DRAGON BALL 人物名鑑
※あくまでも原作コミックスのみを基礎としており、大全集は参考程度にしかしていません。納得のいかない部分に関しては自分だけの解釈で記述してあるので、大全集とはかなり齟齬があるかと思います。それでも構わないという心の広い方だけご覧ください。
アックマン #103〜 (声・池水通洋)
占いババが雇っている戦士たちの一人。地獄に住んでいる本物の悪魔で、天下一武道会で2度もの優勝経験を持つ、普段からいる戦士たちの中では最強の実力者。よって格闘術の腕前は相当なものだが、いざという時には三又の槍を武器に戦うほか、備わっている翼で空を飛ぶ事もできる。得意技は、相手の悪の心を膨らませて破裂させるアクマイト光線。
アプール #247〜 (声・真地勇志)
フリーザ配下の一般戦闘員。戦闘力はそれほど高くなく、もっぱら作戦行動のサポートを行っていると思われる。
イエロー #84〜 (声・郷里大輔)
聖地カリンにおいてドラゴンボール奪取のために動いている、イエロー隊を率いるレッドリボン軍大佐。持ち主であるボラから中々ドラゴンボールを奪えず、レッド総帥をイライラさせている。
イコーセ #433〜 (声・沼田祐介)
第25回天下一武道会少年の部に出場した子供で、イダーサの弟。エイジ760生まれ。悟天と第16試合で対戦する。いかにも成金という風体の母親を持ち、ずいぶんと甘やかされて育ったようで、他人に対する礼儀というものを弁えていない。
イダーサ #432〜 (声・古川登志夫、沼田祐介)
第25回天下一武道会少年の部に出場した子供で、イコーセの兄。エイジ759生まれ。トランクスと第9試合で対戦する。いかにも成金という風体の母親を持ち、ずいぶんと甘やかされて育ったようで、他人に対する礼儀というものを弁えていない。
イレーザ #421〜 (声・浦和めぐみ)
オレンジスターハイスクールの生徒で、ビーデルの同級生。エイジ756生まれ。明るい性格で、誰とでもすぐに仲良くなれる。
ウーブ #518〜 (声・浦和めぐみ)
南の島にある村に住んでいる少年で、第28回天下一武道会出場者。エイジ774生まれ。5人兄弟の長男で、弟や妹の面倒を良く見ている家族思いの優しい性格。実は10年前に倒されたブウの生まれ変わりであり、悟空は彼と戦うのをずっと楽しみにしていた。少し戦った後で悟空に改めて実力を認められ、付きっきりで修行をつけてもらう事に。その際、真っ白で純粋な心を持っている事もあって、筋斗雲を譲られる。得意技は、気合い砲。
ウーロン #5〜 (声・龍田直樹)
とある村を支配下においている、変身能力を持つブタの少年。エイジ740生まれ、南部変身幼稚園出身。身長121cm、体重32kg。変身能力を巧みに使って正体を悟られないようにし、嫁探し目的で村から若い娘を攫い続けている。しかし一向に理想の娘が見つからないばかりか、攫った娘全員が溜め込んだ財産を片っ端から使い潰していくため、ほとほと困り果てていた。悟空たちが村を訪れた事で正体が住民にバレてしまい、能力に目を付けたブルマに連行されて旅に同行する事になる。当初は仲間意識の欠片もなく裏切り行為が目立ったが、嫌々ながらも共に旅を続けるうちに少しずつ感化されていく。この時のドラゴンボール探しが終わった後は、特に行く当てもないのでブルマの家に居候する事に。そのまま長い年月が経過して、既に家族同然となっている。長いこと詐欺紛いの生活を送っていたせいか、利己的で小狡い性格。そのくせ体力は並以下で、強者には卑屈なまでに媚びへつらい、「触らぬ神には祟り無し」を率先して実践する。また幼い頃から超がつくほどのドスケベであり、これだけは亀仙人にも引けを取らない。幼稚園の頃にも、女の先生のパンツを盗んで幼稚園を追い出されたほどである(反対に男は大嫌い)。尤も彼のスケベのおかげでピラフ一味の野望が防がれたという、意外な功績もある。基本的に彼が化けられないものは無いが、一定の形があるものに限られるほか、前提として彼自身の身体能力まで変わるわけではない。よって鳥などになって空を飛ぶといった事はできても、自分より強いものに化けて強くなるといった事は出来ない。更に化けていられるのは5分間だけ(この間なら何回でも化けられる)であり、時間を過ぎると1分間の休憩を必要とする。ちなみに、幼稚園の頃はいつもプーアルを「泣き虫プーアル」と呼んで虐めていたらしい。
ウェブリー #433〜
第25回天下一武道会少年の部に出場した子供。ピョンタットと第15試合で対戦し、敗北。
ウパ #84〜 (声・堀江美都子、大倉正章)
ボラの息子で、聖地カリンを守護する一族の末裔。まだ幼くて父親ほどの身体能力はなく、敵が現れた時はいつも身を隠している。その弱さゆえに、父が桃白白に殺された時も殺されずに済んだ。それからはずっと一人で聖地を守り続けていたが、父を蘇生できるかも知れないという希望が出てきたため、一時的に悟空たちの旅に同行し見事に父を生き返らせる事に成功した。以後は悟空に多大な感謝をしつつ、いつか悟空のように強く逞しくなろうと決心する。筋斗雲に乗れるほど、純粋で澄み切った心の持ち主。
海亀 #2〜 (声・郷里大輔)
亀仙人と共に長い年月を過ごしている、お世話役兼お目付け役のアカウミガメ。年齢は千を越える。いつもいつも亀仙人の問題行動に振り回され、そのたびに目を吊り上げて怒っているのだが一向に効果が無い。しかし彼を敬愛する気持ちは本物であり、常に彼の身を案じている。エイジ748に仲間たちとマツタケ狩りに赴くも逸れてしまい、それからずっと山中を彷徨っていたらしい。そんな時に旅の途中だった悟空たちと出会い、好意で海へ連れていってもらう事になった。これが悟空たちと亀仙人の出会いに繋がったのである。
占いババ #97〜 (声・滝口順平、田中真弓)
人里離れた砂漠(FS199644CC)にエイジ250頃から宮殿を構えている、的中率100%の占い師。亀仙人の姉でもあり、年齢は500歳を越える。占い師としての腕は確かで未来すら占う事が出来るが、神龍と同様に自分の力を大きく超える者が関わる事象は占えない。金とバトルが何よりの楽しみであり、報酬として1千万ゼニーを支払うか、もしくは自らが抱えている腕利きの戦士5人に勝つ事が占いを行なう条件である。あの世とこの世を自在に行き来する特殊能力を持ち、既に故人となった人間を1日だけ現世に連れてくる事を許されている。幽霊のような姿の執事(?)が一人いる。
閻魔大王 #205〜 (声・郷里大輔)
あの世において、現世で死んだ人たちの魂の行方を決める裁判官。エイジ261に蛇の道を制覇し、北の界王に教えを受けた最初の人物である。
男狼 #116〜 (声・平野正人)
普段は動物園で働いている、第22回天下一武道会出場者。エイジ719生まれ。身長175cm、体重80kg。狼男の反対で普段は狼男の姿をしているが、満月の夜だけ人間になるという特殊体質の持ち主。客観的には大して変わらないのだが、本人にとっては狼男と間違えられるのは屈辱であるらしく、狼男の事を化け物といって蔑んでいる。第21回天下一武道会でジャッキー・チュンが月を破壊してしまったため、永久に人間になれなくなってしまいジャッキー・チュンを心底恨んでいる。しかし人間になってもあまりルックスは良くなく、寧ろ狼男の方がマシ。拳法三十段というだけあってそれなりに武術の腕は立つのだが、あくまでも並の達人といった程度。ちなみにイヌ科の習性は体にしっかりと刻まれているようで、「お手」「チンチン」「持って来い」などをやられると条件反射で反応してしまう。
オトコスキー #518〜 (声・塩屋浩三)
第28回天下一武道会出場者。美少年好きのオカマだが、実力の程は不明。
界王 #205〜 (声・八奈見乗児(北)、西尾徳(南))
広大な銀河を4方位に分けてそれぞれを治めている、各惑星の神の上に立つ存在。4人とも自分の星が界王界にあり、そこで担当銀河の全てを見守っている。北銀河の者はダジャレ好き、南銀河の者は見栄っ張りなど、それぞれで性格も大分違う。全員それなりに武術の心得はあるが、戦闘力は一般的なナメック星人の戦士と同程度である。それよりも担当地域の全てが見渡せる遠視や、物体を自在に動かすサイコキネシス、体に触れれば誰とでも距離・次元に関係なく会話できるようになるテレパシー補助能力など、数々の特殊能力に長ける。北銀河の者は界王拳や元気玉を一応会得していると思われるが、他の3人も使えるかどうかは不明。
界王神 #437〜 (声・三ツ矢雄二(東)、野本礼三(15代前東)、岩永哲哉(15代前東青年時)、曽我部和恭(南))
大界王も含め、全ての界王たちの上に立つ神。普段は界王神界において見守るだけの存在であり、滅多な事では下界に降りてこない。界王と違って相当な実力者であり、フリーザ程度の敵なら一撃で倒せてしまうという。元々は界王同様に4人いて担当も振り分けていたのだが、約500万年前のビビディ及びブウとの戦闘で、東以外の者は大界王神も含めて全員いなくなり、今は彼が一人で全銀河を担当している。エイジ773になってバビディの存在を知り、キビトと共に地球へ赴いて野望を阻止するべく「シン」と名乗って行動する。結局ブウの復活は阻止できなかったが、悟空たちとの圧倒的実力差を自覚した後は、ブウ打倒のためのサポートに回る。その過程で、ポタラの力によりキビトと融合する事になった。得意技は、読心術、サイコキネシス、気合い砲など。ちなみにゼットソードには、15代前の東担当者が封じられている。
カカロット #1〜 (声・野沢雅子)
都から遠く離れた山奥に住む、地球育ちのサイヤ人。バーダックの息子で、ラディッツの弟。エイジ737生まれ。生まれてすぐに最下級戦士と判定されて地球へ送られたため、惑星ベジータの崩壊で死なずにすんだ。地球に着陸した後、何事かと様子を見に来た孫悟飯に拾われて「孫悟空」という名を貰う。共に大自然の中で野生に近い暮らしを送り、悟飯の死後もそれは変わらなかったが、しばらく経ってブルマと出会い、ドラゴンボール探索の旅に出た事が全ての始まりとなった。ドラゴンボールを巡る戦いで数多くの強敵を討ち倒し、同時に様々な仲間たちと出会った事で心身ともに驚異的な成長をしていく。その結果、地球のみならず宇宙の危機を幾度も救う事になる。第23回天下一武道会においてチチと結婚、東の439地区にある山村で暮らし始める(家計は義父の財産頼り)。間もなく第一子である悟版が誕生し、更にしばらく経って次男の悟天も誕生する。その間、戦いで2度ほど死亡してあの世の住人となった事もあったが、2度ともドラゴンボールで生き返る事が出来、最終的には現世で家族と共に幸せな生活を送っている(孫のパンも誕生した)。拾われてすぐの頃は、サイヤ人の気性そのままに暴れまくり悟飯も手を焼くほどだったが、エイジ738に崖から落ちて頭を強打しそれまでの記憶と凶暴性は失われ、優しく素直で純粋な心の持ち主となった。おかげで誰とでも分け隔てなく接する事ができ、仲間や友達を心から大切にする性格となる。中でもクリリンは亀仙人の修行を初めて受けた時からの付き合いで、彼にとって一番の親友である。それ故に2度にもわたる彼の死は何よりも衝撃で、特に2度目は皮肉にも超サイヤ人として目覚めるきっかけとなったほど。サイヤ人だけあって身体能力の高さは折り紙つきであり、鍛錬や戦いのたびに凄まじい速度で強くなっていくため、仲間達の間ではほとんどの場合において常に最強であった(しばしば息子の悟版に抜かれていた時期がある)。ただし、空腹時は目に見えてパワーダウンし、戦いに集中できなくなってしまう。ほかにもあまりに純粋すぎて疑う事を知らないため、フェイントや嘘によく引っかかるという弱点がある。また子供時代をずっと山の中で過ごしてきたため、犬並みに鼻が利くという便利な特技は身に付いたが、かなりの長い間一般常識に疎かった(少年〜青年期にかけてある程度解消されたと思われる)。得意技は、ジャン拳、かめはめ波、残像拳、野犬の猿真似をする狂拳(狂犬?)、文字通り猿のように動く猿拳、八手拳、太陽拳、界王拳、元気玉、気合い砲、瞬間移動など。ちなみに戦いと違って頭のできはあまり良くなく、当初は数を数える事もろくにできなかった。加えて特に深く考え込む事も無く、分からない事はあっさり受け流す軽い性質である。成長と共にそれも大分改善されたようだが、根本的には変わっていない様子。
カタッツ #265〜
かつてナメック星に住んでいた、神とピッコロの父に当たる龍族。エイジ261の異常気象の折に脱出用の宇宙船を作り上げたが、星に残らなければならない事情があったらしく先に息子だけを乗せて脱出させた。本来ならば後を追って自分も脱出するつもりだったらしいが、何らかの事情により(おそらくは亡くなってしまい)追う事が出来なかったものと思われる。
カッパー #93〜
担当地域においてドラゴンボールを探索中の、カッパー隊を率いるレッドリボン軍将軍。詳細は不明。
神 #162〜 (声・青野武)
遙か上空の神殿に住み、地球全土を見守り続ける存在。あの世とこの世を自在に行き来する能力もあるが、決して不老不死ではなく寿命を悟った時は後継ぎを探して継がせていく。エイジ461以降、異常気象の折にナメック星から脱出してきたカタッツの息子(本名不詳)がその任を全うしており、ドラゴンボールも龍族である彼によって生み出された(彼自身は故郷の記憶を失っているので、龍族としての本能に近いものかもしれない)。ただ、彼には地球人と出会った事で心にほんの僅かな悪が入り込んでいたため、それを修業によって追い出すまで後を継ぐ事は出来なかった。この時に追い出した悪こそ、ピッコロ大魔王である。よって彼とピッコロ大魔王、及びピッコロとは命が繋がっており、どちらか一方が死ねばもう片方も死んでしまうという業を背負う事となった。永い間この事を大層重荷に感じていたが、悟空がピッコロ大魔王を倒した事で一大決心し、第23回天下一武道会に「シェン」という名で一般人の体を借りて出場。分身であるピッコロを魔封波で封じようとするも、返り討ちに遭ってしまう。しかし悟空の機転で見事に助け出され、しかも悟空のおかげで長年の自責の念も解消された。更にはピッコロが変わっていった事で、次第に共にある事を嬉しく思うようになっていく。後に必要に迫られてピッコロと融合しドラゴンボールも石となってしまうが、しばらく後にデンデが後を継ぎドラゴンボールを復活させる事となる。
亀仙人 #3〜 (声・宮内幸平、八奈見乗児、増岡弘)
カメハウスに住んでいる、サングラスと禿頭がトレードマークのファンキーな爺さん。エイジ430生まれの、齢300を超える高齢者である。身長165cm、体重44kg。遥かな昔、武泰斗の元で当時の鶴仙人と共に武術を学んだ武闘家で、かなりの間彼に敵う者がいなかったため天下無敵の「武天老師」「武術の神」と呼ばれて伝説化している。悟空が登るまでにカリン塔を登りきった唯一の人間であり、3年もかかったものの超聖水を飲む事にも成功した。悟空たちが海亀を助けた事がきっかけで知り合い、カリン塔で貰ってきた筋斗雲とエイジ650頃に海底で拾った三星球をお礼に譲る。しかしこの後も何かと縁は続き、悟空の強さに目をつけた彼の誘いによって、悟空にとっては最初の本格的な師匠となった。本当はそれまで弟子など滅多に取らなかったのだが、悟空をきっかけに次々と増えていく事になる。非常に弟子を大切にする心優しき人であり、天下一武道会では悟空とクリリンに「上には上がいる」という教訓を施すため、変装して「ジャッキー・チュン」と偽り選手達の中に紛れ込んだりしている。いつの間にか弟子たちは彼の強さを遥かに上回り、身体能力では全く敵わなくなってしまったが、それでも変わらずに敬愛され続けるほど人望が厚い。普段は飄々として気楽な老後を送っているが、さすがに長い間武闘家の頂点に立っていただけあって、いざという時には厳格で妥協を許さない一面を垣間見せる。ただ困った事に極度のスケベであり、美人に対するセクハラが絶えないのが玉にキズ。得意技は、かめはめ波、人の思考を読み取る精神感応、残像拳、酔拳、催眠術で相手を眠らせるよいこ眠眠拳、電撃に似た性質の気を相手に叩きつける萬國驚天掌、金縛りの術、各種の催眠術、魔封波など。ちなみに名前の由来は、いつも巨大な亀の甲羅を背負っている事から。
カラシニコフ #432〜
第25回天下一武道会少年の部に出場した子供。第8試合に勝利する。
カリン #88〜 (声・永井一郎、龍田直樹)
カリン塔の頂上に住んでいる、武術の神と呼ばれる猫の仙人(性格には仙猫)。嫌いなものは犬。齢800を超えるほど長く生きており、千里眼や読心術などの能力に加え、数々の不思議な道具を管理している。当然ながら身体能力も高く、塔を登りきった者の実力と心根を試験し、何倍のもの力を手に入れられるよう稽古をつける。また神の神殿へ行きたいと望む者が現れれば、資格があるかどうかを見極める役目も担っている。得意技は残像拳など。
カルゴ #251〜 (声・鈴木富子)
ムーリの村に住んでいる、ナメック星人の子供。突如襲来したフリーザに殺されてしまうが、後に地球のドラゴンボールで生き返り、仲間たちと行動を共にする。
キーラ #438〜 (声・龍田直樹、結城比呂)
第25回天下一武道会出場者。実力のほどは不明だが、おそらくはキックボクサーだと思われる。ちなみに、第24回天下一武道会では2回戦で脱落している。
ギニュー #272〜 (声・堀秀行)
フリーザ配下の戦闘員で、ギニュー特戦隊隊長。名実共にフリーザ一味のNo.2であり、フリーザへの忠義に厚く隊員達からの信頼も厚い。強者との正々堂々とした戦闘を好む性格で、12万という驚異的な戦闘力に加えサイコキネシスなどの超能力を持ち、更に戦闘力のコントロールもできる。また彼独自の特殊能力として、相手と魂を入れ替えて肉体そのものを交換できるボディチェンジがある。自分よりも強い相手と出会う度に相手の体を手に入れ続けた事で現在の地位を手にしたと思われるため、今の体もおそらく彼本来の肉体ではない。ちなみに隊の決めポーズ(スペシャルファイティングポーズなど)、状況に応じた掛け声、喜びのダンスなどを考案しているのは全て彼であり、公私問わずヒョウキンな一面が伺える。
キビト #437〜 (声・青森伸)
界王神界に住んでいる、界王神に永く仕えている従者。東の界王神と共に地球へ赴き、ブウの復活を阻止するべく動く。実力では界王神に及ばないが、界王神界と下界を自由に行き来するテレポート能力(合言葉は「カイカイ」)や、デンデと同じ様な治癒能力を持っている。一度はダーブラに殺されるもドラゴンボールで復活、界王神と共に悟空たちのサポートに回る。その途中、ポタラによって界王神と融合してしまう。
木緑葵 #81〜 (声・神保なおみ)
コーヒーポットの店主で、木緑家の長女。千兵衛とは古い友人らしく、割と気安い間柄である様子。非常に強気な性格で、茜でも頭が上がらないほど。車の免許を持ってはいるが、一体どうやって取得したのかと思うほど運転が荒く、同乗するには命の危険を覚悟する必要がある。
木緑あかね #81〜 (声・杉山佳寿子)
コーヒーポットに住んでいる、木緑家の次女。身長154cm、体重41kg。好きなものは酒、嫌いなものは毛虫とピーマン。ワルっぽい言動や少し斜に構えた所などからとっつき難い印象を受けるが、割と友達思いで面倒見もいい。かなりいたずら好きな性格で、その対象は家族・友達などといった枠には一切囚われないが、どこか愛嬌があって憎めない所がある。ちなみに恋愛方面にはてんで弱く、一目惚れした突詰とはとても初々しい純情派カップルとなっている。
キャプテン・チキン #518〜 (声・鈴置洋孝)
第28回天下一武道会出場者。いかにも覆面レスラーといった外見だが、実力の程は不明。
キャラメルマン4号 #81〜 (声・堀江美都子)
ペンギン村に住んでいる、男の子タイプの人間型アンドロイド。通称「オボッチャマン」。アラレに心底惚れており、周囲も既にカップルとして認識している。アラレと違って非常に真面目で礼儀正しく、品行方正と言う言葉を絵に描いて額縁を付けたような性格。アラレと全く同じ構造なのであらゆる能力が完全に同一であり、その意味ではアラレが二人いるのと変わらない。必殺技も同じだが、名前は少しお上品に「ごあいさつ砲」。
キュイ #246〜 (声・戸谷公次)
フリーザ配下の戦闘員。ベジータと同等の実力を持つが、お互いに嫌い合っているため悪い意味でのライバル同士である。ベジータにフリーザがナメック星へ向かった事をわざわざ教えるが、これはベジータが反逆行為を起こすのを見越しての事だったと思われる。
牛魔王 #7〜 (声・郷里大輔)
非常に大きな体躯を持つ、涼景山にある城の主。チチの父親。そこらじゅうから金銀財宝を奪ってきていたほか、財宝狙いで山に近づく者たちを片端から殺しているため、「悪魔の帝王」と呼ばれて恐れられている(学校の教科書にも載っているとか)。しかし昔は真面目な一介の武闘家だったらしく、当時は数少なかった亀仙人の二番弟子である。ちょうど親子でピクニックに行っている時に山がフライパン山となってしまったため、城へ帰れなくなってしまったらしい。始めは訪れた悟空たちも財宝狙いと見て攻撃したが、亀仙人の持ち物だった筋斗雲と如意棒を見て悟空の素性に気付き、悟空を通じて亀仙人に山の火の消化を依頼する。そのおかげで見事に火は消え、周囲の気候も過ごしやすく快適なものに戻った(ただし涼景山も消し飛んでしまった)。以後は亀仙人に諭されたこともあって、非常に豪快で物分かりのいいおじさんとなり、強奪や殺しなどを一切やらなくなった。更に悟飯が生まれてからは、教育に厳しいチチを宥めつつ成長を見守る、よきお祖父ちゃんとなる。武器は斧。
キラーノ #518〜 (声・古川登志夫)
第28回天下一武道会出場者。実力の程は不明。
ギラン #35〜 (声・銀河万丈)
地元(XBC44735BB)では暴れ者と評判の怪獣で、第21回天下一武道会出場者。エイジ717生まれ。身長197cm、体重210kg。趣味は編み物、嫌いなものは毛虫。普段は用心棒の仕事を請け負っているらしい。己の強さに絶対の自信を持っているほか、翼を持っているので自由に空中を飛ぶ事が出来る。得意技は、口から吐いて相手に巻き付け動きを封じるグルグルガム。
栗頭大五郎 #81〜 (声・水鳥鉄夫)
ペンギン村村立高学園に務める、非常に巨大な栗型の顔を持つ教師。アラレたちのクラスの担任。かなりの熱血教師であり、指導熱心な良き先生である。ただ悪い事をした子には、必殺「愛の頭突き」でお仕置きする。学生時代サッカーでは鉄壁のゴールキーパーと恐れられ、一度の得点も許した事がないのが自慢だとか。ちなみに、顔があまりにも大きすぎる(頭だけで150kgあるらしい)ため、手が頭上まで届かないという特徴がある。タイヤがキャタピラになっている、戦車のような車を所有している。
クリリン #25〜 (声・田中真弓)
エイジ740から多林寺で8年ほど武道を志し修業していた、鼻が無い以外はごく普通の少年。エイジ736生まれ。頭部には全く毛が無いが、ハゲではなく武道を志す者として頭を丸めているからである。先輩達に散々虐められた挙句才能がないと断言され、自分を変えたくて(ついでに女の子にモテたくて)亀仙人の元に弟子入りを希望する。手土産に持ってきたエロ本とピチピチギャル(ランチ)を連れてきたおかげで何とか弟子入りを果たし、悟空と共に修業を開始。当初は反目していたものの、間もなく打ち解けて共に汗を流すようになり、互いに掛け替えのない親友となっていく。以後はカメハウスで暮らしつつ独自に修業を続けるも、飛躍的に強くなっていく悟空との差は次第に埋められないほど大きくなってしまった。しかし悟空との友情は微塵も失われる事無く、悟空にとって非常に大切な存在であり続ける(二人だけの間でテレパシーのやり取りが出来るほど)。ずっと恋愛には縁が無かったが、人造人間18号に気紛れでキスされたのがきっかけで少しずつ恋愛感情が芽生え始め、エイジ770にめでたく結婚できたようである。それからは武道から離れて頭を剃るのを止め、娘のマーロンも授かって幸せに暮らしている様子。多少調子に乗りやすい軽めの性格だが、仲間に対する思いやりは誰よりも深く、仲間内で険悪な雰囲気が生じた時の緩和役を担う事が多い。また知能が割と高めでここぞという時の度胸もあり、状況に応じて最善の判断を下し行動する事ができる。特にナメック星における彼の成果は目覚ましく、彼の行動力と判断力が無かったら状況は著しく悪化していたであろうと思われる。前述のように身体能力は悟空には遠く及ばないが、数々の死線を潜り抜けただけあって純粋な地球人の中ではおそらく最強。得意技は、かめはめ波、気円斬、太陽拳など。ちなみに、背が中々伸びないのが生涯の悩み。
グルド #272〜 (声・塩屋浩三)
フリーザ配下の戦闘員で、ギニュー特戦隊の一員。5人の中で最も小柄で、4つの目を持つ。エリート意識が高く、サイヤ人を低俗なサル野郎と見下している。戦闘力は5人の中で最弱だが、(呼吸を止めている間だけの)時間停止、サイコキネシス、奥の手である金縛りの術など、数々の超能力を武器とする。
ゲリノビッチ #424〜
教科書に載っているほどの著名な哲学者。
子ガメラ #13〜 (声・古谷徹)
亀仙人に仕えている、ガメラの子供。回転しながら空を飛ぶ事ができるので、飛行用の乗り物として時々呼び出されていると思われる。ただ長時間乗ったままでいると、目を回して強烈な嘔吐感に襲われてしまう欠点がある。
国王 #148〜 (声・八奈見乗児)
キングキャッスルで全世界43地区を治めている、小柄な犬の男性。エイジ733の5月8日に即位。決して独裁者というわけではなく、世界中の人々の信頼を得て平和に政治を行なっている。ただそれ故か、ピッコロ大魔王やセルといった強大な相手の侵略に対し、ロクな対応や対策が取れないという欠点もある。かつてドラゴンボールで王様になったという人物と、何らかの関わりがある可能性有り。
ゴテンクス #480〜 (声・野沢雅子&草尾毅)
フュージョンを使用して、悟天とトランクスが融合した姿。戦闘能力だけは確かに圧倒的で、超サイヤ人3までもあっさりと会得してしまうほど。しかし子供ならではのやんちゃな部分もパワーアップしていて、自信過剰が過ぎる上に全く真面目に戦おうとしない。得意技は、気のリングで敵を押し潰すギャラクティカドーナツ、物体に接触した途端に自爆する分身を生み出すスーパーゴーストカミカゼアタック、気功波を連続で撃ち出す連続死ね死ねミサイル。
コルド #329〜 (声・郷里大輔)
フリーザの父親で、全宇宙を支配する一族の大王。外見がフリーザの第2形態に酷似しているが、理由は不明。普段は息子に全権を委ねているため、表立って動く事は滅多に無い。ただ宇宙を統べる一族としての地位を死守するため、それを脅かす可能性を持ち且つフリーザの手に負えない者が現れた場合は動く事がある。性格は息子同様に冷酷非情で、例えフリーザが殺されてもその殺した相手を新たな息子に迎えようとするほど。具体的な実力は不明だが、フリーザに多少劣る程度だと考えられる。
ザーボン #247〜 (声・速水奨)
フリーザ配下の戦闘員で、常にフリーザと共に行動する側近の一人。外見はごく普通のヒューマノイドタイプで、美を好み整った顔立ちである事を誇りに思っている。故にそれを汚されたり、水に濡れたりする事を極度に嫌う。実力はドドリアよりも上だが、主にスカウターによる情報分析・報告を担当する。よって所有している知識も豊富であり、サイヤ人に関してもかなり詳しい。変身型の種族で変身後は力が大幅にアップするが、ガマガエルのように醜くなってしまう事を気にしてあまり変身したがらない。
最長老 #259〜 (声・滝口順平、佐藤正治)
ナメック星で最高齢の龍族で、エイジ261の異常気象における唯一の生き残り。今ナメック星に住んでいる者たちは、全員が彼の産んだ子供たちである。更に現在のドラゴンボールを作り出した張本人で、自らも一星球を管理している。他の長老達のように村を持ってはおらず、側近のネイルと共に切り立った高い岩の上に住む。既に寿命が迫っているためか自分で動くことは出来ないが、記憶探査や潜在能力の引き出し、全ナメック星人に対するテレパシーなどの特殊能力を持つ。ちなみに彼が寿命を迎えた後は、ムーリがその任を引き継いでいる。
栽培マン #214〜 (声・古川登志夫、古谷徹、鈴置洋孝)
フリーザ一味が雑兵として使用する、いくらでも代えの効く戦闘用植物人間。現在の主流はエイジ737頃から導入され始めた強化型らしい。土に種を植えて専用の培養液をかけるだけで、即座に成長し命令通りに動く兵士となる。人間並みの知能と1200の戦闘力を持つため、敵の実力を探るなどの目的で使われる(ただし、言語による会話はできない)。頭の中から溶解液を発射できるほか、相手に敵わないと悟ると相討ち狙いで自爆する。
サタン #393〜 (声・郷里大輔)
地球における世界格闘技選手権のチャンピオンで、ビーデルの父親。確かに一般的な地球人の中では最強なのだが、おそらくは亀仙人にすら及ばない程度の小者。セルの行いを全てトリックだと言い張ってセルゲームに出場するも、当然ながら話にすらならなかった(セルにまでホンモノのバカと言われてしまった)。この時にようやく自分とは次元の違う世界がある事を知り、自分の実力の無さを嫌というほど思い知らされる。しかし何故か運だけは異常に良く、様々な苦しい場面を口先と演技だけで乗り切っていき、最終的には悟空たちの代わりに地球を救ったヒーローとして祭り上げられる事に。しかもそれは強ち間違っておらず、少なくともブウと友達になった事が解決に役立ったのは事実である。故に悟空たちにも一応仲間として認められ、いわば悟空たちと世間一般大衆とのパイプ役のような役目を負う。得意技は、ダイナマイトキック(飛び蹴り)、前転で敵に突進するローリングアタック、サタンパンチ、サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチ(?)など。
皿田きのこ #81〜 (声・杉山佳寿子)
ペンギン村に住んでいる、皿田家の一人娘。保育園に通っているらしいが、普段は公園や砂場などで一人で遊んでいる。大人に対する憧れのようなものを持っており、子供扱いされるのが嫌いで世間の流行にも割と敏感。ただし、知識や頭の回転は年相応である。驚くとちびってしまう癖があるほか、「ナウい」「イモね」が口癖。
ジース #272〜 (声・田中和実)
フリーザ配下の戦闘員で、ギニュー特戦隊の一員。5人の中ではグルドに次いで小柄だが、おそらく最もバランスの取れた身体能力を有していると思われる。チョコレートパフェが好物らしい。得意技は、気弾を目標に叩きつけるクラッシャーボール。
神龍(シェンロン) #1〜 (声・内海賢二、佐藤正治)
地球のドラゴンボールを7つ集めて合言葉を言うと出てくる、文字通り神の龍。エイジ470頃、ミスター・ポポが作った龍の細工に、神様が命を吹き込んだ事で生まれた。合言葉は「出でよドラゴン、そして願いを叶えたまえ」だが、要するに出てきてくれといった類の言葉を唱えれば出てくる。出る時は昼夜に関係なく、世界中が夜になるのが特徴。どんな願いでも1つだけ叶えてくれるが、創造主である神の力を大きく超える力の持ち主をどうこうする、という類の願いだけは叶える事ができない。また同じ願いを2度叶える事は出来ないため、一度生き返った事のある者が死んだ時に再び蘇らせる事も不可能である(寿命で死んだ場合は初回でも不可能)。それに神の龍といっても不死身ではなく、攻撃されればダメージを受けるし死ぬ事もある。するとドラゴンボールは製作者が死んだ時と同じ状態になり、製作者が蘇らせない限り生き返る事は無い。ちなみにデンデが神様を引き継いだ後は、調整によって1度の呼び出しで叶えられる願いが2つになっている(前述の制約は同じ)。
シャプナー #421〜 (声・結城比呂)
オレンジスターハイスクールの生徒で、ビーデルの同級生。エイジ756生まれ。ボクシング部に所属しており、トレーニングを毎朝欠かさないほどに熱心だが、ビーデルほど強くはない。いつも他人を見下す挑発的な態度を取るが、別に悪気があるわけではないと思われる。
シュウ #18〜 (声・玄田哲章)
ピラフ大王に仕えている、忍者のようないでたちの犬。詳細は不明だが、ピラフに対する忠誠は厚い。
ジュエール #438〜 (声・沼田祐介)
第25回天下一武道会出場者。甘いマスクで女性に絶大な人気があるが、それ故に少々のぼせ上っており、自分の誘いを断られると逆上する。実力のほどは不明だが、第24回天下一武道会では決勝まで勝ち進んでいる。
シルバー #55〜 (声・銀河万丈)
担当地域においてドラゴンボールを探索中の、シルバー隊を率いるレッドリボン軍大佐。大佐だけあって戦闘力はそれなりに高く、ボクシングを得意とする。
人造人間19号 #335〜 (声・中原茂)
ドクター・ゲロによって、人間の少年をベースに生み出された人造人間。20号とは双子の姉弟であり、承諾無しに勝手に改造したゲロを恨んでいる。精神面の調整を全くしていない状態で起動されたため、殺戮と破壊だけを楽しみとする究極の殺人マシンとなってしまった。彼らはまず手始めに、自分達を停止させうる可能性を持つゲロを隙を突いて殺し、完全な行動の自由を得る事に成功する。本来ならば次に悟空の抹殺を行うはずだったが、既に病死していたためにそれは果たせなかった。よってそれからは破壊・殺人衝動の赴くまま、20号と共に地球中を荒らし回っている。パワー重視で設計されているためその実力は凄まじく、ベジータや悟飯を始めとする強者たちはトランクスを除いて全員殺されてしまったほどである。拳銃を携帯しているがこれは武器としてではなく、単なる殺人の一手段としてたまに使用する程度。
人造人間19号 #337〜 (声・堀之紀)
ドクター・ゲロによって生み出された、完全なロボットタイプの人造人間。エネルギー吸収式タイプではあるが、ゲロに対する忠誠心は高く初めての成功作である。命令に従ってゲロを人造人間20号として改造した後、腕試しも兼ねて南の都の南西9km地点にある島へゲロと共に出掛けるが、ここで未来を予期していた悟空たちと遭遇し戦闘となる。両目にはスカウターに似たサーチシステムが内蔵されており、大きな気を持つ者を迅速に探知できる。
人造人間15号 #350〜 (声・小林俊夫)
ドクター・ゲロによって生み出された、(おそらくは)完全なロボットタイプの人造人間。完成度はかなり高かったが結局は失敗作だったようで、既に処分済みらしい。ちなみに13号及び14号も、彼(?)と同じく完成度が高かった模様。
人造人間17号 #347〜 (声・中原茂)
ドクター・ゲロによって、人間の少年をベースに生み出された人造人間。18号とは双子の姉弟であり、承諾無しに勝手に改造したゲロを恨んでいる。よって最初に起動された時は命令を全く聞かない状態だったので、即座に停止させられて再度カプセルに入れられた。以後はゲロが19号を壊されて戻ってくるまでの間、ずっと機械による調整を受け続ける事となる。その結果ゲロに対する忠誠心こそ生まれなかったものの、殺人マシンとしての残虐性は消滅し比較的穏やかな性格となった。ゲロを始末した後、とりあえずの目標は欲しいという事で悟空を殺すために動くが、決して無益な殺生は行わずのんびりと道程を楽しむ心の余裕を持ち合わせている。パワー重視で設計されているためその実力は凄まじく、神と同化して完全になったピッコロと互角に渡り合うほど。彼自身も自分の力に絶対の自信を持っているが、それ故に他人の忠告や注意には耳を貸さず、隙や油断が生まれやすいという欠点もある。最初は拳銃を携帯していたようだが、悟空を探してカメハウスに現れるまでに不要と判断して処分した模様。
人造人間18号 #347〜 (声・伊藤美紀)
ドクター・ゲロによって、人間の少女をベースに生み出された人造人間。17号とは双子の姉弟であり、承諾無しに勝手に改造したゲロを恨んでいる。よって最初に起動された時は命令を全く聞かない状態だったので、即座に停止させられて再度カプセルに入れられた。以後はゲロが19号を壊されて戻ってくるまでの間、ずっと機械による調整を受け続ける事となる。その結果ゲロに対する忠誠心こそ生まれなかったものの、殺人マシンとしての残虐性は消滅し比較的穏やかな性格となった。ゲロを始末した後、とりあえずの目標は欲しいという事で悟空を殺すために動くが、決して無益な殺生は行わずのんびりと道程を楽しむ17号に苦笑しながらも付き合う心の余裕を持ち合わせている。そんな彼女にクリリンは惹かれていき(きっかけは気紛れでした頬へのキス)、セルの一件後にめでたく結ばれマーロンを授かる。結婚後は少々守銭奴的な一面を見せるようになるも、家庭を大事にしつつ幸せな生活を送っているようである。パワー重視で設計されているためその実力は凄まじく(17号には多少劣る)、超サイヤ人となったベジータを叩き伏せてしまえるほど。ただ彼女は17号と違ってそれほど強さに拘泥していないため、ある程度は忠告や注意を素直に聞き入れる事が出来る。得意技は、気円斬など。
人造人間16号 #350〜 (声・緑川光)
ドクター・ゲロによって生み出された、完全なロボット型の人造人間。17号をも上回るパワー重視設計であり、セルを除けばゲロの造った人造人間の中では最強。ただ悟空を殺すという目的だけに特化しすぎたためか、自然を愛し無駄な殺生を一切行わない心優しき性格となった。故にゲロにとっては完全な失敗作だったわけだが、一応まだ試作型だったのでそのうち作り直す気はあった模様。興味を持った17号たちによって起動させられたが、その性格のためか妙に気が合い彼らと行動を共にする事になる。悟空に関するあらゆる知識を詰め込まれているほか、両目にはスカウターに似たパワーレーダーが内蔵されており、大きな気を持つ者を迅速に探知できる。必殺技は、両手首を外し強力なエネルギー砲を放つヘルズフラッシュ。更に奥の手として、体内には超強力な爆弾が組み込まれており、彼の意志一つで作動し敵を道連れにできるようになっている(後にブリーフの手で除去される)。
人造人間20号 #335〜 (声・伊藤美紀)
ドクター・ゲロによって、人間の少女をベースに生み出された人造人間。19号とは双子の姉弟であり、承諾無しに勝手に改造したゲロを恨んでいる。精神面の調整を全くしていない状態で起動されたため、殺戮と破壊だけを楽しみとする究極の殺人マシンとなってしまった。彼女らはまず手始めに、自分達を停止させうる可能性を持つゲロを隙を突いて殺し、完全な行動の自由を得る事に成功する。本来ならば次に悟空の抹殺を行うはずだったが、既に病死していたためにそれは果たせなかった。よってそれからは破壊・殺人衝動の赴くまま、19号と共に地球中を荒らし回っている。パワー重視で設計されているためその実力は凄まじく(19号には多少劣る)、ベジータや悟飯を始めとする強者たちはトランクスを除いて全員殺されてしまったほどである。
人造人間8号 #62〜 (声・飯塚昭三)
ドクター・ゲロによって生み出された、人間の男性をベースに生み出された人造人間。ホワイト隊の切り札として、マッスルタワーの内部に待機している。大きな体と怪力を誇り戦闘力はかなりのものだが、フランケンシュタインのような外見と違って非常に優しい心の持ち主。故に悪事や戦いが嫌いであり、悟空と相対した時も戦うのが嫌で戦闘を拒否した。そのせいで体内の爆弾により処分されそうになったが、悟空のおかげで一命を取り留め意気投合して行動を共にする事となる。呼びにくいからという理由で悟空が名付けた「ハッチャン」というあだ名が気に入り、以後はずっとこの名前で通す。
シンバル #137〜 (声・郷里大輔)
ピッコロ大魔王が生み出した手下の一人。エイジ753生まれ。身長181cm、体重115kg。飛行可能な翼を持つ、ドラゴンタイプの戦士。あくまでもドラゴンボールを集めるために生み出されたのでタンバリンほどの実力は無いが、それでも並の人間では敵わないほどの戦闘力を持つ。
スケ #100〜 (声・大竹宏)
占いババが雇っている戦士たちの一人。姿が全く見えない透明人間で、それを利用して敵を好き放題に嬲る。ただ、武術の腕自体はそれほど高くない。
スッパマン #81〜 (声・玄田哲章)
オカカウメ星からペンギン村にやってきた、(自称)平和を守る正義の味方。好物は梅干しだが、これは同時にトレードマークでもある。普段はスーツを着て帽子を被り、メガネをかけてPCBテレビのレポーター「暗悪健太」として生活している(本人は変装しているつもり)。有事の際には電話ボックスで着替えるのだが、変身ではないので非常に時間がかかり、その間に事件が終わっている事も少なくない。飛行能力や怪力などといったものは一切なく、移動手段はスケボー(盗品)で身体能力も並以下。しかも視力が悪いため、コンタクトレンズを使用する。よって戦いの時には自前の武器や罠に頼る事がほとんどで、一切手段を選ばない。かなり陰険な性格で執念深く、馬鹿にされたりすると例え子供相手でもせこい仕返しをする。その割に相手が自分より強く不利と分かるとコロッと態度を変え、卑屈なくらい下手に出て取り入る。得意技は、瓦3枚割り、そろばんを使った計算、早食い、ウンチに触る事、ダブルはなくそほじほじなど。小学生の頃、「給食スパちゃん」と呼ばれるほどの早食いだったという。
スノ #56〜 (声・渡辺菜生子、田中真弓)
ジングル村に住んでいる少女。エイジ740生まれ。飛行機が墜落して放り出され、凍り付いていた悟空を助ける。
スポポビッチ #438〜 (声・江川央生)
バビディが現地で得た手駒の一人で、第25回天下一武道会出場者。ブウ復活のためのエネルギーを入手すべく、ヤムーと共に出場する。元々は見かけ通り気のいい大男だったと思われるが、洗脳によって外見もろとも一変し、正気を失って弱者を甚振る卑劣漢と化している。これは自身の限界を超える戦闘力と、首を折られても自力で戻せるほどのタフさを手に入れた代償であり、その影響で生命力の感じられない生ける屍と化している。
セル #360〜 (声・若本規夫)
ドクター・ゲロの遺した地下研究施設の培養器で生まれた、不完全変態の体質を持つ昆虫型生体人造人間。エイジ762に製造開始され、エイジ786に誕生。シッポによる人間の生体エキス吸収が食事代わりであり(被害者は衣服を残して消滅してしまう)、不完全体のうちは食事すればするほど戦闘力を高める事が出来る。17号と18号(彼の時代では19号と20号)を吸収して完全体となり、全てにおいて完璧な存在となる事が目的。元々はある時ゲロが始めた、戦闘の達人たちの細胞を収集・合成して人造人間を作る研究が素になっている。ゲロ本人は時間がかかりすぎる事が分かって中断したが、コンピュータはその後も休む事無く作業を続け、観察を行っていた超小型スパイロボットによって悟空・ピッコロ・ベジータ・フリーザ・コルドの細胞を得る事に成功。後はひたすら生命を生み出す事に従事し、計27年という時間をかけて作り出された。そしてコンピュータの指示通りに完全体となるべく19号と20号を探すが、その時代では既にトランクスに倒されており2人は存在していなかった。そこで隙を突いてトランクスを殺害しタイムマシンを強奪、エイジ763(フリーザ親子が地球に来る一年前)へ飛ぶ。ただタイムマシンの座席が彼には小さすぎたため、一度卵に戻る事で問題を解決するが、ある程度成長し脱皮して元に戻るのに3年もの熟成時間がかかってしまった。以後は人間たちを手当たり次第に襲いながら17号と18号を探し、遂に2人を吸収して完全体となる事に成功する。次はその強さを存分に実感するべくセルゲームを開催し、ついでに人間たちの恐怖と絶望を観察しようと考える。フリーザやコルドの血が入っているせいか性格は残虐非道そのもので、命を奪う事に躊躇いも情の欠片も一切無い。目的のためには手段を選ばず、しかもより悪い手段を好んで選ぶ傾向がある。加えて悟空やベジータの血の作用により、瀕死から回復した際は傷を負う前に比べて遙かにパワーアップできるほか、ピッコロの血の作用により脳内の核を破壊されない限り何度でも再生する事が出来る(体の一部が残っていれば核が無くても再生可能)。得意技は、かめはめ波、元気玉(本人談・本当に出来るかどうかは不明)、太陽拳、サイコキネシス、気合い砲、バリア、自爆、瞬間移動など。
セルジュニア #406〜 (声・鈴置洋孝、島田敏)
セルが悟空たちを甚振るために生み出した、小さな7体の分身。多少子供っぽい言動をするものの、性格はセル本人の生き写しである。セルには劣るものの強大な戦闘力を有しており、ベジータやトランクスですら全力を出してようやく互角という有様。セルの目論見通り、彼らの行いは見事に悟飯をキレさせるきっかけとなる(最後の一押しは16号の助言)。ちなみに、本体と違って再生能力は無い。
空豆クリキントン #81〜 (声・戸谷公次)
BARBARそらまめの店主で、タロウやピースケの父親。理容師としての腕は中々のものであるほか、元刑事で射撃を得意とし自宅にはいつも自分用の拳銃が置いてある。何故かアラレの大ファン。
空豆タロウ #81〜 (声・古川登志夫)
BARBARそらまめに住んでいる警察官で、空豆家の長男。身長171cm、体重56kg。趣味はバイクと野球。嫌いなものはお化け。特技は、何でもない事をさもそれらしく見せる事。ちょっと気の弱い素直な少年で、そういった性格を隠すためにサングラスにタバコ(未成年だが)というスタイルでいる事が多い。とはいえ特に喧嘩が強いわけでも腕力があるわけでもないので、押し切られると逆らえなくなってしまう。アラレには「タロさ」と呼ばれる事が多いが、田舎者みたいだという事で彼自身はあまり快く思っていない。鶴燐とは恋人同士であるが、どちらかというと尻に敷かれているように思われる。
空豆ピースケ #81〜 (声・神保なおみ)
BARBARそらまめに住んでいる、空豆家の次男。身長102cm、体重34kg。趣味はサイン集め。嫌いなものは皿田きのこ。いつも被っている動物の耳のような帽子がトレードマークだが、コンプレックスになっている背の低さを少しでもカバーするためのものでもある。学校では野球部に所属。村の住人にしては珍しく、ちょっと控え目で内気な性格の、ごく普通の少年。ヒヨコちゃんという恋人がいる。
孫悟天 #424〜 (声・野沢雅子)
悟空とチチの間に産まれた、サイヤ人と地球人の混血児。エイジ767生まれ。トランクスとは年が近い事もあって仲のいい幼馴染であり、彼と遊んでいる内に自然と鍛えられていった。いかにも子供らしいやんちゃな性格で、時にはトランクスの誘いで悪戯をする事も。しかし実力は子供とは思えないほど高く、幼い身で超サイヤ人にもなれるため、魔人ブウとの戦いでは大きな戦力となる。当初は何故か武空術ができなかったが、悟飯に教えを受けた事でそれも解消される。得意技は、かめはめ波など。
孫悟飯 #8〜 (声・阪脩)
都から遠く離れた山奥に住んでいた、悟空を拾って育てていた老人。エイジ658生まれ。当時は数少なかった亀仙人の一番弟子であり、あらゆる格闘術において右に出る者無しとまでいわれる達人だった。悟空に武術を教えながら二人で暮らしていたが、満月を見て大猿になってしまった悟空に踏み潰され、亡くなってしまった(悟空はこの事をベジータとの戦いでようやく知った)。しかし彼自身はその事を全く気にしておらず、あの世でそれなりに楽しくやっているという。ただ悟空のその後は気になっていたらしく、もしも占いババの所に来る事があったら呼んで欲しいと頼んでいた。優しく穏やかで気さくな性格だが、礼儀にだけは人一倍厳しい。また亀仙人ほどではないにせよ、少々女好きの傾向がある様子。得意技は、ジャン拳、酔拳、かめはめ波など。
孫悟飯 #196〜 (声・野沢雅子)
悟空とチチの間に産まれた、サイヤ人と地球人の混血児。エイジ756生まれ。教育ママと化したチチに厳しく躾けられて育ち、とても礼儀正しく真面目な子となる。チチに言い聞かせられた成果なのか、学者になるのが夢で物心付いた頃には既に勉強を始めていたと思われる。4歳の時に父と共にカメハウスでの会合に向かうが、突如現れたラディッツに連れ去られ人質にされてしまう。しかしこの時に凄まじいまでの戦闘力の片鱗を垣間見せ、ラディッツを倒すのに一役買う事に。そしてラディッツを撃退後、その才能を役立てようと考えたピッコロにまたもや連れ去られ、厳しい修業を受ける事となる。これが元でピッコロとのある意味家族以上とも言える信頼関係が構築され、遂には二人だけのテレパシーじみたものまでできるようになる(テレパシー自体は悟空とも可能)。フリーザ一派やセルとの戦いで大きく成長し、超サイヤ人にも目覚める事に成功。眠っていた力が着々と呼び起こされていき、一時的にではあるが悟空の見立て通り父を超える事もあった。セル討伐後は勉学の方に力を注いだため少し鈍ってしまったが、それもブウとの戦いや15代前の界王神のおかげで解消、悟空に次ぐ実力者となっていく。ブウの一件後しばらくしてビーデルと結婚、娘のパンを授かり念願の学者にもなれたようである。上記の通り性格は品行方正そのもので、目上の人間には必ず敬語で会話する(戦闘力の高低は関係なし)。オレンジスターハイスクールに通っている時も街の各所で起こる悪事を見過ごせず、正体がバレないように当初は超サイヤ人に変身して解決していく(金色の戦士と噂されている)。もっとも服装は変えられないのでビーデルにバレそうになり、今度はブルマに相談して「グレートサイヤマン」という変身ヒーローとして活躍する(でも速攻でバレてしまい効果無し)。得意技は、両掌から一気に気を撃ち出す魔閃光、かめはめ波、気合い砲など。
ダーブラ #446〜 (声・大友龍三郎)
バビディの部下の一人で、暗黒魔界の王。当然ながら暗黒魔界最強の実力者であり、バビディも全幅の信頼を寄せていて公然と意見できる唯一の存在。バビディの宇宙船内にも、他の戦士とは違って彼専用の特別室を与えられている。火を吐いたり唾で標的を石化させたりと様々な魔術を扱うほか、残像拳などの格闘技だけでなく剣技にも優れる。しかし実質的な戦闘力は、最強状態のセルと同程度らしい。
大界王 #440〜
4人の界王の頂点に立ち、全銀河を治めている存在。詳細は不明。
大界王神 #508〜 (声・辻村真人)
4人の界王神の頂点に立ち、全銀河を見守っていた存在。太っていたけれど温和で優しかったという。500万年前のブウとの一大決戦において吸収されてしまったらしい。
桃白白 #84〜 (声・大塚周夫)
鶴仙人の弟で、世界一の殺し屋(元サラリーマン)。とてもそうは見えないが、エイジ459生まれなので齢300を優に超える高齢者である。身長178cm、体重70kg。エイジ730から殺し屋を続けているベテランで、天津飯や餃子の師匠。一人殺すのに1億ゼニーという法外な料金を取るが、その分仕事は完璧にやり通す。レッドリボン軍の依頼を受け、ドラゴンボールの奪取と悟空の抹殺を行なうために聖地カリンへ赴く。一度は悟空を完全に破ったが、カリン塔で修業した悟空によって返り討ちに遭ってしまった。この時に自分の爆弾で木っ端微塵になったと思われたが、後にサイボーグとなって第23回天下一武道会に現れる。当初は武道家としての誇りだけは持っていたようだが、サイボーグ化し復讐心の塊となってからは失われてしまった模様。格闘術での戦いが常だが、刃物の扱いにも長けている。得意技はどどん波、目標をセットすればどこまでも追尾していくスーパーどどん波など。
タンバリン #135〜 (声・中尾隆聖)
ピッコロ大魔王が生み出した手下の一人。エイジ753生まれ。身長188cm、体重74kg。飛行可能な翼を持つ以外は割と普通の人型で、戦闘用に特化された肉体を持つ戦士。大魔王が電子ジャーから解放されてから生み出された戦士の中では最強の実力者で、クリリンをあっさりと返り討ちにするほど。武道会の名簿を入手後、名簿にある武道家たちを抹殺して回る任務を負う。
チチ #11〜 (声・荘真由美、渡辺菜生子)
涼景山の城に住んでいる、牛魔王の娘。エイジ737生まれ。本当に純粋無垢な少女で、筋斗雲にも乗れるほどである(母親になってからは不明)。父の依頼で悟空と共に亀仙人のところへ赴くが、その途中で「色々」あってダンナは悟空しかいないと考えるようになった。そこで思い切って別れ際に求婚し、悟空もそれを了承した(尤も悟空は、食い物の事だとばかり思っていたらしい)。第23回天下一武道会において悟空と再会、一悶着ありつつも改めて求婚し晴れて夫婦となる。少しして悟飯を、かなり後に悟天を授かるが、第一子である悟飯の教育には鬼とさえ思えるほど熱心であり、意地でも学者に育て上げようとする。そのため武術ばかり教えて働きもしない悟空にかなり憤りを感じており、悟空に対して妻とは思えない非情な言葉を口にした事もあるが、本心では変わらず愛し続けている。悟飯が念願の学者になってからはだいぶ気が楽になったらしく、悟天に関してはそこまで拘ってはいない模様。子供の頃は武術は不得手で、ビームを発射したり鋭い刃の付いたブーメランがくっついているカブトを武器としていた。しかしある程度成長してからは、(おそらくは)父に手ほどきを受け、立派な武闘家となっている。
餃子 #113〜 (声・江森浩子)
鶴仙人の二番弟子で、非常に小柄な少年。身長138cm、体重33kg。禿頭だが1本だけ残っている毛が自慢らしいので、自ら剃っているのではないと思われる。当初は兄弟子同様、相手を甚振るのが好きな卑劣漢だったが、変わっていく天津飯に次第に感化されていき、天津飯が完全に変わったのをきっかけに彼も鶴仙人から離反する事になった。しばらくはカメハウスの居候となるが、ピッコロ大魔王が滅びた後は一ヶ所に定住する事無く、天津飯と共に修行の旅を続けている。ただ地球の命運を握るような大きな戦いには、天津飯と共に自ら望んで参戦する。始めの頃は基本的に無表情で、何を考えているかよく分からないタイプであったが、悟空たちと過ごすようになってからは徐々に感情豊かになってきている。共に修業した天津飯の事を実の兄のように慕っており、天津飯のためなら命を投げ打つ事さえ厭わない一面がある。いつも天津飯と共に修業に明け暮れているのでそれなりの実力はあるのだが、残念ながら他の仲間たちほどの上達は見られず、純粋な地球人の中では最弱となってしまっている。そもそも彼は元々生来の超能力を武術と併用して戦うのが得意なので、超能力が効かない強大な相手と戦うには少々不向きという事もある。得意技は、サイコキネシス、どどん波、自爆など。ちなみに、算数が大の苦手。
チャパ王 #114〜 (声・柴田秀勝)
SSR249905Cに住んでいる、武闘家の中でも非常に名の知られた達人。エイジ710生まれ。身長185cm、体重82kg。かつて天下一武道会で優勝した事もあり、その時は誰にも掠る程度も触れさせる事無く勝ってしまったという。孫悟飯同様に礼儀に煩く、妻と3人の子供がいるらしい。得意技は八手拳。
ツーノ #259〜 (声・龍田直樹)
ナメック星に住んでいる、6人の長老の一人。四星球を管理している。突如ベジータの襲撃に遭い、奮戦空しく殺されてしまう。
鶴仙人 #113〜 (声・永井一郎)
亀仙人と双璧をなす(と一般的には言われている)、サングラスと中途半端禿げ(?)がトレードマークのひねくれ爺。とてもそうは見えないが、齢300を優に超える高齢者である。遥かな昔、武泰斗の元で当時の亀仙人と共に武術を学んだ武闘家だが、その性格の悪さゆえか亀仙人ほどに伝説化してはいない。しかも元々ウマがあわなかったのか、典型的な犬猿の仲である。事あるごとに亀仙人を目の敵にし、彼の弟子達が天下一武道会で活躍したと聞いて、負けじと自分の弟子を参加させる。おまけに弟の桃白白が亀仙人の弟子の一人に負けたと知り、復讐心に燃え滾る事に。ところが今度は自分の弟子達が亀仙人に感化されて自分から離れてしまったため、自ら始末しようとするも失敗。3年を経て今度は桃白白をサイボーグ化によって復活させ、再度復讐を試みる。桃白白の兄だけあって、卑劣な真似を平気で行なう最低な性格。その上陰湿で執念深いので、彼を直接知る者はみな彼の事を嫌っているという有様である。ちなみに名前の由来は、いつも鶴の頭がついた帽子を被っている事から。
摘突詰 #81〜 (声・千葉繁)
烈津號に住んでいる鶴燐の弟で、摘家の長男。非常に真面目で爽やかな好青年であり、誰とでもすぐに仲良くなれる温厚な性格。その上太極拳などの中国拳法の達人で、いかなる時もトレーニングを欠かさない努力の人である。ゆえに女性からの人気も高く、何処を取っても非の打ち所の無いように思えるが、女性に触れたり触られたりすると虎人間に変身してしまうのが唯一の欠点(男に触れれば元に戻る)。また普段滅多に激昂したりしない分、一度激怒すると手が付けられないほど暴走し(恐らくペンギン村最強)、自然に収まるまで誰にも止められなくなってしまう(暴走中の記憶は残らない)。あかねとは恋人同士。
摘鶴天 #81〜 (声・大竹宏)
烈津號に住んでいる発明家で、突詰や鶴燐の父親。鍔北弊では千兵衛と同じ様に発明品で生計を立てていたと思われるが、彼の発明品は悪い意味で千兵衛以上の代物であるため、真偽のほどは不明。おまけにスケベさでも千兵衛を上回り、よく妻や鶴燐のお仕置きを食らっている。そのせいか、特に妻には全く頭が上がらない。
摘鶴燐 #81〜 (声・三田ゆう子)
烈津號に住んでいる突詰の姉で、摘家の長女。あまり物事を深く考えず、行き当たりばったりで行動するわがままな性格。その上一方的に注意されたり非難されたりするのが大嫌いで、そのたびに得意の超能力で仕返しする。鶴天から超能力の使用は控えるようにいわれてはいるものの、ほとんど気にせず事あるごとに使いまくっている。タロウとは恋人同士。ちなみに寝起きが非常に悪く、無理に起こしたりすると酷い目に遭う。
摘詰角田野廷遊豪 #81〜 (声・堀江美都子)
烈津號に住んでいる鶴天の妻で、突詰や鶴燐の母親。特技はお世辞、五獣(竜・虎・蛇・鶴・豹)の拳など。比較的まともな性格で、割と常識的な考えの持ち主。ただ夫の度を越したスケベさが悩みの種であり、鶴天がセクハラ紛いの事をするたびに得意の武術で懲らしめている。
天津飯 #113〜 (声・鈴置洋孝、山寺宏一)
鶴仙人の一番弟子で、桃白白のような殺し屋を目指す三つ目人の青年。エイジ733生まれ。身長187cm、体重75kg。弟弟子の餃子と違って完全な禿頭だが、元々なのか剃っているのかは不明。当初は弱い者をとことん甚振るような卑劣漢だったが、天下一武道会で亀仙人と戦い鶴仙人の教えに疑問を持ち始め、少しずつ感化されていく。そして悟空との戦いを経て完全に染まってしまい、心から鶴仙人に離反する結果となった。しばらくはカメハウスの居候となるが、ピッコロ大魔王が滅びた後は一ヶ所に定住する事無く、餃子と共に修行の旅を続けている。ただ地球の命運を握るような大きな戦いには、餃子と共に自ら望んで参戦する。自分が武道家である事に誇りを持っており、真剣勝負に対して他者の横槍が入ったり卑怯な真似をしたりする事をひどく嫌う。それは殺し屋を目指していた頃から一切変わっておらず、その一本気な性格ゆえに鶴仙人とそりが合わなくなったとも言える。また餃子は共に修業した家族同然の大事な仲間であり、どんな時でも共にある事を心に決めているらしい。それなりに死線を潜り抜け着実に腕を上げていくが、やはり悟空たちほどではなく実力の差は歴然たるものになってしまう。しかしそれでもクリリンに次ぐ程度の実力はあり、目が三つある事から視力は仲間内で最も高い。得意技は、太陽拳、かめはめ波、どどん波、敵をバレーボールのように扱って地に叩きつける排球拳、残像拳、気功砲、背中から2本の腕を生やす四妖拳、魔封波、自分自身を四人に分裂させる四身の拳、威力を更にアップさせた新気功砲など。
デンデ #251〜 (声・鈴木富子(幼少期)、結城比呂)
ムーリの村に住んでいる龍族の幼子で、最長老の108番目の子供。突如襲来したフリーザたちに殺されそうになるも、間一髪で悟飯に助けられ事情を理解した上で彼らを最長老の下へと導く。その後もクリリンたちに願いの叶え方を伝えたり、彼特有の完全治癒能力で戦いをサポートしたりと意外な活躍を見せたが、その能力を知ったフリーザによって殺されてしまう。しかし地球のドラゴンボールによって生き返り、界王の考えた願いを最長老を経由してポルンガに伝えるという重要な役割を果たす。全てが終わった後は仲間たちと共にナメック星と環境の似た星へ移ったが、どうしても地球の事が忘れられず悟飯やクリリンに会いたいという気持ちばかりが募っていたらしい。そんな時、悟空が地球の神になってくれる人材を探しに現れたため、渡りに船とばかりに付いていく事になる。見事に地球のドラゴンボールを復活させ正式に神の座を受け継いでからは、ポポと共に神殿で平和に暮らしている。
ドクター・ゲロ #335〜 (声・矢田耕司)
人造人間たちやセルを生み出した、元レッドリボン軍の狂人的科学者。その天才ぶりは科学者達の間でも有名だったが、随分と嫌われていたらしい。北の都付近に洞窟を改造した研究所を構えており、悟空に組織を潰されて以来、復讐心の赴くまま悟空を倒せる人造人間の研究に明け暮れていたという。しかし人造人間19号と20号の姉弟を目覚めさせた時、彼らの手で殺されてしまった。
ドクター・ゲロ #337〜 (声・矢田耕司)
人造人間たちやセルを生み出した、元レッドリボン軍の狂人的科学者。北の都付近に洞窟を改造した研究所を構えており、その天才ぶりは科学者達の間でも有名だったが随分と嫌われていたらしい。悟空に組織を潰されてからは復讐心の赴くまま、超小型スパイロボットによって悟空たちの観察を続けつつ、悟空を倒せる人造人間の研究に明け暮れていたという。17号と18号を完成させた際に一度起動させるものの、全く命令を聞かず手に負えなかったので即座に停止させ、再度カプセルに入れて調整を続行する。17号と18号が命令を聞かないのは、機能の大部分をパワーと永久エネルギー炉に振り分けすぎたからではと考え、今度はエネルギー吸収式タイプで19号を製作。ようやく自分に忠実な人造人間が完成したため、今度は19号に自分を改造させてエネルギー吸収式タイプの人造人間20号となり、人間離れした強さと永遠の命を得る事に成功する。腕試しも兼ねて南の都の南西9km地点にある島へ19号と共に出掛けるが、ここで未来を知っていた悟空たちと遭遇し戦闘になる。両目にはスカウターに似たサーチシステムが内蔵されており、大きな気を持つ者を迅速に探知できる。
ドドリア #247〜 (声・堀之紀)
フリーザ配下の戦闘員で、常にフリーザと共に行動する側近の一人。最新式のスカウターを付けてはいるが、大雑把な性格で頭を使うのは苦手なため、主にフリーザの手足として戦闘を行う事が多い。ピンク色の肌と巨体を持つ怪力自慢で、力任せに押し切る戦い方を得意とする。
兎人参化 #17〜 (声・大竹宏)
きのこシティを根城にしている、ウサギ団の親分。エイジ698生まれ。身長159cm、体重61kg。見た目は迫力の全く無いウサギ人間なのだが、それなりに身体能力が高い上に彼に触れた者は例外なく人参になってしまうため、町の人間は誰も逆らう事が出来ないでいる。愛車はウサギを模した軽自動車。
ドラキュラマン #99〜 (声・戸谷公次)
占いババが雇っている戦士たちの一人。エイジ176生まれ。身長168cm、体重51kg。キックボクシングを得意とする吸血鬼で、蝙蝠に変身する事が出来る。素早い動きで敵を攪乱し、隙を突いて吸血する。男女に関係なく若者の血が好物だが、普通の吸血鬼と同様にニンニクや十字架が苦手。
ドラム #153〜 (声・郷里大輔)
ピッコロ大魔王が生み出した手下の一人。大魔王が若返ってから生み出されたため、タンバリンやシンバルとは比べ物にならない戦闘力を誇る。巨大な体躯に見合ったパワーと見かけによらないスピードで、素早く敵の背後に回って攻撃するスタイルを得意とする。
トランクス #330〜 (声・草尾毅)
20年後の未来からやってきた、ブルマとベジータの子。エイジ766生まれ。タイムマシンで彼にとっての過去である現在(エイジ764)に現れ、未来に起こっている惨状と人造人間たちによる危機を警告する。彼が生まれて間もない頃に悟空が心臓病で急逝、他の仲間達も人造人間19号と20号によって悟飯以外は全員殺されてしまったらしい。物心付いてからは超サイヤ人に目覚めた悟飯に武術を教わっていたのだが、その悟飯も結局殺されてしまった。怒りに任せて人造人間たちに戦いを挑むも惨敗、しかし何とか生き残る事はできたので、人造人間を倒す手掛かりを得る事・自分達の世界とは違う幸せな未来を造る事を目的に過去に飛ぶ。一度は用件を伝えただけで帰ったが、二度目に来た時は彼の知る歴史との齟齬を疑問に思い、しばらくの間共に行動する事に。成り行きでベジータと共に修行を行い、セルゲームにも参加する事になる。辛い時代を生き抜いてきたためか、父親とは全く違って仲間想いの優しい性格をしており非常に礼儀正しい。サイヤ人特有の悪癖とも無縁で、災いの芽は出る前に潰そうとする。ただし悟空たちと違って敵に止めを刺す事には何の躊躇も無いので、その辺りは父親の影響を受けているといえる。登場時には既に超サイヤ人に目覚めており、パワーアップしたフリーザやコルドをあっさりと片付けてしまうほどの実力を有していた。だがこちらの世界で改めてベジータと共に修行を行った結果、完全体のセルには敵わないまでも飛躍的に実力を上げる事に成功する。当初は武術だけでなく刀も扱っていたが、こちらで修行してからは使わなくなっている。
トランクス #337〜 (声・鶴ひろみ(赤子)、草尾毅)
人造人間襲来直前に産まれた、ブルマとベジータの子。エイジ766生まれ。ベジータに鍛えられながらも健全に育ち、悟天とは年が近い事もあって仲のいい幼馴染である。いかにも子供らしいやんちゃな性格で、時には悟天を誘って悪戯をする事も。しかし実力は子供とは思えないほど高く、幼い身で超サイヤ人にもなれるため魔人ブウとの戦いでは大きな戦力となる。
鳥山明 #3〜
愛知県西春日井郡清洲町に住んでいる、この漫画の作者。A型。身長173cm、体重60kg。何故か超合金のロボット姿をしている。
ナッパ #204〜 (声・飯塚昭三)
フリーザの配下として動く、母星崩壊後に生き残っているサイヤ人の一人。自称エリート戦士だが、フリーザ配下の中では下っ端に近い。主にベジータと共に行動し、思うままに戦闘を楽しんでいる。大きな体躯に見合う戦闘力とタフさを有し、地球を訪れた時に彼に敵う者は悟空だけだった。ひたすら力任せの雑な戦い方をするほか、頭に血が上って冷静さを失いやすいため、時々ベジータから苦言を呈される時がある。
ナム #35〜 (声・塩沢兼人)
故郷の村で一番腕の立つ武道家で、第21回天下一武道会出場者。エイジ721生まれ。身長182cm、体重68kg。住所はSAM275508Sで、弟が二人いる。陽照り続きで水不足に苦しむ村のため、水を買う金を得ようと武道会に出場した。都に来れたのも村のみんなのカンパによるものであり、絶対に負けられないという凄まじい執念の持ち主。唯一つの欠点は、非常にウブで純情なせいで女性に対する耐性がまるで無い事。得意技は、上空へ飛び上がり腕を×の字に組んで地面の敵に突撃する「天空×字拳」、成層圏近くまで飛び上がり腕を×の字に組んで地面の敵に突撃する「超天空×字拳」など。これらの技を常人が受けると、死ぬ事は無いが10日間は目が覚めないという。
ニコチャン大王 #81〜 (声・大竹宏)
ニコチャン星を治める王で、自称「宇宙の王者」。妻や息子たちと平穏に自分の星で暮らしているが、何故かペンギン村に遊びに来ている。既に99個の惑星を占領し支配下においている覇者のはずなのだが、何故か身体能力は平均的な地球人と大差ない。よって強者にはなかなか逆らえず、下手な態度に出る事が多い。侵略者には珍しく結構部下想いな性格で優しい一面もあるため、国民からの人望は厚い。ただ宇宙人であるためか漢字には弱く、読み書きの間違いを頻繁にするほか、記憶力もあまり良くない。普段は名古屋弁で話すが、たまに大阪弁になる事もある。
ネイル #264〜 (声・森功至)
ナメック星に住んでいる、常に最長老を守る使命を持つ戦士。思慮深く物静かな性格だが、どこかピッコロと似た雰囲気を持っている。現在のナメック星では唯一の戦士タイプであり、4万2千という高い戦闘力を持つ。
ノック #518〜 (声・結城比呂)
第28回天下一武道会出場者で、ガラの悪いチーマー。対戦相手となったベジータに因縁を付けたため、試合前に棄権となる。
則巻アラレ #81〜 (声・小山茉美)
千兵衛が作った発明品の一つで、女の子タイプの人間型アンドロイド。ペンギン村の村長を務めて(?)いる。身長109cm、体重31kg。趣味はウンチつつき、ウンチ遊び。特技は、気分がとても良い時に踊るんちゃちゃダンス、ウンチまわし。自由奔放・天真爛漫を絵に描いたような性格で、どんな時でも明るく楽しく、思い悩むとか考え込むとかいった事は皆無。やる事なす事全てが常識とは縁遠く、その行動原理は予測するだけ無意味という、いい意味でも悪い意味でも無敵の存在。また言語中枢が特殊なのか、彼女特有の挨拶や口癖は数多い。ロボットなので体の強度が並外れて高く凄まじい怪力と脚力を誇るが、視力が非常に低くメガネが無いと何も見えない。得意技は、月割り、地球割りなど。必殺技は、口を大きく開けて放つ秘密兵器「んちゃ砲」。これには挨拶の数だけバリエーションがある(威力は同じ)が、一発撃つごとに非常に多くのエネルギーを消耗してしまうという欠点もある。
則巻ガジラ #81〜 (声・中野聖子)
原始時代の地球に、神様によって送り込まれた天使。身長61cm、体重17kg。趣味は車齧り。アラレたちが原始時代に行った時、ライターのお礼にピースケ似の子供から貰った卵から孵った。とても人懐っこく人見知りしない性格で、誰とでもすぐに仲良くなれる。中でも特にアラレには良く懐いており、一緒に行動する事がほとんど。挙句の果てには高校にまでアラレに付いていくため、学校側も時々生徒として認知している。名前はガメラとゴジラを合わせたもので(アラレが命名)、普段は「ガッちゃん」と呼ばれる。マッハをはるかに越える高速での飛行が可能なほか、頭の触覚からは非常に強力な電撃を発する事が出来る。
則巻千兵衛 #81〜 (声・内海賢二)
ペンギン村モモンガ1番地(〒AB5−13)に住んでいる、一応は自他共に認める天才科学者。身長175cm、体重80kg。嫌いなものは犬と雷と猫。趣味はスケベ本鑑賞。両親は彼が小さい頃に他界したが、祖父はまだ健在。学生時代は両親の残した遺産で生活していたようだが、今では様々なものを発明しそれらを売買して生計を立てている。ただ発明品の多くは明らかな失敗作や欠陥品、もしくは単なる無駄か作った意味すら不明なものばかりで、本当に売れているのかどうかは疑問。かなりいい加減な性格で、妻のみどりさんがいるにも関わらず未だにスケベ。美女の前では劇画調のシリアスバージョン(手足も長くなる)になるが、3分で元に戻ってしまう。顔が大きくて3頭身というスタイルで、アラレにはよくゴリラなどと間違われる。また手足が短いのをとても気にしていて、指摘されると激怒する。ちなみに、保育園時代は急行センちゃんといわれるほど、投球速度が速かったらしい。
則巻ターボ #82〜 (声・三田ゆう子)
千兵衛とみどりの間に生まれた第一子で、則巻家の長男。馬力のありそうな力強い名前という事で、千兵衛が命名。非常に強力なテレキネシスとサイコキネシスにより、あらゆる言語を理解して使いこなすだけでなく、自分の体も含めてどんなものでも思い通りに動かす事ができ、更に千兵衛も顔負けの知能を有するスーパー赤ちゃんである。ほかにも大人1人を簡単に引き摺ってしまうほどのパワー、本気のガッちゃんをも上回る光速度空中飛行能力、時間すらも操る時空操作能力といったものを備えており、単に戦闘能力だけを比較すれば則巻家最強といっても過言ではない。いつも元気で明るく少しだけ我が儘でいたずら好きと、性格は無邪気な子供そのもの。ただし彼の場合は高度な知能による理性が存在するため、いたずらするにしても笑って済ませられる程度であり、限度をしっかりと弁えている。また能力にかまけて増長するなどといった事も無く、則巻家の一員として極めて自然に溶け込んでいる。
則巻みどり #82〜 (声・向井真理子)
ペンギン村モモンガ1番地(〒AB5−13)に住んでいる、千兵衛の妻で幼稚園の先生。身長159cm、体重48kg。嫌いなものは、間違えて塩を入れたココア。先生は趣味が高じて行っているようなもので、職業とは考えていないらしい。自動車の運転免許を持っており、幼稚園へは車で通勤する。非常に明るく社交的な性格で、妙に子供っぽい天然的な部分もあるためか、園児たちからも良く慕われている。しかしその反面、目的のためには手段を選ばない割と腹黒な一面を垣間見せる事も。ただ、浮気・不倫・校則違反などの曲がった事は絶対に許さず、極端な思い込みから離婚にまで発展しかけた事すらある。得意技はロケットパンチ。
バータ #272〜 (声・岸野幸正)
フリーザ配下の戦闘員で、ギニュー特戦隊の一員。5人の中で随一の巨体とスピードを誇り、特にスピードは宇宙一と自称している(当然フリーザは除外していると思われるが)。チョコレートパフェが好物らしい。
バーダック #307〜 (声・野沢雅子)
フリーザの配下として動いていたサイヤ人の一人で、悟空やラディッツの父親。下級戦士ではあったがそれなりに実力もあり、仲間たちと共に確かな実績を上げていた。しかしエイジ737、攻め滅ぼしたカナッサ星のトオロから未来を予知する能力(自分の意志では抑制不可能)を植え付けられ、フリーザの裏切りと惑星ベジータ崩壊の未来を知ってしまう。悩みながらも仲間達にその事を訴えたが当然信じてもらえず、最終的にはフリーザの軍勢にたった一人で立ち向かう事になる。善戦するもフリーザの放った巨大エネルギー球を阻止する事は敵わず、志半ばで宇宙の藻屑と消えた。
バート #432〜
第25回天下一武道会少年の部に出場した子供。12歳。ペペローネと第1試合で対戦する。
バイオレット #93〜 (声・杉山佳寿子)
担当地域においてドラゴンボールを探索していた、バイオレット隊を率いるレッドリボン軍大佐。ブルー将軍が手に入れたドラゴンレーダーによってドラゴンボールを発見、総本部に帰還する。大佐だけあって戦闘能力は高いと思われるが、詳細は不明。
パオズ #5〜
ウーロンが支配する村に住んでいる、恰幅のいいおばあちゃん。祖母が拾ってきたという六星球を大事に持っている。2人の孫がいる様子。
バクテリアン #35〜 (声・田中康郎)
非常に大柄な体を持つ料理人(!)で、第21回天下一武道会出場者。住所はWWS87754F。身長210cm、体重196kg。趣味はハエの調教。その体躯に見合うだけの実力と怪力があるが、彼の最大の武器は体中から発する悪臭である。生まれてから一度も風呂に入っていないといい、その臭さは想像を絶する。よって対戦者は思わず鼻をつまんでしまい、少なくとも片手が封じられてしまう事になる。また、彼の痰は象も嫌がって逃げ回るほどに不潔であるらしい。なお自分の悪臭には既に耐性があるが、他人の悪臭に対する耐性は無い。
バビディ #445〜 (声・八奈見乗児)
巨大な邪心と魔力を持つ魔導師で、ビビディの息子。父親が遺したブウを自らの手で復活させ、全宇宙の支配を目的としている。体は小柄で父親同様に戦闘力は無いに等しいが、魔術の力は父親を上回る。よって悪の心に付け入る魔術の威力も高く、ダーブラを始めとして多くの部下を従えている。他にも空間転移や超強力なテレパシー、バリアや悪の心を膨張させ爆発させる術など、操れる魔術は多岐に亘る。なお、移動には専用の巨大宇宙船を使用している。
バブルス #210〜 (声・龍田直樹)
北銀河の界王が飼っている、小猿のペット。猿だけあってすばしっこい上、10倍の重力の中で生きているために身体能力がかなり高い。踊りが趣味。
パポイ #428〜
南銀河において、界王自らが最強と自負する実力者。しかし悟空ほどではないようである。
バリー・カーン #476〜
地球で大人気のスーパースター。詳細は不明。
パン #518〜 (声・皆口裕子)
悟飯とビーデルの娘。エイジ779生まれ。サイヤ人の血は四分の一になっているが、潜在能力は中々のもの。祖父である悟空に修行してもらっており、4歳で既にかなりの戦闘力を有する。
パンプット #116〜 (声・森功至)
超天才格闘家といわれている実力者で、第22回天下一武道会出場者。かつて2つの世界武道選手権で優勝した実績を持ち、天下一武道会をも制覇する事で名実ともに世界完全制覇を狙っている。
ピアノ #135〜 (声・平野正人)
ピッコロ大魔王が生み出した手下の一人。エイジ753生まれ。小柄の鳥人間と言った容姿で、戦闘用ではなく身の回りの世話をするために生み出された。自らに与えられた役目には忠実で、常に大魔王の傍に控えている。
ビーデル #421〜 (声・皆口裕子)
オレンジスターハイスクールの生徒で、サタンの娘。エイジ756生まれ。第24回天下一武道会少年の部優勝という実績を持ち、一般的な地球人よりは多少強い(少なくとも父親よりは上)ので、警察に協力して悪人を捕らえる手助けをしている。よって警察にも頼りにされていて、事件が発生した場合はいち早く連絡が来るので、例え授業中でも即座に解決のため出動する(学校からも許可が下りている)。故に突然現れたヒーロー「金色の戦士」に警戒心を抱き、密かに正体を探り始める。この時既に悟飯を疑い始めていたため、グレートサイヤマンと接触した時点であっさりと看破、結果として悟飯たちのただならぬ素性を知る事になる。それからは悟飯の手ほどきを受けて多少なりとも腕が上達し、気の操り方と舞空術を会得する。そうしているうちに徐々に悟飯に惹かれていたらしく、ブウの一件後しばらくして悟飯と結婚した模様。娘のパンを授かって、幸せに暮らしているようである。正義感が強く曲がった事が嫌いな性格で、自分への隠し事や事実を知らされない事を好まず、不明瞭な事は納得いくまでとことん追求し全てを突き止めて理解しようとする。また、実力は悟飯たちに遠く及ばないながらも、武術を嗜む者としての誇りを持っているほか、強情とも言えるほど極度の負けず嫌いである。
ピッコロ #161〜 (声・鶴ひろみ(幼少期)、古川登志夫)
悟空に倒されたピッコロ大魔王が、自分の全てを詰め込んで産み出した分身とも言える存在。記憶や経験を全て受け継いでおり、産まれた時から悟空への復讐と世界制服を目的とする。ただ、当初こそ父親の生き写しとも言うべき悪の化身だったが、一度悟空に敗れた後ラディッツの襲来によって悟空と手を組んだ辺りから徐々に変化し始め、少しずつ魔族としての属性が薄くなっていく。それを決定的なものにしたのは、ベジータたちを迎え撃つために鍛え上げると心に決めた悟飯であった。悟飯を育て上げるうちに魔族としての粗暴さが消えていき、代わりに師匠として父親にも似た気持ちが芽生え始めたのである。かくして2人の信頼関係はある意味親子以上のものとなり、テレパシーに似た2人だけの意思疎通まで可能となる。またナメック星において純粋なナメック星人であるネイルと融合、更にしばらく後に神様と元通り一つになった事で、魔族としての彼は完全に消え去りごく普通のナメック星人となった。それからは神の神殿で静かに時を過ごしつつ、千里眼で下界を見守り続けている。上記の通り最初は父そっくりの冷酷非道な性格だったが、事態の変化に流されるうちに多少不器用ながらも仲間を大事にするようになり、ネイルや神様との同化もあって随分と穏やかで優しい性格に変わる。分身と言えど彼は父と違って完全な戦闘型であり、その戦闘力は仲間内でも群を抜いて高く、サイヤ人の血縁者を除けば間違いなく地球最強と言える。更に融合によってネイルの経験・記憶や神様の知恵も加わったため、戦闘における瞬時の判断力が格段にアップしたばかりか、知略を尽くした頭脳戦も行なえる。得意技は、読心術、魔封波返し、意のままの大きさに巨大化できる超巨身術、爆力魔波、強大な貫通力を誇る魔貫光殺砲、気合い砲など。ちなみに彼特有なのかナメック星人全体がそうなのかは不明だが、聴力が桁外れに優れており相当遠距離の音でも聞き分けられる。
ピッコロ大魔王 #135〜 (声・青野武)
エイジ461頃、神様が神になる際に追い払った悪の化身。嫌いな言葉は「正義」と「平和」。地上に降りてからすぐ、その圧倒的な強さで世界を恐怖のどん底に叩き落した。しかし魔封波を編み出した武泰斗によって電子ジャーに封じられ、更に亀仙人の手で海底深くに沈められたため、いつとも知れない復讐の時を待ちながら永い時を過ごす。そして遂に電子ジャーの在り処を突き止めたピラフ一味によって引き上げられて解放され、再び全世界支配のために動き出す。ところが既にかなり年老いていたため、とりあえずピラフの空中基地を拠点としながら、ピラフから情報を得たドラゴンボールで永遠の若さを手に入れる事と、魔封波を使える可能性のある武道家を一人残らず葬る事を目的として動く。その手始めとして天下一武道会の名簿を手に入れ、かつての出場者達を殺して回りつつピラフのレーダーでドラゴンボールも探していく。その過程で悟空を始めとする亀仙人たちの抵抗に遭ったものの、大した苦労も無くドラゴンボールを全て集め終え、永遠の若さを手に入れると同時に後顧の憂いを絶つべく神龍を始末して無敵の存在となりおおせる。その後は用済みのピラフ一味を追放し、キングキャッスルに押し入って国王の地位を強奪、世界支配にむけて本格的に動き出す。ナメック星人の由緒ある龍族であった事は記憶に無く、自らを魔族と称して○の中に「魔」の文字を入れた紋章をシンボルとする。悪の化身だけあって血も涙も無い冷酷非道な性格で、命を奪う事に何の躊躇いも無く、目的を果たすためには手段など選ばない。彼の理想の世界とは、悪人が跋扈し「力」だけがものをいう恐怖に満ちた世界である。戦闘タイプではないとはいえ、列記としたナメック星人だけあって戦闘力は地球人など足元にも及ばない。しかもナメック星人の中でも数少ない「生殖能力」を持ち、口から卵を産んで異形の化け物を生み出す事が出来る(後に息子としてピッコロを生んでいるため、自分の意志で敢えて化け物を生み出していたと思われる)。得意技は、腕全体に貯めた魔力を放出する爆烈魔光砲、爆力魔波など。ちなみに「ピッコロ」というのはナメック語で「違う世界」という意味で、ナメック星で作られる宇宙船の出入り口を開く合言葉でもある。
ビビディ #445〜
遙かなる昔に存在した、強大な魔力と邪心を持っていた魔導師。500万年前に偶然生み出したブウをうまく使って宇宙中を荒らし回り、ほんの数年で何百もの惑星が死の星に変えられたらしい。しかし地球を次の標的とした際、東の界王神に隙を突かれて殺されたという。戦闘力自体は無に等しいが、誰もが持っている悪や欲の心に付け入って思いのままに支配し、忠実な部下としてしまう厄介な術を得意としていた(術にかかった者の額には、Mに似た彼のトレードマークが出現する)。しかも潜在能力を己の限界を超えて引き出されるため、余程の力の持ち主でないと力に飲み込まれ生ける屍と化す。ちなみにブウ封印の呪文は彼しか知らなかったが、ノートに書き残していたためバビディにも受け継がれている。
ピョンタット #433〜
第25回天下一武道会少年の部に出場した子供。ウェブリーと第15試合で対戦し、勝利。
ピラフ #18〜 (声・千葉繁)
ピラフ一味の大王で、野望だけは一人前の小男。エイジ715生まれ、体重32kg。シュウとマイを部下としており、世界征服のためにドラゴンボールを集めている。嫌いなものは、品の無いギャグ。最初は悟空たちのせいで計画が頓挫するが、それでも諦めずにしつこく動き回る。2度目も失敗してからは最終手段としてピッコロ大魔王の封印を解き、彼の支配のおこぼれに預かろうと考える。実は一端の技術者でもあり、彼の居城を始めとしてドラゴンボールを探知するレーダー(ブルマのものより性能は劣る)、ドラゴンボールの電波を遮断する特殊なケース、ピラフマシン、ピッコロ大魔王を迎え入れた空中基地などを設計・製作している。ちなみに、彼にとっては投げキッスが凄くエッチな事であるらしい(シュウとマイも同様)。
プイプイ #446〜 (声・松丸卓也)
バビディの部下の一人で、宇宙船内に部屋を与えられている戦士。惑星ズンで生まれ育ったため、それなりの戦闘力を持つ。
ブウ #445〜 (声・塩屋浩三)
ビビディによって500万年前に生み出された、あまりにも圧倒的な力を持つ魔人。当初は理性も感情もなく、ただひたすらに周囲を破壊して回るだけの存在であった。その危険度は生み出したビビディですら手に負えず、必要な時以外は特殊な玉に封印されていたという。数年後に事態を重く見た界王神たちとの一大決戦が行われ、激しい戦いの末に南の界王神と大界王神を吸収する事となった。それにより戦闘力は低下したものの、これまで持っていなかった知性と心を得て(小さな子供と変わらない程度ではあるが)、ビビディにとってもかなり扱いやすい存在となる。地球へ攻め込んだ際に封印されてからは、ビビディが殺されてしまったためにバビディに発見されるまで永い間放置されていた。バビディの手で封印が解かれて以降、しばらくは封印されたくない一心で命令に従っていたが、色々なものを学び取った後に隙を突いて抹殺、晴れて自由の身となる。その後サタンと出会い仲良くなるが、拾ってきた犬(後のベエ)が無頼漢に撃たれた事で「怒り」という感情に支配され、かつての原型に近い理性を持った悪の塊が分離する。この分身は本体を超える力を有しており、善戦空しく本体は吸収されて分身の方が本体となる。以後は地球人を皆殺しにしただけでなく、ピッコロ・ゴテンクス・悟飯などの強者を次々と吸収し、高い知性と戦闘力を手中にしていく。しかしベジットの機転で吸収された者たち(元々の本体含む)が剥がされた結果、一番最初の破壊魔に戻ってしまい破壊の限りを尽くすようになる。結局この破壊魔はあの世を含めた全世界の協力による最強の元気玉で倒されたが、サタンと仲良くなった方の本体は戦い途中で吐き出されたため無事であり、サタンの必死の願いで助命された。それからは天下一武道会でサタンが優勝するための八百長を手伝いつつ、平和に暮らしている。非常に打たれ強く頑強で伸縮自在な体を持ち、滅多な事ではダメージを受けない。その上ナメック星人を遙かに上回る再生能力があり(細胞の一片からでも再生可能)、再生後も体力が減少する事はない。他にも標的を思い通りの物質に変える物質変換能力、敵の技を瞬時に学習し自分のものとするコピー能力、怪我どころか不治の病でも治してしまう治癒能力、サイコキネシスといった数々の特殊能力を持つ。
プーアル #7〜 (声・渡辺菜生子)
ヤムチャを慕っていつも一緒にいる、変身能力を持つネコ。南部変身幼稚園出身で、エイジ740生まれ。エイジ747にヤムチャと出会って以降、どんな時でも一生懸命にヤムチャのサポートをして、ヤムチャの役に立てるのを誇りに思っている。ヤムチャがブルマの家で暮らすようになってからも、それは変わっていない。変身能力自体はウーロンと全く同じだが、ウーロンと違って見掛けだけでなく能力も伴う上、時間制限がないという優秀さを誇る。幼稚園の頃はウーロンにいつも虐められていたらしく、ウーロンの事が大嫌いである。ただ共に旅をして共に暮らすようになってから、その感情もだいぶ緩和された模様。
ブヨン #64〜
マッスルタワーの5階に飼われている、侵入者撃退用の巨大な怪物。非常に柔らかい体をしており、いかなる衝撃も全て吸収・無効化し跳ね返してしまう。更に額の触覚から電撃を放ったり、舌を自在に伸縮させたりと、様々な技を使って獲物を捕食する。
ブラ #518〜 (声・鶴ひろみ)
ブルマとベジータの娘で、トランクスの妹。エイジ780(778?)生まれ。当然ながらサイヤ人と地球人の混血だが、戦闘能力は詳細不明。
ブラウン #55〜
担当地域においてドラゴンボールを探索していたと思われる、ブラウン隊を率いるレッドリボン軍の軍人。詳細は不明だが、無事にドラゴンボールを発見できたらしい。
ブラック #56〜 (声・佐藤正治)
レッドリボン軍におけるNo.2で、レッド総帥の補佐を務める背の高い黒人。軍の悲願である世界征服に誰よりも拘っており、同時に総帥に対する忠誠も厚い。ドラゴンボールの事を総帥に教え、それによって世界を総帥の支配下にしようと目論む。しかし総帥の目的が背を伸ばす事にあると知った時、忠誠心が即座に霧散して総帥を抹殺し軍の全権を掌握する。それなりに腕の覚えはあるが達人といえるほどではなく、自分専用の戦闘用ロボット・バトルジャケットを持っている。
フリーザ #246〜 (声・中尾隆聖)
父・コルド大王と共に、宇宙中の星々を支配下に置いている巨悪。その圧倒的な実力とカリスマ性で、数え切れないほど多くの部下を従えている。普段は体力の消耗を嫌ってか、専用の移動用ポッドに乗り込んで行動する事が多い。ベジータとナッパの会話をスカウターで盗聴し、不老不死を手に入れるべくナメック星へ向かう。しかしベジータの妨害に始まって悟空たちの参戦もあり、激戦の末に敗北。不老不死どころか自分で壊したナメック星の爆発に巻き込まれて死にかけるが、サイボーグ化して復活し悟空に対する復讐を目的に父・コルドと共に地球へ向かう。小柄な体や丁寧な口調とは裏腹に、残虐非道冷酷無比を絵に描いて額縁をつけたような性格で、自分以外の全てを代えの効く道具としか思っていないため、「殺す」という行為に何の躊躇いもない。目的達成のためにはいかなる手段も平気で用い、時には部下すらも平然と捨て駒にする非道ぶりで、その悪名は界王にすら「最悪」とまで言わしめるほど。また自分に逆らい得る精神を持つ者や、自分を超える可能性を僅かでも持つ者などがいた場合、即座に皆殺しもしくは星ごと消滅させるなどして、反逆の芽が出る前に根絶する用心深さも持ち合わせている。ただ忠実に従う意志を見せる者に対しては、老若男女はおろかいかなる種族であっても差別はしない。そればかりか、例え敵であっても消すには惜しいと思う逸材は自ら勧誘する事もある。宇宙でもそう珍しくはない変身型の種族だが、彼の場合は有り余りすぎる力を制御するために変身を行う。変身は全部で3段階あり、その度に力を増す(言葉遣いも少し変化する)。尤も変身しなくても53万という驚異的な戦闘力を持ち、サイコキネシスなどの超能力も操るため、彼の変身を見た者は親も含めて数えるほど。戦闘力は一度目の変身で100万を確実に超え、2度目・3度目ともなると巨大すぎてその戦闘力は計り知れない上、悟空たちのように戦闘力のコントロールも行う事が出来る(ただし、気を感じ取る事は出来ない)。得意技は、気合い砲、気円斬など。ちなみに宇宙空間でも普通に生きていけるため、呼吸による酸素の吸入を必要としない。
ブリーフ #69〜 (声・八奈見乗児)
ホイポイカプセルを発明した天才科学者で、カプセルコーポレーション代表取締役社長。ブルマの父。かなりの動物好きで、家の庭には彼が拾ってきた動物達が山ほど飼われている。常識では考えられないような勘違いをよくする明るくてひょうきんな性格だが、亀仙人同様かなりのスケベでもある。
ブルー #70〜 (声・古川登志夫)
海に沈んでいるドラゴンボールを探索中の、ブルー中隊を率いるレッドリボン軍将軍。エイジ722生まれ。身長181cm、体重69kg。趣味はカラオケ。浜辺に仮設キャンプを設置し、捜索に全力を注いでいる。ドラゴンボールを探しに来た悟空たちを準備万端で迎え撃ち、ドラゴンボールを手に入れつつ海底の旧海賊基地で始末しようとする。その後も幾度となく現れてはドラゴンボールとレーダーを奪おうとするなど、非常にしつこく執念深い。極度の潔癖症な上に女嫌いのオカマではあるが、軍への忠誠心は非常に厚く頭もキレる。また役立たずとみなした者や不潔なマネをした者は、即座に銃殺刑にする冷酷な性格。一応軍内では最強といって良い実力の持ち主で、金縛りやサイコキネシスといった超能力も持ち合わせている。ちなみに、不潔のチャンピオンとも言えるネズミが大の苦手。
ブルマ #1〜 (声・鶴ひろみ)
西の都に住んでいる、ブリーフ博士の娘。エイジ733生まれ。好きなものはイチゴ、嫌いなものは自分の名前。父親に勝るとも劣らない天才的頭脳の持ち主で、ドラゴンレーダーを始めとする様々な機械を発明している科学者。エイジ749に自宅の蔵にあった二星球に興味を持ち、古い文献を引っ張り出してドラゴンボールの伝説を知る。素敵な恋人が欲しいという願いを叶えるため、学校の夏休みを利用してドラゴンボール探しに出掛け、その旅先で悟空と出会った事が全ての始まりとなった。この時は結局ドラゴンボールで願いを叶える事は出来なかったが、旅の過程で知り合ったヤムチャと付き合う事になり、彼女なりに満足して旅を終える。しかしそれ以降も悟空たちとの付き合いは続き、いわば巻き込まれるような形で様々な経験をする事となる。かなりの年月が経過してもヤムチャとの仲は進展せず、逆に彼の浮気性に堪え切れなくなって遂に別れてしまう事に。そんな時、寂しそうなベジータを見て何となく惹かれ、結婚とまではいかないもののトランクスを授かる事になった。それからはトランクスの成長とベジータの動向を見守りつつ、西の都の実家で両親と共に生活している。大企業のお嬢様であるが故か、非常に気が強く我が儘で自己中心的な性格であり、周囲を振り回して困らせる事が多い。欲望にも忠実でお宝やイイ男にも目が無いが、身体的にはごく普通の地球人なので暴力には弱い。ただし例え自分より遥かに強い相手でも、少しでも気を許した相手には歯に衣着せぬ物言いで自分のペースに巻き込んでしまえる特技(?)を持つ。
ブルマ #68〜
西の都に住んでいる女性。詳細は不明だが、正直言って美人とは言い難い。
プンター #438〜 (声・幸野善之)
第25回天下一武道会出場者。狂暴さで知られる荒い気性の持ち主で、常人離れした巨体を誇る。外見通りのパワーとタフさが武器であり、見かけによらず割と身のこなしも軽い。第24回天下一武道会では準決勝で場外負けしている。
ベジータ #204〜 (声・堀川亮)
フリーザの配下として動く、母星崩壊後に生き残っているサイヤ人の一人。ベジータ王の息子であり、正真正銘サイヤ人の王子。エイジ732生まれ。産まれた時からその戦闘力はサイヤ人随一で、天才的な戦闘センスとも相まって故郷である惑星の名を貰えるほどだった。幼少の頃には、既に父親である王を超えていたという。故にフリーザにも特別に気に入られ、惑星ベジータ消滅はわざわざ彼が星にいない時を狙って行なわれた。しかし表面では従順に従っているように見せかけていたが、人一倍高いプライドとも相まって反逆心は少しずつ育まれていく。そのための手段の一つとして、ドラゴンボールによる永遠の命を狙い地球に来るが、もう少しの所で返り討ちに遭い出直さざるを得なくなってしまう。回復後、フリーザがドラゴンボールで永遠の命を得ようとナメック星に向かった事を知り、遂に反逆心が頂点に達し表立って妨害に動く。ところが図らずも偶然来ていたクリリンたちと共闘する羽目になったり、遅れてやってきた悟空の戦闘力に驚愕したりとあまり愉快でない目に遭い、挙句にフリーザ同様に出し抜かれて永遠の命を得られなくなってしまう。直後に現れたフリーザと戦うも力及ばず、この時は超サイヤ人になるという夢も潰えて殺されてしまった。ただ死に際に、悟空に対してフリーザに対する悔しさを告白しサイヤ人の敵討ちを依頼する。この頃から彼の心には少しずつ、だが確実に変化が起こり始めていたと思われる。確かに当初は冷酷非情で、血も涙もない極悪な性格だったが、蘇ってからは徐々に悟空たちに感化され、比較的穏やかな性格に変わっていく。どういった心境の変化かは不明だが、ブルマとの間にトランクスを授かった事も少なからず影響しており、妻や息子を大事に思う故の言動を垣間見せている。蘇生後は成り行き上カプセルコーポレーションで暮らす事になるが、鍛錬だけは絶やす事無く常に上を目指し続ける。その過程で自分に対する怒りから超サイヤ人に目覚める事に成功するも、またしても完膚なきまでの敗北を味わってしまう。そこで更に超サイヤ人を超えるという目標を悟空同様に見出すも、悟空とは違った方法を選んでしまい、結果としてこれが悟空との差が開いていくきっかけとなった。それからも修業を怠る事はなかったが、どうしても悟空や悟飯に追いつく事が出来ず自分の限界を思い知る。ただしそれを認めつつもやはり彼は戦闘民族の王子であり、いつか悟空を倒して見せるという思いは常に抱き続けている。得意技は、かめはめ波と似た形でありったけのエネルギー波を撃つギャリック砲、右掌から気を凝縮した強力なエネルギー球を放つビッグ・バン・アタック、全身の気を一点に圧縮・集中させて一気に撃ち出すファイナルフラッシュなど。ちなみに彼の唯一の欠点として、より強い相手と戦いたいという思いが事のほか強く、その欲求に従った事で事態が悪化する失態を度々犯している。
ベジット #503〜 (声・野沢雅子&堀川亮)
悟空とベジータがポタラによって合体した姿。その力は圧倒的で、ゴテンクス・ピッコロ・悟飯を吸収したブウですら足元にも及ばなかった。知恵を働かせて吸収された仲間を救い出す事に成功するも、当初の無邪気なブウまで剥がしてしまったため、ブウが原型に戻ってしまう事になる。
ヘッジ #6〜
ウーロンが支配する村に住んでいた、ウーロンに攫われた少女の一人。すっかり贅沢な生活に染まってしまい、好き勝手で気ままな毎日を過ごしている。
ペペローネ #432〜
第25回天下一武道会少年の部に出場した子供。14歳。バートと第1試合で対戦する。
ホッグ #6〜
ウーロンが支配する村に住んでいた、ウーロンに攫われた少女の一人。すっかり贅沢な生活に染まってしまい、好き勝手で気ままな毎日を過ごしている。
ボラ #84〜 (声・銀河万丈、江川央生)
ウパの父親で、聖地カリンを守護する一族の末裔。少し前に拾った四星球を大事に持っていたため、イエロー大佐に狙われてしまう。しかし突然現れて聖地を荒らし、ドラゴンボールを寄越せというイエロー隊を許す事が出来ず、立ち向かって追い払い続けている。高い戦闘力を持っているものの、普段は決して戦いを好まない穏やかで優しい気性の持ち主。武器は手製の槍。ちなみに、昔一度だけカリン塔の制覇に挑戦した事があるらしい。
ポルンガ #292〜 (声・滝口順平、郷里大輔)
ナメック星のドラゴンボールを7つ集めて合言葉を言うと出てくる、ナメック星人たちの知恵と力の証ともいえる「夢の神」。合言葉はナメック語(意味はおそらく地球のものの場合と同じ)で「タッカラプトポッポルンガプピリットパロ」であり、願い事は全てナメック語で言わないと通じない。出る時は昼夜に関係なく、星中が夜になるのが特徴。どんな願いでも3つだけ叶えてくれるが、基本的なルールは神龍と同じ。ただ地球のものと違って同じ願いを2度叶える事も可能だが、死人を生き返らせる場合は1度につき1人のみ(後に何人でもできるようにムーリの手で改良)。そしてやはり生命体である以上、不死身ではないと思われる。
ホワイト #55〜 (声・玄田哲章)
ジングル村周辺にあるドラゴンボールを探索中の、ホワイト隊を率いるレッドリボン軍将軍。自分達の基地としてマッスルタワーを建設した後、部下たちに探させるだけでなく村人を脅迫して無理矢理協力させている。もしドラゴンボールが見つかったら、村人全員を殺すつもりでいる卑劣漢。
マーロン #426〜 (声・鈴木富子)
クリリンと18号の間に産まれた、ごく普通の女の子。エイジ771生まれ。
マイ #18〜 (声・山田栄子)
ピラフ大王に仕えている、長身の女性。ピラフに対する忠誠は厚いが、割と下品なギャグが好きな模様。
マイティマスク #437〜 (声・青森伸)
第25回天下一武道会出場者。トランクスの出来心によって気絶させられ、トランクスと悟天が肩車して成り代わってしまう。覆面をしていたのが仇となった。ちなみに第24回天下一武道会では、一回戦で脱落している。
ミイラ #101〜 (声・飯塚昭三)
占いババが雇っている戦士たちの一人。エイジ紀元前50生まれ。身長194cm、体重103kg。趣味は裁縫。「戦う干物」と呼ばれている文字通りのミイラ男で、大きな体躯に加え凄まじいパワーとスピードを誇る。また、体に巻き付いている包帯を自在に操る事も出来る。
ミスター・ポポ #163〜 (声・西尾徳)
悠久の昔から神殿に住み、神の付き人を務める黒人。数え切れないくらい何代もの神に仕えてきているらしく、年齢などの素性は一切不明。神殿に来た者を試す役目があり、彼に試合で勝たなければ神には会えない。よって尋常ならざる戦闘力を持ち、ピッコロ大魔王を倒した頃の悟空では全く敵わなかったほど。また読心術にも長けており、的確に相手の内心を読んで本質を見抜く。いついかなる時も神の事を第一に考え、神のために動く事を誇りに思っている。それ故に神が死んだ時には尋常ならぬショックを受け、悟空たちがナメック星行きを決めた時には進んで協力した。神からナメック語を教授されており、流暢に操る事ができる。
ムーリ #251〜 (声・あずさ欣平)
ナメック星に住んでいる、6人の長老の一人。最長老に次いで高齢な龍族で、六星球を管理している。突如襲来したフリーザたちに一度は殺されてしまうが、連中のスカウターを全て破壊するという成果を上げた。地球のドラゴンボールで生き返ってからは、最長老直々に次の最長老となるよう頼まれ快く承諾する。ドラゴンボールによってナメック星と環境の似た星に移住してからは、確かな指導力を発揮して最長老としての任を全うしている模様。
武泰斗 #135〜 (声・内海賢二)
遙かな昔に名を馳せていた、天才的な武闘家。亀仙人や鶴仙人の師匠でもある。世の中がピッコロ大魔王の思うままに蹂躙されていたエイジ461、その暴挙を阻止するために魔封波を編み出し、命と引き換えに封印する事に成功したという。
ムラサキ #58〜 (声・青野武)
マッスルタワーの4階を守護する番人で、レッドリボン軍ホワイト隊曹長。エイジ715生まれ。身長172cm、体重61kg。趣味はテニス、野球、映画鑑賞。様々な忍者としての術や体術を会得しているほか、くない・手裏剣・煙玉・まきびし・ブーメラン手裏剣などの忍者グッズも器用に使いこなす。しかし基本的にバカなので、いつもいつも詰めが甘い。得意技(?)は、木や岩に成り済ます隠れ身の術、水中に潜む水遁の術、手裏剣を受け止めるタタミ返し、水上を自在に動くアメンボの術、5つ子である事を利用して分身したと錯覚させる分身の術など。武器は名刀・笹錦。
メタリック #58〜 (声・青森伸)
マッスルタワーの3階を守護する番人で、レッドリボン軍ホワイト隊軍曹。人間離れした体躯を持つ巨漢のロボット(電池式)で、尋常ならざる怪力を誇る。例え頭部が消し飛んでも、電池さえ切れなければ永久に動き続ける事が可能。口からミサイルを発射したり、ロケットパンチを撃つ事もできる。ドクター・ゲロの作品と思われるが、詳細は不明。
猛血虎 #518〜 (声・幸野善之)
第28回天下一武道会出場者で、2m30cmの身長を誇る巨漢。前大会では決勝でブウに破れたらしい。
ヤコン #450〜 (声・幸野善之)
バビディの部下の一人で、闇を好み光エネルギーを食う魔獣。高い身体能力を持ち、手首の上部から飛び出す鋭利な爪を武器とする。闇を好むだけあって夜目が効くため、暗闇でも問題なく活動できる。
ヤジロベー #138〜 (声・田中真弓)
WSC2933地点付近に住んでいる、かつての悟空と似たような野生児。身長165cm。悟空と同じくらいの大食漢で、何故かクリリンとほぼ同じ声をしている。料理していた焼き魚を悟空に食われたのが縁で知り合い、仲間…というよりも腐れ縁のような間柄となる。ピッコロ大魔王に殺されかけた悟空に頼まれてカリン塔へ赴くが、何となく成り行きでカリン様のいる頂上に居候する事に。以後は何をするでもなく、気ままなその日暮らしを楽しんでいる様子。少し斜に構えたひねくれ者だが、根はそんなに悪くなく、悟空たちの頼みには何だかんだ言っても最終的には応じてくれる。ただ「自分の命が一番大事」と言い切り、はっきりと自分が敵わない相手には決して近寄らず、気配を殺して傍観者を決め込む。とはいえ決して弱いわけではなく、体格から来るタフさもあって一時期は悟空と互角に渡り合った。どうしても後に引けない場合に限り、がむしゃらな勇気を垣間見せる事もある。どちらかといえば武術よりも刀を武器として戦う事の方が多く、いつも肌身離さず携帯している。ちなみに、何故か舞空術だけは修得できずにいる。
ヤムー #438〜 (声・龍田直樹)
バビディが現地で得た手駒の一人で、第25回天下一武道会出場者。ブウ復活のためのエネルギーを入手すべく、スポポビッチと共に出場する。詳細は不明だが、スポポビッチ同様に自身の限界を超える戦闘力と、異常なまでのタフさを手に入れて生ける屍になっていると思われる。ただ一応自意識は残っており、暴走しがちなスポポビッチを諌める役も担う。
ヤムチャ #7〜 (声・古谷徹)
相棒のプーアルと共に、フライパン山近くの砂漠を根城にしている盗賊。エイジ733生まれ。たまに訪れる旅人から金品を奪って生活している。悟空たちと関わった事でドラゴンボールの存在を知り、女性の前だと極度に緊張してしまう癖を直したいがために、ドラゴンボールを奪おうと悟空たちをずっと付け狙う。しかし色々あってすぐには奪えなかったので考えを変え全部揃ってから奪う事にしたのだが、こっそりとサポートしているうちにすっかり仲間として認識され、そのままずるずると状況に流されていく。結局願いを叶える事は出来なかったが、共に旅をしたおかげですっかり慣れたブルマと恋人同士となり、ブルマの家で一緒に暮らす事になった。その後も悟空たちとの付き合いは続き、特に戦いには修行になるからという事で自ら望んで参戦する。その過程で遂に亀仙人に弟子入りする事となり、それをきっかけに着々と腕を上げていく…のだが、仲間の間ではかなり上達速度が遅く餃子を除けば常に最弱である。故にほとんどの場面で一番最初に負ける、もしくは死んでしまうという不名誉なジンクスを背負っている。おまけに悩んでいた癖が直ったせいで浮気性になってしまい、とうとうブルマには愛想を尽かされ別れる事になってしまったとか。盗賊稼業などしていたものの根っからの悪人ではなく、仲間を大切にする気持ちや武闘家としての誇りはしっかりと持ち合わせている。また武闘家に関する伝説や情報に詳しく、亀仙人や孫悟飯には敬意を抱いていた。ただ少々浮ついた性格で、調子に乗りすぎて痛い目を見る事もしばしば。初期の頃は武器として剣や銃火器などを使用していたが、本格的に武術を始めてからは使っていない。得意技は、狼の動きを模した狼牙風風拳、狼の動きをそのまま体現する新狼牙風風拳、かめはめ波、気弾を高速で意のままに操る繰気弾など。
ラディッツ #195〜 (声・千葉繁)
フリーザの配下として動く、母星崩壊後に生き残っているサイヤ人の一人。バーダックの息子であり、悟空の実兄である。悟空を仲間として迎えに地球に来るが、再会した弟がすっかり地球に順応していたため、悟飯を人質に強制的に仲間に加わるよう要請する。ランクは最下級戦士であり仲間内でも「弱虫」と馬鹿にされる程度の実力だが、それでも当時の悟空やピッコロでは全く歯が立たなかった。彼の出現は、悟空とピッコロが共同戦線を張るきっかけとなる。ちなみに彼だけは、ベジータやナッパと違って尻尾の弱点を克服できていない。
ランチ #26〜 (声・小山茉美)
くしゃみをする度に人格が入れ替わる、厄介な性質の女性。普段は黒髪でおっとりした美人(筋斗雲にも乗れる)なのだが、裏の人格は金髪でガラの悪い極めつけの悪人。故に世界各地で銀行強盗や列車強盗などの悪事を働いており、警察に追われている身である。人格が交代しても記憶の共有などはないが、お互いの事は一応分かっている節がある。ピチピチギャルを探していたクリリンたちの目に留まり、カメハウスに招待されてそのまま居候となった。それからは裏の人格による悪行も減少傾向にあるようで、表裏共に良き仲間となっている。表の方は体を動かすのが苦手だが、裏の方は並々ならぬ身体能力を誇り戦闘能力も高い。何故か第22回天下一武道会において天津飯のワイルドさ(?)に惚れ込んでしまい、第23回天下一武道会終了後は天津飯たちを追いかけて行方不明となる。
ランファン #35〜 (声・川浪葉子)
WWB131348Cに住んでいる、第21回天下一武道会出場者。エイジ726生まれ。身長168cm、体重50kg。趣味は下着集め。武術の腕がそれほどあるわけではないが、女である事を最大の武器とする強かさを持ち合わせている。
リー #6〜
ウーロンが支配する村に住んでいた、ウーロンに攫われた少女の一人。すっかり贅沢な生活に染まってしまい、好き勝手で気ままな毎日を過ごしている。
リクーム #272〜 (声・内海賢二)
フリーザ配下の戦闘員で、ギニュー特戦隊の一員。5人の中ではバータに次ぐ巨体の持ち主で、タフさと有り余る力を武器とするパワーファイター。ただ尋常でないタフさを過信するあまり、戦い方が雑で隙だらけになってしまっている。強者との戦闘を心から楽しむ性格だが、弱い相手の場合でも不必要な手加減をしていたぶる悪癖がある。得意技は、強烈な飛び膝蹴りを繰り出すリクーム・キック、口から強烈なエネルギー波を吐き出すリクーム・イレイザーガン、高速で敵に殴りかかるリクーム・マッハ・アタック、自分の周辺を広範囲に渡って吹き飛ばすリクーム・ウルトラ・ファイティング(・ミラクル・ボンバー)など。
レッド #55〜 (声・内海賢二)
レッドリボン軍の創設者で、本部にあって全てを統括している隻眼の総帥。気が短く冷酷非情で、役立たずとみなした部下は即座に処刑する。昔から馬鹿にされてきた低い背が生涯の悩みであったが、ブラックが仕入れてきたドラゴンボールの情報を聞いて希望を見出し、背を伸ばすために軍を総動員してドラゴンボールを探させる。