。
栗原操 #45〜 (声・久川綾)
沢田の婚約者で、とある設計事務所に所属する設計士。28歳。子供の頃から父親にひどい仕打ちを受けていたため、10年前に蒸発した父親を今でも激しく憎んでいる。沢田の父親の依頼で、自分たちが住む事になるマンションの設計を担当する事になり、設計後も時々建設現場に下見に来ている。
黒樹彩子 #特別編1〜
元流星高校の生徒で、スキー部OBの一人。三枝舞子の双子の姉であり、お互いに5千万円の生命保険金を掛け合っている。高校中退後に勤め始めた保険会社の外交員としての初めての仕事でもあり、ついでに夫のケンジと子供にも計2億円の生命保険をかけておいた。ところが、つい半年足らず前にケンジと子供は事故で亡くなり、それによって2億もの保険金が手元に残る事になってしまった。表面的には平然として、手に入った大金で遊び呆けて豪勢な暮らしを楽しんでいるように見えるが、二人を失った穴は少しも埋まらず精神的にすっかり参ってしまっている。かなりヒネくれた天邪鬼的性格のようで、何か辛い事があると逆に大はしゃぎして大顰蹙をを買ってしまう、といった事はよくあったらしい。そんな時、妹が大量の借金を抱えて苦労している事を知り、冥王星に依頼して自分を殺す計画を立ててもらう。そうすれば、妹に自分の保険金が下り、最初で最後の恩返しが出来ると考えたからである。そして計画は立案され、その手始めとしてかつてのスキー部仲間を招集、氷牙峠で行われている山スキーツアーに全員で参加する。
黒木蘭子 #118〜
姫百合学院高等部に勤めているシスター。43歳。気に入った生徒をファーストネームで呼ぶという癖があり、生徒間では「目を付けられた」という表現をされている。そして、その生徒にはいちいち着替えを手伝わせて、わざと胸元の火傷痕を見せるという悪趣味の持ち主。尤も、火傷自体はかなりひどいものだったらしく、腕を上げるだけでも突っ張ってしまい、服などを着る時は生徒がいれば必ず手伝うように頼むらしい。
黒住小五郎 #17〜 (声・塚田正昭)
ひょうたん村の住人で、梁山泊の主。58歳。財宝目当てに外からやってくる輩を快く思っておらず、事ある毎に脅かして帰らせようとする。
黒住亮 #17〜 (声・千葉進歩)
「神隠し村」の住人で、梁山泊別館の管理人。25歳。熱心な疫神教の信者で、唯一教祖の手話を理解できる側近のような存在。目の前で殺人が起きていてもそれを神隠しだといってのけるなど、異常なまでに疫神様を盲信している。
桑田義彦 #45〜
栗原操の設計したマンションの建設に反対しているフリーライター。28歳。建設現場の騒音で眠れないといっては、落書きなどの嫌がらせを続けている。
桑田利恵 #141〜
イタリア料理シェフ。20代後半。Qクラス抜き打ち入れ替え試験のために用意された架空の被害者で、遺体はドクター・ドクロのお手製人形である。
ケンイチ #136〜
医者を目指して受験勉強中の、高校3年生。4〜5年前に父親を亡くし、今は母子家庭である。
ケン・L・ベルローズ #76〜
キング・ハデスの信頼厚い、冥王星の大幹部。1976年生まれの25歳。「ケルベロス」という通称で通しているが、一般人として行動する時は「鈴原賢一」という偽名を使う事もある。懐中時計を使った催眠術を得意としているほか、瞬間記憶能力をも持ち合わせており、13〜14歳の頃には国立能力開発研究所にいた事もある。頭脳はもちろん心技体全てに優れており、彼の立てる殺人計画には一分のスキも無い。キング・ハデスに直接指導を受けたというその才能は、サー・カロンをも遙かに凌ぐ。失敗続きのミス・カオリを「処分」した後は本格的に動き出し、霧雨家の連続殺人事件などの非常に高度な計画立案を担当・実行していく。かつて国立能力開発研究所で起きた事件も、彼の立てた計画によるものであった。また、時々DDSと関わり合いになるという偶然さえも逆手に取り、DDSに勝負を挑みつつリュウに心理的な揺さぶりをかけたりもする。霧雨家の事件で団守彦に完敗した事により、一時的に警視庁特別拘置所に収監されるも、七海光太郎を手玉に取ってあっさりと脱獄に成功した。
ケンジ #特別編1〜
黒樹彩子の夫で、鷺沼正の兄。三枝舞子にずっと片思いされていたようだが、彼自身がそれに気付いていたのかどうかは不明。ある時彩子と出会って恋に落ち、子供が出来た事をきっかけに二人は結婚、ほんの僅かな幸せを享受していたらしい。しかし、子供と共に車で出かける途中、事故に遭って二人とも死亡してしまった。
ケン・ブライアント #90〜
20年ほど前のアメリカで、とある殺人事件の容疑者となった人物。
甲賀 #142〜
4年前に密室で怪死した、国立能力開発研究所の所長。当時は超能力者発掘が一向に上手くいかず、予算をどんどん削られて困り果てていたらしい。そんな時、末次スクラップ工場から研究所の敷地を買い取りたいという話を聞き、彼は一も二もなく飛びついた。そして、研究所を閉鎖して売却する方向で話が纏りかけていた矢先、サイコキネシスで殺されたとしか思えない謎の死を遂げてしまったのである。当時の彼は酷いノイローゼだったといい、毎晩睡眠薬のお世話になっていたという。
郷田京助 #3〜 (声・千葉進歩)
DDSのAクラスに所属する、数学の天才。19歳。17歳の時、数学オリンピックで世界ランキングに入った経歴の持ち主。Aクラスのトップを占める4人の内の一人であり、Qクラスに入る事を目標としている。Qクラス編入最終試験では、エキストラ兼被害者としてパズル王の受験生を演じる。
強羅久史 #84〜 (声・水野龍司)
金鬼建設の社員で、陣中村ダム建設の担当役員。45歳。鷹飛代議士と会社のパイプ役を務めており、様々な策謀を巡らせている。
黒王星彦 #49〜 (声・納谷悟朗)
団守彦の旧友にして、キング・ハデスを名乗る冥王星の首領。「人間は上手く導いてやれば、操り人形のように自由に動かす事が出来る」という持論の元、数え切れないほどの迷宮入り未解決事件を生み出している。黒百合と九頭龍匠の間に生まれた天才児であったが、犯罪者であった母の事はあまり好きではなかった。彼女の経歴のおかげで、周囲からは絶えず白く冷たい目で見られて育つ事になってしまったためである。逆に父である九頭龍の事は誰よりも尊敬し、月に2〜3度会いに来てくれるのが何よりも楽しみだった。私立中学に進学した時に団と知り合い、この頃でもう既に勉強も運動も実力伯仲であったという。それからは最良の友・最大のライバルとして競い合い、お互いになくてはならない存在となっていった。そんな時、谷村らが母の事を学校で暴露し、かつ陰湿な嫌がらせまで行うようになった。団は気にするなといってくれたが、団が母の事を密かに調べ上げていた事を知ってしまった事で、団に対する信頼は気付かない内に少しずつ失われ始めていった。その後、団が谷村らを殴って謹慎処分となったため、その事実を悟り団の復帰を待って自分なりの復讐を行うが、残念ながら理解は得られず逆に咎められる事となり、二人の関係は完全に壊れてしまう。転校してしばらく後、天草春子を不慮の事故から救うが、父にはこの一件が「愛人の子が正妻の子を殺そうとした」ように見え、異常な警戒心を生み出させてしまった。その結果、父によって棲龍館「七の館」の地下牢獄に長きに亘って幽閉され、深く苦しい絶望を味わう。彼は正にこの時、母と同じ「犯罪芸術家」としての道を歩む事を決意し、知恵を絞って牢獄を脱出し父を殺したと思われる。それからほどなくして冥王星を結成、様々な犯罪計画を立ち上げては、団を始めとするDDCと対決していく事になる。また、早くから父の直系であるリュウの天才ぶりに目を付け、天草家の使用人たちを焚き付ける事で天草家を崩壊させて、9年前に自らの孫としてのリュウを手に入れる事に成功する。リュウには後継者としての英才教育を叩き込み、更にそのための環境や状況を着実に整えていった。DDSのQクラスへ入らせたのは、最後の仕上げのための下準備である。その仕上げとは、かつての自分と同じように、信じていたDDSの仲間に裏切られるというシチュエーションを作り出し、深い絶望を味合わせて自ら2代目キング・ハデスとなる事を望ませる事にある。
黒王百合華 #152〜
天才的な犯罪者で、冥王星の開祖ともいえる殺人プランナー。旧華族の出身で、通称「黒百合」。他人に恨みを持つ人物に接触を図って殺人計画を授ける「殺人教唆」を繰り返していたらしく、それによって生み出された迷宮入り事件は数十にも昇るという。1946年に逮捕され、後に自殺した。実は九頭龍匠の愛人のような存在で、キング・ハデスの母親でもある。九頭龍を半ば脅して棲龍館「九の館」を設計させ、椒圖の間に恐るべき仕掛けを施した。自分がいなくなった後、人手を転々としていくに連れて館の名と意味が失われる事を嫌い、館そのものを焼失させる罠である。それは、閉じるを好む椒圖にヒントを得たもので、椒圖の間にある二つの扉「巻き貝」「蛙」を同時に開いた後に閉じると、その5分後に館は紅蓮の炎に包まれるというもの。それまでに蛙の扉を開いて脱出すれば助かるが、間違って巻き貝の扉を開けるとその瞬間に罠が発動、館にいるもの全てが焼死する事になる。
木暮純也 #51〜 (声・飛田展男)
渋澤学院高校に通っている、特Aクラスの1年生。15歳。渋澤第一中学出身で、その頃は映画研究部に所属していた。学年中トップの成績を誇るが、性格はかなり陰湿で妬み深い。自分より成績のいい小椋絵美菜を嫌っていたため、学院内の映画愛好者の掲示板で、「ANIME」が「EMINA」であると思い込んだ途端、20人近いハンドルネームを一人で駆使して中傷し追い詰め、ネット内とはいえ自殺に追い込んでしまったほどである。また、中学3年の頃、富永雅士にも幾度となく嫌がらせをしていたという。リュウの部屋のパソコンにスナッフムービーもどきの映像を仕掛けるなど、嫌がらせをして学院から追い出そうとする。
後藤 #80〜
楠木強の知り合いの骨董商。紫雲龍が欲しくて、強に取引を持ちかける。
五島田学 #65〜 (声・井上倫宏)
弓削雅臣の弟子兼世話係で、バイオリニスト。24歳。宝生美鶴とは違うタイプだが、彼女同様紛れもなく20年に一人という逸材である。宝生美鶴とは深く愛し合った恋人同士であったため、いくら彼女の成功のためであったとはいえ、あの大雪の日に演奏会の日程を入れてしまった事を今でも悔やんでいる。そして同時に、彼女が指を失う直接の原因が自分の兄弟弟子たちにあると知ってからは、彼等の事を激しく憎んでいる。
コレクター #51〜
ホームページ「ネットロア」で話題になっている、スナッフビデオの収集者。渋澤学院の寮生で、成績はトップクラスであるという。だが、かなりの偏屈屋で、自分の部屋には誰一人として入れさせないらしい。ビデオの中には、少し前に学院で行方不明になった「ナミエ」という女生徒のものもあるらしい。
近藤高志 #117〜
警視庁の特別拘置所に勤めている巡査。中村と二人で、収監されたケルベロスの世話及び見張りを任されている。彼は例え犯罪者相手でも良く話を聞いてやる性分らしく、自分でも気付かない内に予備暗示に引っ掛かり、少しずつ催眠誘導されていっている。
サー・カロン #47〜
冥王星の大幹部で、キング・ハデスの腹心。組織の幹部たちを纏め上げ、鉄の忠誠心を持って冥王星という巨大組織を管理運営している。8年前に団守彦らによって追い込まれた際、団と連城暁を負傷させる事には成功したが、連城と揉み合って川に転落したために顔の左側に傷を負わされた。それを隠すため、常時セラミック製のマスクをつけている。傷を付けた連城への恨みは未だ衰えておらず、その憎しみは団に向けられている。
三枝舞子 #特別編1〜
元流星高校の生徒で、スキー部OBの一人。黒樹彩子の双子の妹であり、お互いに5千万円の生命保険金を掛け合っている。学校ではアイドル的存在であったらしく、多くの男子から注目されていたようだ。落ち着いた物腰と、控えめで大人しく優しい性格に起因するものと考えられる。小さい頃から姉の言動に振り回され、しかもその後始末ばかり任されていたため、心の底から姉を嫌っている。そればかりか、ずっと長い間好きだったケンジまでも姉に取られてしまい、ヤケになって適当に出会った男と結婚してしまう。しかしその男は、ヤクザ紛いの金貸しに5千万という大量の借金を背負わされて蒸発、全ての負債を自分で抱える羽目になった。決して人に言えないような仕事で借金を返していたある日、姉が夫子を一度に亡くし、2億もの保険金で遊び呆けているという話を耳にする。その時以来、姉に対する憎悪は増す一方だったが、そんな時に姉にスキーツアーに誘われた。多少戸惑いながらもスキー部時代の仲間と共に、氷牙峠で行われている山スキーツアーに参加する。
鷺沼正 #特別編1〜
元流星高校の生徒で、スキー部OBの一人。黒樹彩子に誘われて、スキー部時代の仲間と共に氷牙峠で行われている山スキーツアーに参加している。実は彩子の夫だったケンジの弟で、兄は彩子によって子供が出来た事を理由に無理に結婚させられたのだと思い込んでいる。その思い込みは、兄と兄の子供にかけられていた2億の保険金で益々深くなり、疑いは更に強まってしまった。故に、彩子の事を調べるつもりでツアーの誘いに乗ったらしい。
佐久間響 #52〜 (声・羽多野渉)
渋澤学院高校に通っている、男子寮の寮長もしている3年生。17歳。渋澤第一中学出身で、3年の頃に映画研究部を立ち上げ、自ら部長を務めていた。父親は小さな映画館を経営しており、よく皆で作った映画を上映してもらっていたという。誰とでも気軽に話せる性格をしているが、成績は今一つらしい。
桜沢圭三 #142〜
国立能力開発研究所で働いていた、元研究員。49歳。4年前に所長が怪死した時、サイコキネシスだと騒いでいたらしい。
佐藤文也 #3〜
Qクラス入学試験の受験者。25歳。筆記試験で440点という高得点を獲得するも、不合格であった。
サトル #1〜
美仲中学に通う中学3年生で、キュウの同級生。ユウスケと学校の廊下でキャッチボールしていて、誤ってガラスを割ってしまったらしい。
三郎丸豊 #1〜 (声・飛田展男)
IQ180の現役東大生。体重60kg。小さい頃は国立能力開発研究所に通っていた。単なる腕試しのためにQクラス入学試験を受けるが、合格できたキュウたちと違って補欠合格しかできなかったため、頼み込んでようやくAクラスに編入させてもらう。しかし、IQに比べて推理力はそれほど高くなかったため、いつもAクラストップの集団に付き纏って体裁を保っている。また、後に行われたクラス入れ換え試験の結果により、Bクラスに降格する事になってしまう。見栄っ張りな性格で、入学試験の最中にもキュウたちの妨害を行うなど、目立ちたがり精神や競争心だけは人一倍。ちなみに、雪平とは何か浅からぬ因縁があるようだが、詳細は不明。
沢田 #45〜
栗原操の婚約者で、彼女が設計したマンションの施主。実家は大富豪らしい。
獅子戸猛 #3〜 (声・栗山浩一)
DDSのAクラスに所属する、ハーバード大学の現役学生(休学中)。20歳。既に犯罪心理学の博士号を持つ、若き天才である。Aクラスのトップを占める4人の内の一人であり、Qクラスに入る事を目標としている。また、リュウの経歴や過去に疑問を持ち、密かに調査している節がある。Qクラスの最終試験では、エキストラ兼被害者として受験生を演じる。
静江 #96〜
神田の知り合いの女性らしいが、詳細は不明。
篠田等 #45〜 (声・古谷徹)
栗原操が設計したマンションの、建設現場の現場監督。56歳。
司馬朝絵 #65〜 (声・茂呂田かおる)
弓削雅臣の知人で、幻奏館に招待された大富豪の楽器コレクター。35歳。テスタ・ディ・ドラゴを手に入れるためなら、何億出しても惜しくないと意気込んでいる。しかし、ミス・カオリに拉致監禁されてしまったため、幻奏館には来れずじまいである。
島津耕作 #20〜
高田馬場大学の学生で、トレジャーハンティング部部長。部員と共に、失踪した大島康志の事をずっと気にかけていた。カズマが掲示板で立ち上げた、大島康志の捜査協力願いに真っ先に名乗り出て、積極的に協力する。
清水徹彦 #39〜
講学舎の社員で、ビッグキングの編集部員。42歳。ジョンソン五木の担当者で、彼が殺された日には原稿待ちのため、現場近くのペンションに宿泊していた。ジョンソン五木に対しては、相当の恨みがあったらしい。
ジョンソン五木 #38〜 (声・葛城政典)
20年ほど前の7月10日に殺された、料理ものの漫画原作を書いて売れっ子だった作家。度々脅迫状を受けていたため、命の危険を感じて団守彦に身辺警護の依頼をしたのだが、団が到着した時には既に殺害された後だったという。
白洲真弓 #65〜 (声・天野由梨)
弓削雅臣の弟子で、バイオリニスト。28歳。一番弟子を名乗ってはいるが、それに見合う技量が本当にあるかどうかは不明。8ヶ月前に宝生美鶴から防寒具を借りたまま、「うっかり」スキーに行ってしまった事があり、そのせいで彼女は両手にひどい凍傷を負ってしまった。
白峰隼人 #3〜 (声・葛城政典)
DDSのAクラスに所属する、世界的な活躍をしているマジシャン。16歳。父親が世界的マジシャンであり、幼い頃から父親にマジックを仕込まれてきたらしい。8歳でラスベガスのマジックショウにデビューし、大変な話題になっているという。DDS入学当初はBクラスだったが、恒例の合宿で実力を飛躍的に伸ばし、Aクラス入りを果たした。今ではAクラスのトップを占める4人の内の一人であり、Qクラスに入る事を目標としている。Qクラスの最終試験では、エキストラ兼被害者として受験生を演じる。
神内琢磨 #84〜 (声・鈴村健一)
陣中村ダム建設に関する汚職の臭いを嗅ぎ回っている、フリーのジャーナリスト。28歳。元は陣中村の出身で、蜂矢大和とは親友同士だった。共に当時のダム建設に反対し、村と自然を守ろうと必死だったらしい。ところが大和は崖崩れに巻き込まれて事故死、氷月遊里は鷹飛の秘書になってしまった。彼はその事がショックで、一次はヤケになってスキャンダルを追うような仕事ばかりしていたという。だが、、鷹飛と強羅の二人への憎しみはやはり消えなかったため、DDCに鷹飛と金鬼建設の汚職を暴いて欲しいと依頼、七海が自分と入れ替わって村へ行く事となる。
スミス #139〜
とあるカジノのトランプ・ディーラー殺人事件の容疑者の一人。357号室に泊まっていたらしい。
園村乙美 #97〜
咲花小学校に勤めている教師で、5年A組の担任。28歳。生徒達からとても慕われている、生徒思いの優しい先生である。現在妊娠中で、出産のため学校を辞めて東京に帰るらしい。ただ、最近自分のクラスの様子がおかしく、それに基づいた妙な噂も流れているため、クラスの子供たちをとても心配している。
多賀研次 #62〜 (声・成田剣)
音羽出版社の社員で、絵本関係の編集者。30歳。水無月香とは恋人同士だったが、絵が古いからとあっさり彼女を捨て、彼女の弟子と婚約したらしい。そんな時、彼女の仕業と思われる脅迫状が届いたため、念のために犯人の割り出しをDDCに依頼した。
鷹木四郎 #156〜
棲龍館「四の館」のオーナーで、新地球人ZOON代表取締役。しかし、実はキング・ハデスの仮の姿であり、実在しない架空の人物である。
鷹飛勝五郎 #83〜 (声・中田和宏)
国会で代議士を務めている、評判の悪徳政治家。私腹を肥やすためだけに、金鬼建設と結託して陣中村をダムに沈めようとしている。それ以前にも同じような事を数多く行ってきており、非常に多くの恨みを買っている。陣中村ダム建設予定地の近くに「たまたま」別荘を持っているが、そこへ行ったきり一週間も戻っていないという。その少し前には、脅迫状を送りつけられていたらしい。
高村渚 #40〜 (声・野田順子)
京宝軽井沢映画祭に、コンパニオンとして参加しているキャンペーンガールの一人。18歳。英語を自在に話す帰国子女で、金持ちのお嬢様らしい。ただ、日本語の会話は何の問題もないが、漢字の読み書きはできないという。
太刀川瞳 #60〜 (声・三石琴乃)
都丸ヶ丘小学校に勤めている、家庭科の教師。23歳。心に決めた婚約者との間に子供を身篭っていたが、結婚前に彼は事故死してしまい、彼女はショックで早産してしまった。しかも、その子供は未熟児で心臓に異常があり、一刻も早く手術しないと助からないという。ただ、その手術代は3千万円という高額であり、最近はその事でずっと悩んでいる。
立川桃子 #40〜 (声・真田アサミ)
軽井沢映画祭に、コンパニオンとして参加しているキャンペーンガールの一人。17歳。キャンペーンガールの中で一番若く、高校を中退して映画祭に参加しているという。
立木亜里沙 #65〜 (声・今野宏美)
幻奏館で働いているメイド。18歳。宝生美鶴の異父妹で、誇りであり夢であった姉の死の真相を探るために幻奏館に雇われた。3年前に亡くなった母親には、姉同様の才能を期待されていたというが、彼女自身その期待に応える事はできなかった。ただ、母が家を抵当に入れてまで買ってくれたバイオリンはとても大事にしており、時々我流で弾いている。そのメロディは荒削りではあるが心に響く、温かくて明るい調べであり、不思議な力強さを感じさせる。
タナトス #47〜
冥王星のメンバーで、おそらくは幹部の一人。組織の中でもずば抜けた変装術の持ち主で、彼の正体を見破るのは非常に困難である。サー・カロンからミス・カオリを通じての命により、真木慎太郎を拉致し入れ替わってDDCに潜入、スパイとして様々な工作を行う。それには、直接手を下してはならないという冥王星のルールを無視する行為も含まれているが、彼はそうしたやり方で下克上を繰り返してきたと思われる。国立能力開発研究所における2度目の事件を担当し、リュウの秘密を手に入れて更に上を目指そうと画策する。楽観的で軽い性格だが、何事も自分の思い通りに進まないと気が済まず、つい感情的になってしまう癖がある。
谷村 #153〜
団守彦や黒王星彦の、私立中学時代の同級生。何をやっても完璧な団や星彦を妬み、何かと目の敵にしていたらしい。ある時、父親が豪淡社『世間グラフ』の編集長をしている関係で星彦と黒百合の関係を知り、当時の記事を教室に貼って星彦の素性を暴露した。そればかりか、次に石川たち悪友と手を組んで、陰湿な嫌がらせを何度も繰り返していたようだ。
団守彦 #1〜 (声・田中秀幸)
DDCやDDSの創立者であり、同時にそれらの社長及び学園長を務める伝説の名探偵。元々は警視庁勤めの警察官であり、27歳にして将来の警視総監候補とまで謳われていたという。世界中の名探偵といわれる人物たちと交流があるほか、日本で唯一の称号「警視庁特別公認探偵」を所持している。叩き上げの鬼警部といわれる父の子として生まれ、家族はほかに母と弟数人がいるらしい(現況は不明)。幼い頃から勉強や運動に優れ、難関といわれる私立中学にトップ入学、この時に黒王星彦と知り合った。お互いに実力伯仲していたため、最大のライバルとして切磋琢磨し合う、かけがえのない最良の友人となっていったのである。ところが、家で星彦の名を出した途端に父の態度が急変、彼とあまり親しくなるなとまでいわれてしまう。その事に疑問を持ち、密かに調べ上げて黒百合の事を知ったが、そんな事は関係なくこれからも友達として付き合っていくつもりだった。しかし、そんな時に彼の素性を知った谷村を始めとする同級生達が全てを暴露、加えて陰湿な嫌がらせまで行い始めた。即座に犯人を突き止めたものの激情のあまり先に手が出てしまい、一週間の謹慎処分を受ける。その後登校した時に見たものは、彼が谷村らに命に関わりかねない危険な復讐を行った現場であった。それ以来彼の事を心から信じる事が出来なくなり、そうこうするうちに彼は転校、以後の消息は一切掴めず音信不通となる。そして数年が経ち、彼との再会はよりによってDDCと冥王星の直接対決の場で果たされてしまった。この対決の際にサー・カロンの銃弾で下半身不随となってしまい、車椅子での生活を余儀なくされる。よってこれを機会に第一線を退き、現役時代に設立したDDSにおいて後進の指導に専念する。また、不治の病によって寿命が残り少ない事を知ってからは、Qクラスを新設して自らその指導に尽力する。とはいえ、星彦のためにも冥王星を放置しては置けないため、生きているうちに何とかしておきたいと考えている。
近松庄右衛門 #99〜
近松家の家主。70歳。キンタの子供の頃を知る数少ない人物である。幼い頃、霧雨家を訪れていた九頭龍匠と、「花・風・月」の掛け軸について話した事がある。
近松すみれ #99〜
近松庄右衛門の孫で、キンタの幼馴染み。17歳。明るい性格で、誰とでもすぐに仲良くなれる。詳細は不明だがかなりの手練れであり、おそらくは彼女も遠山流隠密術を会得していると思われる。キンタにほのかな想いを寄せており、自身もその事に多少なりとも自覚があるようだ。後にキンタを追いかけてDDSを受験、Bクラスに入学する。ちなみに、町中に限り極度の方向音痴(田舎では何ともない)。
月村菊絵 #124〜
夜桜村に住んでいる少女で、村長の娘。1年前に日比谷宗匠が殺された時は、中学での勧告への修学旅行で村にいなかったため、容疑者からは完全に外されている。そのため、鳳玄妙のところへ食事を運ぶ係に選ばれ、毎日それを実行している。そんなある時、鳳から千鱗龍の中に自分の出生の秘密が入っていると聞かされ、何度も千鱗龍を開けようとした。しかし開け方がまるで分からず困っていたところ、鳳が彫刻の完成と同時に開け方を教えてくれると言い出したのである。その代わりに自分の黒髪を梳かせてくれというので、気持ち悪さを感じつつも黙って従っている。ちなみに、村の住民にしては珍しく、芸術というものに何の関心も無い。
月村銀蔵 #125〜
夜桜村の村長で、30年以上のキャリアを持つ元名監察医。60歳。千鱗龍を家宝として大事にしている。数年前、どうしても千鱗龍の中身が見たくなって、過去の事件で知り合った東弘之介に謎解きを依頼した事があるらしい。また、7年前に娘の鈴絵を轢き殺した犯人を許せず、その捜査も依頼している。
月村鈴絵 #132〜
月村銀蔵の娘で、優秀な歯科医。17年前に父の仕事の手伝いをしていた時、東弘之介と出会って恋仲に落ち、ほどなくして菊絵を産んだ。家族揃って幸せな10年間を過ごしたが、7年前に日比谷宗匠の逆恨みで轢き逃げされ、そのまま帰らぬ人となってしまった。東に貰ったアンティーク時計をとても大切にしていたようで、いつも肌身離さず持ち歩いていたらしい。
遠矢邦子 #51〜 (声・金田朋子)
渋澤学院高校に通っている、特Aクラスの1年生。15歳。家が合気道の道場をしているため、本人も合気道の達人である。趣味は心霊写真の収集。渋澤第一中学出身で、その頃は映画研究部に所属していた。気弱な性格が災いしてクラス委員を押し付けられたほか、女子寮の寮長も兼任させられている。その性格ゆえか友達も特にいないらしいが、小椋絵美菜とだけはよく話していたという。ある時、趣味の世界でなら気さくに話せると思い、映画愛好者の掲示板に「ANIME」というハンドルネームで参加した。このハンドルネームは、絵美菜の性格に憧れ、彼女に少しでもあやかりたいと考えついたもの。そして、富永雅士の「スピルバーグ」と恋人のような関係となる事ができたのだが、ある時突然大勢から誹謗中傷を受けたため、怖くなって自殺すると言い残し掲示板への参加を辞めた。それ以来、この掲示板は一度も見ていない。学校での事件が解決した後、暗い性格を叩き直し生まれ変わるつもりで、両親を説得しDDSのAクラス編入試験を受ける。その結果、非常に優秀な成績で合格し、トップ集団の一人となる。その際に思い切って容姿を豹変させたが、性格は少しも変わっていない。ただ、わざわざDDSを選んで受けたのは、一目惚れしたリュウと同じ場所にいたかったかららしい。
遠山金三郎 #10〜 (声・青山穣)
キンタの父親で、警視庁警視正の役職にある警察官僚。58歳。叩き上げから今の地位まで上り詰めたという、筋金入りの経験と実績を持つ。警視庁に入庁した時から団守彦に憧れており、今でも団の事を誰よりも尊敬している。キンタのほかにも3人の娘がおり、全員警視庁のキャリア官僚として活躍しているらしい。
遠山金太郎 #1〜 (声・石川英郎)
遠山金三郎の末息子で、遠山流隠密術免許皆伝の後継者でもある高校生。1983年生まれの18歳。射手座のO型。身長180cm、体重70kg。子供の頃は群馬の山奥を遊び場にしていたといい、山から山へ飛び回っていたらしい。父が尊敬している団守彦に憧れてDDSを受験、見事Qクラスへの入学を決める。空手三段・柔道三段・剣道四段という猛者であり、水泳や陸上でも数々の賞に輝いている。ついでに視力も4.0、嗅覚も犬並みという超人ぶりで、しかも運と勘と体力だけは、誰にも負けない自信を持っている。今は家を出ていて一人暮らし(優秀な姉たちと一緒に居辛くなったため)であり、アルバイト三昧の日々を送っている。ちなみに、幽霊などの怖いものが苦手。
栃本勇 #141〜
コンビニ店長。35歳。Qクラス抜き打ち入れ替え試験のために用意された架空の人物で、本郷巽が変装している。
トニー・グラント #90〜
20年ほど前のアメリカで、とある殺人事件の容疑者となった人物。
富永雅士 #51〜 (声・阪口大助)
渋澤学院高校に通っている、特Aクラスの1年生。15歳。くじ引きで決められたとはいえ、一応クラス委員を務めている。渋澤第一中学出身で、その頃は映画研究部に所属していた。将来の夢は、特撮をせず派手な爆発やモンスターも無く、本当に上手い役者と最高のシナリオで世界中の映画ファンの目をスクリーンに釘付けにする事である。そのため、映画のセットや小道具を作る仕事をしている父親に頼み、部の皆で映画撮影の現場を見学した事もあったという。だが、この頃には既に両親の関係はかなり悪く、母親はノイローゼ気味でほどなく離婚してしまった。溜め込んでいたストレスは相当なものとなっていたが、高校に入ってからは映画愛好者の掲示板に「スピルバーグ」という名で参加、好きな事について語り合う事で気を紛らわせる事ができていた。そんな中、その掲示板で「ANIME」という子と知り合い、次第に恋人のような関係となっていった。そして、「ANIME」が「EMINA」の逆さまだと気付き、中学の頃から好きだった小椋絵美菜だと思い込んでしまう。彼女が自分の事に気付いてくれるのを待ち、時期を見て告白しようと考えていたのだが、その矢先、掲示板で彼女に対する酷い中傷が行われ、「ANIME」は自殺するといって二度と参加しなくなってしまった。更に、丁度タイミングよく絵美菜が失踪したため、すっかり絵美菜は自殺したと思い込んでいる。彼はあの酷い中傷を行った犯人を必死になって探し、遂にそれが木暮純也である事を突き止めた。以来、木暮を激しく憎んでいる。
中島芳男 #45〜 (声・中尾隆聖)
栗原操の父親で、娘が設計したマンションの建設現場で働いている作業員。62歳。10年前まではひどいアルコール中毒で、娘に酒代をせびったり暴力を振るったりと、散々な振る舞いをした挙句蒸発したという。今ではその事を激しく後悔し、酒の量も頑張って減らして、地道に工事現場で働いて生活費を稼いでいる。そんな時、正に幸せを掴みつつある娘に出会ってしまったため、自分がいると迷惑をかけると考え、北海道に姿を消すつもりでいる。
中倉礼子 #39〜
殺された劇団員の同僚で、彼と交際していた女性の一人。31歳。突然別れ話を切り出され、被害者を恨んでいた。
中沢晶子 #141〜
外車ディーラー。27歳。Qクラス抜き打ち入れ替え試験のために用意された架空の人物で、片桐紫乃が変装している。
中村 #117〜
警視庁の特別拘置所に勤めている巡査。近藤と二人で、収監されたケルベロスの世話及び見張りを任されている。彼は犯罪者の話をあまり聞かない性格なのか、ケルベロスの予備暗示に引っ掛かる事はなかった。
七海光太郎 #17〜 (声・三木眞一郎)
DDCの社員で、団守彦の右腕(自称)という名探偵。社内でもその実力は本郷と並んでトップクラス(ただし仲は悪い)であり、探偵としての素質は非常に高い。チンピラ上がりであるという経歴を逆に活かし、他の追随を許さないほどの変装術をも身に付けている。実は本郷巽や片桐紫乃と同じ記念すべきDDS第一期生であり、団だけでなく連城暁の教えも受けていたという。普段はQクラスの監視役を任される事が多く、様々な人や物に変装してキュウたちを見守る。また、Qクラスが関わる事件の幾つかで暗躍している、冥王星の調査と確保も一任されている。霧雨家の事件でケルベロス逮捕に一役買ったが、後に致命的なミスを犯しケルベロスの脱獄を成功させてしまう。彼はその責務を問われ、しばらくはDDS講師専任となる。しかし、後に団が重度の発作で意識不明となった際は、ただならぬプレッシャーと戦いながらも団の代理を見事に務め上げる。
奈々村美姫 #157〜
棲龍館「六の館」のオーナーで、元天草家のメイド。他の使用人たちと天草家の財産を分け合い、棲龍館の一つを手に入れて大層裕福な暮らしが出来るようになった。しかもそれだけでは飽き足らず、館にあった劇場を利用して、女優として自主公演を行っている。紅城響介とは愛人関係にあり、紅城夫婦の離婚を切に願っているよう