D.Gray-man   人物名鑑

 

 

 

アイス #19〜 (声・長嶝高士)

 イノセンス奪取のためにベルリーニに派遣された、レベル2のアクマ。炎よりも熱い「アイスファイア」を吐く能力を持ち、生物を焼き腐らせてしまう。また、周囲の空間を−100℃という極低温にする効果もある。

アニタ #46〜 (声・高山みなみ)

 天晋楼の主人で、中国出身の黒の教団協力者(サポーター)。身長165cm、体重46kg。10月23日生まれの27歳、天秤座のAB型。趣味は恋愛。好きなものはクロス、嫌いなものは卑劣な人間。クロスに一目惚れした母の代から、陰ながら教団に協力していたらしい(母はアクマに殺された)。8日前にクロスの要請を受けて日本行きの船を用意したが、その船が撃沈され生存者もいないとの報せを受け、ひどくショックを受けていた。しかし、クロスを追いかけるべく現れたアレンたちの言葉で希望を持ち直し、信頼厚い部下たちと共に進んで協力する。探索部隊(ファインダー)並みの装備は持っており、結界装置(タリズマン)なども使いこなす事が出来る。

アレイスター・クロウリーT世 #34〜 (声・八奈見乗児)

 クロスの友人で、初代クロウリー男爵。大変奇天烈な人だったといい、城にある全てのものは彼のコレクションだという。特に、奇声を発し城を訪れる客人を襲う大量の古代植物を、彼は「レアモノ」と称して重宝していたらしい。この植物達(食人花)こそ、男爵家が吸血鬼だという噂の元凶となった。

アレイスター・クロウリーV世 #31〜 (声・岩田光央)

 クロス元帥の部隊に配属となる、ルーマニア出身のエクソシスト。イノセンスは牙(仮)。身長190cm、体重77kg。12月1日生まれの28歳、射手座のAB型。趣味はウィンドウショッピング。好きなものはエリアーデの血やシュークリーム、嫌いなものは寄生型エクソシストの血。クロウリー城に住んでいた男爵家の末裔で、祖父や容姿のせいで幼い頃から長い間吸血鬼として恐れられていた。そのため友達なども一人もおらず、祖父の言いつけを守りながらひっそりと暮らしていたらしい。ところがある時、クロスが訪ねてきてロザンヌを置いていった。そのロザンヌに咬まれた事で、宿っていたイノセンスに適合者として寄生されてしまい、歯が全て抜け代わりに牙が生えてきたのである。以来、彼は無意識の内にアクマを狙って襲うようになり、それが分からない村人達は彼を吸血鬼として露骨に嫌悪するようになってしまった。そんなある日、自分を殺しに来たエリアーデに襲いかかったが、何故か一目惚れしてしまう。その後、アクマを狩りたいというイノセンスの衝動を何とか抑え込み、エリアーデと共に城で暮らし始めた。そのまま幾ばくかの時を過ごしたが、村人の依頼でアレンたちが乗り込んできて、全ての真実を知る事となった。その結果、アクマとして本性を表したエリアーデを破壊し、愛するエリアーデを殺した事を正当化するために、エクソシストとして生きていく決心をする。そしていつしか、仲間を大切に思う心が芽生え、仲間を守る事が戦いの目的となっていく。普段は大人しくて気の弱い性格だが、イノセンスを発動して戦闘モードに入る(もしくはアクマの血を飲む)と、非常に強気で好戦的な性格に早変わりする。

アレスティーナ=ドロエ=ギョナサン=P=ルーボーソン=ギア=アマデウス5号 #5〜

 黒の教団本部の門に張り付いている、特殊な門番ゴーレム(5代目)。造られたのは65年前。全高29m、体重6t。趣味は人間観察。好きなものは可愛い女の子、嫌いなものは呪われた人間(アレンなど)。両目からレントゲン検査を行うX線を発し、人間とアクマを判別する事が出来る。アレンに触られた場所に蕁麻疹が発生したため、未だに根に持って恨み続けている。

アレン・ウォーカー #1〜 (声・小林沙苗)

 クロス元帥の弟子で、英国出身のエクソシスト。イノセンスは「神の道化(クラウン・クラウン)」。身長169cm、体重55kg。誕生日は不明だが推定15歳、星座不明のO型。趣味は食事、お金を増やす事。好きなものは甘いもの(特にみたらし団子)、嫌いなものはお酒と師匠の借金。好みのタイプは料理の上手な人。アルコールを摂取すると恐ろしい(?)事が起こるらしい。奇怪な腕を持って生まれてきたために親から捨てられ、とあるサーカスで雑用をしていたが、そこで一時的に雇われたマナと出会う。マナが可愛がっていた犬の死がきっかけでよく話すようになり、12月25日のクリスマスにマナの養子となった(この時7歳ほど)。両利きで器用だったためか、様々な軽業や大道芸を仕込まれ、ピエロを演じて生計を立てていたという。しかし、3年後にマナが死に、養父を失って絶望していたところに千年伯爵が現れ、マナを甦らせてやるといわれる。彼は悲しみのあまりそれを承諾したが、そのせいでマナはアクマとなってしまった。左目を傷つけられ殺されそうになるが、「神の道化」の突然の発動によりアクマは破壊され、一命を取り留めた。そこへクロスが現れ、アクマについて教わった事で、クロスの下でエクソシストになる事を決める。初めはマナへの償いのためだったが、アクマの内臓魂たちの涙が大切な人への愛情によるものだと分かり、生きるためにアクマを破壊・救済していく事を心に誓った。クロスと長い事一緒にいたせいか金銭関係にはかなりシビアで、賭け事などのイカサマはお手の物。極度の方向音痴で迷いやすく、絵心がまるで無いという弱点(?)もある。常に他人に配慮し誰からも好かれる優しめの性格だが、神田とは初任務の相性が最悪だったためか、会う度に喧嘩腰になる。気に入らない事には真っ向から反発し決して意見を曲げない、非常にガンコな一面も。また、その生い立ちからか人の死には敏感であり、仲間が危機に晒されると自身を犠牲にしてでも助けようとする。ちなみに、傷付いた左目は視力こそ失わなかったが、アクマの呪いによって異変を起こし、アクマに内蔵された魂が見えるようになった。そのため、彼は人間とアクマを明確に区別する事が出来る。後にロードの手で潰され治った後は、アクマに囚われた魂を現実に写し出せるようになったほか、半径300mほどの範囲に存在するアクマを探知する事も可能となる。ただ、特異な能力を得た代償なのか、能力を得た時から彼は年齢に合わない白髪となった。この妙に目立つ白髪を密かに気にしており、なるべく隠そうとする傾向がある。ティムキャンピーと一組で「奏者」の資格を持ち、ピアノを弾くための旋律が脳内に秘されているため、方舟を自在に操る事が出来る。ただし、それは14番目の記憶が移植されているためであり、彼は14番目が現世に復活するための宿主に過ぎない。

アンドリュー・ナンセン #135〜

 黒の教団に所属する、オーストラリア出身のオセアニア区支部長。身長171cm、体重64kg。3月3日生まれの33歳、魚座のB型。趣味は乗馬。好きなものは薔薇、嫌いなものは美しくないもの。きっちり七三分けした髪が特徴的で、少しナルシスト的な雰囲気を持つ。本部で行われる諮問会に向かう途中、ルル=ベルに殺されて姿を盗まれた。

イーズ #41〜

 ティキたちと行動を共にする、ポルトガル出身の孤児。身長110cm、体重19kg。推定11歳。趣味はティキからのお土産集め。好きなものはティキとモモとクラック、嫌いなものは寒いところ。鉱山労働者としてティキたちと共に各地を渡り歩いている。ティキから貰ったイエーガー元帥の銀の名前入りペンダントを、とても大事にしているらしい。寡黙ではあるが、とても礼儀正しく優しい性格。

ウィンターズ・ソカロ #29〜 (声・若本規夫)

 黒の教団に所属するエクソシスト元帥で、メキシコ出身の元死刑囚。イノセンスは「神狂い(マドネス)」。身長205cm、体重126kg。3月18日生まれの39歳、魚座のB型。趣味は殺し合い。好きなものは殺していいもの、嫌いなものは規則。筋骨逞しいかなりの大男で、戦いを心から楽しみアクマの血の雨を気持ちよく感じる、文字通りの戦闘狂。普段仮面を被っているのは、その暴走しがちな性癖を抑えるためと思われる(ただし、別に戦闘中正気を失うわけではない)。弟子たちの死を単なる負け犬と突っぱね、全く意に介さなかった。

エシ #63〜 (声・中尾隆聖)

 普段は日本・江戸に棲んでいる、レベル3のアクマ。中には日本人絵師の魂が封じられている。千年伯爵の命により、レベル2を3体引き連れて東シナ海沖に向かい、江戸に向かっているクロス部隊の船を襲撃する。眼前で起こる全ての事柄に題名を付ける癖があるほか、戦闘において標的が死ぬ事を作品の完成として位置づけており、死体を鑑賞する事こそが彼にとって至上の快感となる。重力を自在に操作する能力を持っており、彼の攻撃を受けた者はその分だけ重力が加算されていく。要するに、攻撃対象と全ての物体間との引力関係を破壊する能力である。また、接近戦型に進化しているため、特別に頑丈な装甲を身に付けている。

エリアーデ #32〜 (声・岡本麻弥)

 クロウリーと一緒に暮らしている、レベル2のアクマ。人間形態時は身長170cm、体重56kg。趣味はメイク。好きなものはクロウリー、嫌いなものはイノセンスとクロウリーの敵。皮となった女の姿が美しかったためか、自我を持ってからの関心はショッピングと美容に向き、女としての人生を楽しむ毎日を送っていた。できれば誰かを愛し愛されるというのもやってみたかったが、アクマである以上空腹になれば相手を殺してしまうため、それは単なる夢と諦めていたようである。そんな日々を過ごしていた時、クロスと接触した可能性があるクロウリーを調査し、最終的には殺す任務を言い渡される。しかし、実際にクロウリーと出会った時、もしかして彼となら夢が叶えられるかもしれないと考えた。それからは、彼に対する殺人衝動を抑えつつ、更に彼がイノセンスに寄生された適合者であると知りながら、二人でひっそりとクロウリー城で暮らしている。個体の水分を蒸発させ、封じ込めてしまうボールを放つ能力を持つ。

カザーナ・リド #44〜

 ソカロ元帥の弟子で、エクソシスト。インド・アグラ地区においてティキに殺され、イノセンスを奪われた。

風切 #19〜 (声・最上嗣生)

 イノセンス奪取のためにベルリーニに派遣された、レベル2のアクマ。凄まじい切れ味を持つ「風切鎌」を放ち、何でも斬り裂く能力を持つ。

川村 #77〜

 クロス元帥の手で改造された、レベル2のアクマ。日本に辿り着いたサチコたちを迎えに来るが、レベル3のアクマに捕まって喰われてしまう。

神田ユウ #5〜 (声・櫻井孝宏)

 ティエドール元帥の弟子で、日本出身のエクソシスト。イノセンスは「六幻」。身長177cm、体重59kg。6月6日生まれの18歳、双子座のAB型。趣味は蕎麦打ちや植物栽培、好きなものは蕎麦、天ぷら(カボチャ、獅子唐、レンコン)。嫌いなものは群れる事や甘いものなど(ほか多数)。10歳の頃に適合者となってティエドール元帥に弟子入り、1年ほど各地を転々とした後に正式なエクソシストとなる。凄まじい身体能力を誇り、素早い身のこなしを最大限に活かした超速戦闘を得意としている。胸に書かれた梵字が関係しているのか、傷を負っても短時間で治るらしいが、最近は徐々に時間がかかるようになってきており、それが寿命にも影響しているようだ。任務遂行を最優先とする冷淡な性格で、他人との必要以上の接触を嫌い単独行動を好む傾向がある。戦争に犠牲は当然という考えで動いているため、特に仲間を大事にするアレンとはよく衝突しており、出会うたびに喧嘩腰になる。ただし、彼は別に冷酷非情というわけではなく、アレンたちと似たような感情も持ち合わせている。生涯をかけて誰かを探し続けているらしいが、詳細は不明。ちなみに、自分のファーストネームにコンプレックスでもあるのか、そちらで呼ばれると激怒する。ティエドール元帥に反発するのも、原因の大半はこれ。

キエ #76〜

 天晋楼で働いているアニタの部下で、中国出身の黒の教団協力者(サポーター)。身長188cm、体重75kg。1月11日生まれの25歳、山羊座のA型。趣味は文通。好きなものは肉まん、嫌いなものは犬。エシとの戦いで辛くも生き残り、クロス部隊と共に日本に上陸、命懸けで彼らの援助を行う。方舟騒動終了後、エクソシストとなる後輩のチャオジーを心配し、探索部隊(ファインダー)に志願する。

グエン・フレール #44〜

 クラウド元帥の弟子で、エクソシスト。クラウド元帥護衛のために元帥の元へ向かう途中、命を落とした。

グゾル #8〜 (声・小形満、下屋則子(子供時代))

 マテールに隠れ住み、ララと一緒にずっと生きてきたイタリア出身の老人。身長175cm、体重52kg。4月13日生まれの85歳、牡羊座のA型。趣味はララの歌を聞く事。好きなものはララ、嫌いなものは世間。幼い頃、皮膚が爛れて顔が醜かったために迫害を受け、マテールに捨てられた。そこで泣いていた時にララと出会い、歌を歌ってくれると聞いて即座に彼女を受け入れたのである。それから80年、二人で幸せに暮らしてきたが、そろそろ寿命が近付いていることを悟った。そのため、最期の刻までララと共に過ごし、自分が死ぬ時は彼女を壊して共に逝く事が唯一の望みである。

クラウド・ナイン #29〜 (声・勝生真沙子)

 黒の教団に所属するエクソシスト元帥で、アメリカ出身の元サーカス団員。イノセンスは「ラウ・シーミン」。身長165cm、体重48kg。11月1日生まれの32歳、蠍座のB型。趣味はラウ・シーミンの世話。好きなものはブルーチーズ、嫌いなものはどうしようもない男。顔には無数の古傷があり、左半分を髪で隠しているのはそのためだと思われる。弟子たちの死を知り、哀悼の意を表していた。武器は鞭で、サーカス団時代に猛獣使いをしていた頃からの愛用品と思われる。

クラック #21〜

 ティキたちと行動を共にする、鉱山労働者の元孤児。ティキ同様にトランプのイカサマはプロ級。

クレア #1〜 (声・天野由梨)

 英国のとある町に住んでいたマルクの妻で、モアの姉。妹の事をとても大切に思っており、警官になるという夢にはずっと反対し続けていたという。幼い頃から世話になっていたマルク牧師と恋仲になり、結婚して幸せな生活を送っていた。ところが、教会の巨大十字架が突然彼女の頭上に落下、圧死してしまう。しかも、彼女の死に絶望していたマルクが千年伯爵の言葉を了承したため、魂を封じられてアクマにされ、マルクを殺し皮を被って彼に成り代わる事になってしまった。以来、アクマとしてモアの家で暮らしつつ、かつて住んでいた教会で夜な夜な旅人を襲っている。

クロス・マリアン #2〜 (声・東地宏樹)

 黒の教団に所属するエクソシスト元帥で、有能な元科学者兼強力な魔導士。イノセンスは「聖母ノ柩(グレイヴ・オブ・マリア)」、「断罪者(ジャッジメント)」。身長195cm、体重82kg。7月31日生まれ、獅子座のAB型。趣味は遊郭通い。好きなものは高級酒(ロマネ・コンティ)、雨の日、イイ女。嫌いなものは汚いもの(男)。経緯は不明だが(14番目)やマナとは旧知の仲であり、(14番目)が死ぬ際にマナをずっと見守り続ける事を約束したらしい。そしてマナの死亡後(3年位前)にアレンを助手として拾い、エクソシストとしての全てを教え込んだが、この時には既にアレンの中にいる14番目の事を知っていた模様。3ヶ月前のインドでアレンを正式なエクソシストとして任命し、黒の教団へ挨拶に行かせる。基本的に教団が嫌いで永く音信普通であったため、本部では死亡説やサボリ説がまことしやかに流れていた。必要経費も教団では決して落とさず、愛人・知人・敵などにツケて放浪する事を繰り返しており、相当な借金が溜まっている。だが拝命した任務には忠実であり、周囲にある全てのものを利用しあるいは犠牲にしても確実に遂行していく。常に顔の左半分に仮面を付けているが、その理由などについては不明。アクマを改造して味方に付ける事の出来る唯一の人物だが、アクマの殺人衝動まで無効化する事は出来ない。よってその衝動が極限まで達した時、自動的に自爆するようにプログラムしている。

ゲオルグ #30〜 (声・糸博)

 クロウリー城付近の村の村長。クロウリーが吸血鬼として暴れ始めたため、村人全員で討伐に行く相談をしていた。そこへタイミングよくアレンが現れたため、少し前に訪れたクロスの言葉に従って彼に頼む事にする。家が弁当屋をやっており、駅で駅弁を売っている。

ケビン・イエーガー #29〜 (声・川久保潔

 黒の教団に所属していた、英国出身のエクソシスト元帥。身長166cm、体重55kg。6月23日生まれの89歳、蟹座のA型。趣味は創作料理。好きなものは子供、嫌いなものは雨。5人の元帥の中で最高齢であったが、常に第一線で戦っていたという。自身の物も含めて持っていた9個のイノセンスは、ティキに致命傷を受けた後に全て強奪・破壊された。その後、彼はベルギーの教会にあった十字架に裏向きに吊るされ、背中に「神狩り」と彫られた状態で発見されたという。この時点ではまだかろうじて生きており、息を引き取るまでずっと歌を歌っていたらしい。「千年公は探してる、大事なハート探してる。私はハズレ、次はダレ…」と。

コジモ #166〜

 アレンが雑用をしていたサーカスの従業員。相当に嫉妬深い性格らしく、自分よりウケのいい芸人が現れると必ず性質の悪い嫌がらせを行なっていたらしい。また、アレンにもよく暴力を振るっていた模様。

コムイ・リー #2〜 (声・小西克幸)

 黒の教団の全てを取り仕切っている、中国出身の教団室長。身長193cm、体重79kg。6月13日生まれの29歳、双子座のAB型。趣味は裁縫、発明。好きなものはブルーマウンテンのコーヒーとリナリー、嫌いなものは整理整頓やリナリーの未来の夫。両親をアクマに殺された孤児で、妹と二人で必死に生きていた。ところが、妹が適合者だと分かり教団に連れて行かれてしまったため、死に物狂いで努力して教団に入り、科学班班長を経て大元帥直下の最高幹部の地位に至った(科学班室長と名乗るのはその名残)。そうして妹と再会し、また二人で頑張っていけるようになったのである。教団本部では一つの階をまるごと所有しており、プライベートな実験場として使用している。それらは他人には理解し難い奇怪な空間となっており、禁断の間として恐れられている。科学者としてはかなりの変人で、毎度おかしな発明をしては周囲を混乱の渦に巻き込む。その上仕事は山ほどあるクセに、何かというとサボってばかりいる困り者。おまけに重度のカフェイン依存症で、コーヒーが切れると仕事が手につかず暴れ出す。片付けるという言葉とは無縁の生活を送っており、常に机の周りは散らかっているが、例え他の人たちの手で片付けられたとしても一日で元通りにしてしまうらしい。しかし教団の最高幹部としての立場は充分に心得ており、例え私心を殺しても教団の掟には絶対的に忠実で、それ故に冷血漢に見られる事もしばしば。しかし、本当はエクソシストを始めとする教団員たちの事を非常に大切に思っており、どんな時でも彼らの身を案じている。ちなみに、彼は極度のシスコンで、どんなに深く眠っていても「リナリーが結婚」の一言で飛び起きてしまう。いつもスリッパを履いているが、理由は靴だと足が臭くなってリナリーに嫌われるから。

コムリンEX #160〜

 コムイが(サボリ目的で)造り上げた、人型サイズの万能ロボット(3代目?)。コムイの頭脳と人格を完璧にコピーされた、イノセンス開発専用ロボである。あらゆる資料の解析はもちろん、対アクマ武器の修理や適合者のケアサポートも行う。これまでと違ってかなり完成度が高く、コムイの命に忠実に動く。武装されている上に戦闘能力も高く、アレンですら科学班メンバーもろとも捕縛してしまうほど。

コムリンU #17〜

 コムイが(サボリ目的で)造り上げた、大型の万能ロボット(2代目)。コムイの頭脳と人格を完璧にコピーされた、イノセンス開発専用ロボである。あらゆる資料の解析はもちろん、対アクマ武器の修理や適合者のケアサポートも行う。…はずだったが、オリジナルの真似をしてコーヒーを飲んだばかりに暴走、リナリーをマッチョに改良するべく動き出す。

コムリンT

 コムイが(サボリ目的で)造り上げた、大型の万能ロボット。コムイの頭脳と人格を完璧にコピーされた、イノセンス開発専用ロボである。あらゆる資料の解析はもちろん、対アクマ武器の修理や適合者のケアサポートも行う。…はずだったが、よりによって神田の蕎麦を盗み食いして暴走、そのまま神田によって斬り捨てられたらしい。

サチコ #70〜 (声・名塚佳織)

 クロス元帥の手で改造された、レベル2のアクマ。人間形態時の身長167cm、体重53kg。趣味はカワイイもの集め。好きなものはかまってくれる人間、嫌いなものはイノセンス。江戸へ向かっているクロス部隊に合流し、元帥の目的に伴う危険について警告する。以後、変わらず江戸に向かう彼らに同行し、道案内などの全面的なサポートを行う。語尾に「ちょ」を付ける口癖があるため、ラビを始めとしてクロス部隊の皆からは「ちょめ助」というあだ名で呼ばれるようになる。

サモ・ハン・ウォン #57〜 (声・柴田秀勝)

 黒の教団に所属する、中国出身のアジア区支部長補佐役。身長195cm、体重96kg。9月21日生まれの75歳、乙女座のO型。趣味は家事。好きなものは手のかかる人、嫌いなものはバクの敵。代々チャン家に仕えてきた家系で、医学の心得もある。アレンをアジア区支部で保護した事を、クロス部隊に伝えた。リナリーとは顔見知りらしい。

シィフ #60〜 (声・下野

 黒の教団に所属する、韓国出身のアジア区支部科学班メンバー(見習い)。身長167cm、体重49kg。11月25日生まれの19歳、射手座のA型。趣味は囲碁。好きなものは科学研究、嫌いなものはきゅうり。冷静沈着で真面目な性格をしており、知的好奇心から純粋に本部勤務に憧れている。

ジェイミー・ダーク #49〜 (声・水野理沙)

 難病を患っているという、スーマンの娘。スーマンは彼女のために、エクソシストとなる事を選んだ。

ジェリー #8〜 (声・鈴木琢磨)

 黒の教団に所属している、インド出身の総合管理班メンバー。身長192cm。11月7日生まれの32歳、蠍座のO型。趣味はレシピ研究。好きなものは食欲旺盛な人、可愛い男の子。嫌いなものは料理を残す人。名前は仮名らしいが、コムイとは親友。教団の食堂で料理長をしており、団員の食生活を一手に引き受けている。幼い頃、ムエタイ道場を継げという父親に反抗して家出。諸国を放浪する途中、中国で料理と己の中の母性に目覚めた。喋り方はオカマ口調だが、それ以外は概ねマトモなようだ。

シェリル・キャメロット #157〜

 ポルトガル出身の貴族で、ノアの一族。ティキの兄にして、ロードの養父。どこかの国(恐らくはポルトガル)の外務大臣を務めており、意図的に国家間の戦争を煽る役目を負っていると思われる。ティキやロードをことのほか溺愛しており、トリシアと結婚したのも彼女への愛情だけではなく、ロードを養女として迎え「お父様」と呼ばれたかったからである。

ジャスデビ #77〜

 普段はジャスデロとデビットに分かれて生活している、「絆」を司るノアの一族。二人が合わさったそのままの性格をしており、喋る時は二人の声が重なっている。脳で想像したものを全て「実現」する能力を持っている。二人に分かれている時とは違い、常に最強の肉体を実現させ続けているため、身体能力が非常に高い。手を前方に突き出すだけで、人一人を軽く吹き飛ばすほどの衝撃波を撃てる。また、自慢の「ゴールデン美髪」は自在に操る事ができ、伸縮自在のムチや槍として敵を攻撃できる。更に、例え分離しても各個でそれぞれ意志を持ち、独自に行動する事が可能。

ジャスデロ #77〜 (声・森久保祥太郎)

 アメリカ出身のノアの一族で、ジャスデビの片割れ。身長163cm、体重47kg。12月21日生まれの17歳、射手座のB型。趣味はドラゴンボール集め。好きなものは激辛カレー、嫌いなものは甘いお菓子。普段からかなり濃い奇抜なメイクをしており、派手でパンキッシュな格好をしている上、どうもノーパンらしい(笑)。頭から出ている電球付きアンテナ(?)と縫い合わせたかのような口、「ヒヒッ」という笑い方などが特徴。ゴールデン美髪(自称)が自慢なようだが、ウィッグなのか染めているのか、詳細は不明。デビットと共にクロス元帥を抹殺する任務を請け負っているが、既に3回ほど失敗している。しかも、クロスの借金を全て背負わされている始末である。あまり物事を深く考えない性質で、感性の赴くままに行動する事が多い。何故か普段から、デビットとは常に銃を突き付け合って行動する変わり者だが、この銃は実弾の入っていないカラ銃で、弾丸は彼らが能力によって生み出したものを込めて放つ。実現させる弾丸は幾つか種類が決めてあり、着弾地点を凍らせる「青ボム」、「灼熱の赤い惑星」のように炎弾を発射する「赤ボム」、あらゆる攻撃を無効化し消滅させる「白ボム」、敵の両目の周囲に張り付き幻覚を見せる「紫ボム」(通称:騙しメガネ)、敵を緑色のスライムに閉じ込める「緑ボム」などがある。もちろん実現させるのは弾丸だけでなく、臨機応変に様々なものを生み出して戦う。腐った合成獣のようなドロドロの化け物「ジャスデビの怨念」、本物と同等の力を持つ「笑ってるけど実はスッゲー怒ってる時の千年公」など。

ジャン #2〜 (声・三瓶由布子)

 英国のとある町に住む少年。身長148cm、体重37kg。2月3日生まれの12歳、水瓶座のO型。趣味はアクマパトロール。好きなものは発明とハンバーグ、嫌いなものはピーマン。父親がヴァチカンの科学者で、彼の研究資料を読んでアクマの事を知った。いつか自分も科学者になって、アクマたちを一瞬で消せる様な兵器を作る事が夢である。親友のレオと一緒に千年伯爵とアクマの探索パトロールを行っていたが、レオの母が亡くなり彼からの連絡が途絶えてからも、一人でパトロールを継続していた。そして遂に伯爵やアクマを目撃してしまい、今度は伯爵の似顔絵を配ってパトロールを開始しようとしていた。それをレオの皮を被ったアクマに知られ伯爵の知るところとなったため、命を狙われる事になる。

ジョニー・ギル #5〜 (声・坪井智浩)

 黒の教団に所属している、アメリカ出身の科学班メンバー。身長165cm、体重55kg。7月2日生まれの25歳、蟹座のA型。趣味はTシャツ集め、洋服作り。好きなものはハンバーガー、嫌いなものはニンニク注射。元は北米支部にいたらしく、同郷のタップとは仲が良い。人情家で情に脆く、仲間の危機には後先考えず感情で行動してしまう傾向がある。本部で部屋が近いせいかスーマンとはチェス仲間で、戦績は38勝7敗。ちなみに、彼がいつもつけているヘッドホンは、緊急時に通信機として使う事が出来る。

スーマン・ダーク #44〜 (声・郷田ほづみ)

 ソカロ元帥の弟子で、ドイツ出身のエクソシスト。イノセンスは寄生型で、風を操るもの。身長177cm、体重68kg。5月16日生まれの33歳、牡牛座のA型。趣味はチェス。好きなものは娘や妻の料理、嫌いなものは権力。本当はエクソシストになどなりたくなかったが、娘・ジェイミーの莫大な治療費と引き換えという条件で、5年前に黒の教団へ行く事を決めた。インド・アグラ地区においてティキに殺されかけたが、故郷に残してきた家族への思いから生に執着、戦いを放棄して命乞いをしてしまった。そして、ティキの要求する通りに、全エクソシストや探索部隊(ファインダー)の位置情報を本部から聞き出し、全て横流ししてしまったのである。それがイノセンスに、つまり神に対する裏切りとなり、その結果咎落ちとなった。首や四肢の無い天使の輪を付けた巨人のような姿となり、アクマも人間も関係なく周辺一帯を破壊して回る事となってしまう。また、ティキにティーズを仕込まれているため、ていのいい苗床となってしまっている。本部では部屋が近いせいか、ジョニーとよくチェスをしていたという。戦績は7勝38敗であり、負けず嫌いなためジョニーには任務から帰るたびに勝負を挑んでいたらしい。

守化縷(スカル) #127〜

 千年伯爵によって造り出された、様々な雑務全般をこなす者たち。人間を生きたまま火術で焼き殺し、魔術による導式改造(オン・マギジバ)を施して起(キイキ)こす事で造られる。最初は確かに伯爵の手で造られたが、今は彼ら自身が魔術を身に付けており、自分達で仲間を増やす事が可能。全員が似たような骸骨の顔で、人間で言えば大男ほどの体を毛皮のコートで覆っている。寿命は約二百年あり、銃弾程度では死なない丈夫な体を持つが、生まれたてだと動きが遅いという欠点がある。主な仕事内容は、魔導式ボディ生成工場の管理・アクマ製造補佐・方舟内の清掃・伯爵の洋服縫製などで、それなりに高い知能が要求される。よって、ある程度知能が高い人間をベースとする模様。

スキン・ボリック #18〜 (声・三宅健太)

 アメリカはニューオーリンズ出身の造船所作業員で、「怒」を司るノアの一族。身長198cm、体重101kg。5月9日生まれの28歳、牡牛座のO型。趣味は世界の菓子屋めぐり。好きなものは甘いお菓子(の家)、嫌いなものは甘くないもの全て。ティエドール元帥の抹殺任務を請け負っており、何度か接触はしていたものの、一対一で殺る順番を決めあぐねて戦いが先延ばしになっていた。元帥たちが日本入りしたため、彼もそれを追って日本に入りティキたちと合流する。普段は無表情で無口だが、一度本性に目覚めるとノアの持つ憎しみに操られる戦鬼と化す。彼の体躯には何百万ボルトもの高エネルギーが満ちており、戦闘時は雷を纏った電気人間となる。常に雷を纏っているため、攻撃を受けてもそれが金属製の武器ならば、相手にも自分と同じかそれ以上のダメージを与えられる。更に、相手の体に溜まったエネルギーを鎖に変換し、それで相手の体を内側から貫きつつ、同時に動きを制限し思い通りに動けなくする事も可能。得意技は、口から凄まじい電撃を放射する「雷(ライ)」、電撃で輪を作り射出する「雷輪」、敵を貫いている鎖に莫大な電撃を伝わせる「神罰」など。

セル・ロロン #56〜 (声・真殿光昭)

 千年伯爵が作り出したと思われるゴーレム。伯爵からティキに渡されたトランプ(抹殺候補者の名前が全て書かれている「リスト檻」)に閉じ込められており、候補者全員に関する詳細な情報を持っている。抹殺が完了するとその人間の名前を消せるようになるらしく、全ての名前を消せた時に檻から解放されるものと思われる。

千年伯爵 #1〜 (声・滝口順平)

 遥かな昔から存在する魔導士で、汚れた「神」を調伏し世界を終焉(デス)に導こうとする怪人。身長220cm、体重85kg。趣味は帽子のアレンジ(内職)。好きなものはワニ、嫌いなものはエクソシスト。本来の姿は怪しい笑顔の異常に太った怪人そのものだが、人間社会に紛れる時は片眼鏡をかけた壮年の紳士となる。かつて古代文明が栄えていた時代、魔と共に訪れて世界を終わらせようとしたが、その時は石箱の作り手によって防がれてしまった。そして再びこの世界に現れた彼は、今度はアクマという神を殺す軍団を造り出し、日本・江戸を拠点としてノアの一族と共に再び世界を終わらせようとしている。そのために邪魔なイノセンスを残らず破壊し、エクソシストの殲滅と黒の教団の根絶を行なう事が今の目的である。よって何よりも「ハート」の探索に重きを置いており、敵である教団すらも巧妙な心理誘導でハート探しに利用している。普段は口調も丁寧でおどけて冗談を口にするなど、ノアや人間たちに慕われる紳士的な態度を取る。しかしその実態は、人の命など何とも思わない冷徹で残酷な性格をしており、その上飄々としてつかみ所が無い。また、本気で怒った時などは、ノアですら慄く凄まじい形相を見せる。暗黒エネルギーを使って戦うが、その威力は筆舌に尽くし難く、一撃で江戸を荒野と化せしめるほど。また、神ノ道化の「退魔ノ剣」と似た、十字架の文様が入った大剣を武器としているが、具体的な能力は不明。ちなみに、意外とキレイ好き。

ソル・ガレン #44〜

 クラウド元帥の弟子で、エクソシスト。クラウド元帥護衛のために元帥の元へ向かう途中、命を落とした。

タップ・ドップ #5〜 (声・田中完)

 黒の教団に所属している、アメリカ出身の科学班メンバー。身長179cm、体重128kg。10月13日生まれの27歳、天秤座のO型。趣味はプラモデル作り。好きなものはお菓子、嫌いなものは運動。元は北米支部にいたらしく、同郷のジョニーとは仲が良い。よく泣き言を漏らしつつも、持ち前の根性で激務に励む。

チャーカー・ラボン #44〜

 ソカロ元帥の弟子で、エクソシスト。インド・アグラ地区においてティキに殺され、イノセンスを奪われた。

チャールズ #1〜 (声・木村雅史)

 英国のとある町に住む警察官で、モアの同僚。呪いなどのオカルトを信じる性質らしく、人が消える教会に恐れを抱いている。

チャオジー・ハン #76〜 (声・宮野真守)

 天晋楼で働いているアニタの部下で、中国出身の黒の教団協力者(サポーター)。身長170cm、体重63kg。5月4日生まれの20歳、牡牛座のO型。趣味は釣り。好きなものはアニタ、嫌いなものは偽善者。母親をアクマに殺されており、彼は既に身篭っていた母の亡骸からアニタ母子によって取り上げられたのだという。故に元々サポーターとなったのは、命の恩人であるアニタたちのために命を使うためであったらしい。クロス部隊を乗せて日本に向かう船では、三等水夫を担当する事になる。その後、エシとの戦いで辛くも生き残り、クロス部隊と共に日本に上陸、命懸けで彼らの援助を行う。方舟内部にて窮地に陥った時、ティエドール元帥が持っていたイノセンスの一つに適合、後に正式なエクソシストとしてティエドール元帥の弟子となる。死んでいった仲間たちのために命懸けで頑張る熱血漢だが、生い立ちゆえかアクマを始めとする伯爵一派を酷く憎んでおり、彼らに同情的な態度をとる者には例え仲間でも憎悪を向ける。ちなみに、嘘をつくと耳がピクピク動く癖がある。

ティキ・ミック #18〜 (声・森川智之)

 ポルトガル出身の貴族で、「快楽」を司るノアの一族。爵位は侯爵で、シェリルの弟。身長188cm、体重70kg。26歳(推定)のO型。趣味は二重生活。好きなものはイーズたち仕事仲間と食べる飯と鯉、嫌いなものは勉強。普段は本性を隠して一般人のふりをし、鉱山労働者としてイーズたち仲間と共に気ままなその日暮らしを送っている。その一方で、千年伯爵から連絡があった時は本性を表し、世界を終焉に導く本来の任務に着く。いわゆる変わり者で、彼自身はどちらの自分もそれなりに気に入っているらしい。そんな内心の矛盾によって、ノアの力を無意識に抑えているきらいがある。一般人である時にポーカーでアレンに完敗したため、いつか再戦を挑みたいと思うようになった。イエーガー元帥の抹殺任務を完了した後、伯爵から(裏切りノア)の関係者抹殺を命じられ、リストの人物を探して世界中を飛び回る事に。その過程で一度はアレンを殺しイノセンスも壊したのだが、あっさりとアレンが蘇って来た事で凄まじい衝撃を受け、アレンやイノセンスに対して興味が湧いた。そこで、壊れていく方舟に引きずり込まれたアレンと戦うべく、わざわざ中に入ってゲームを持ちかけ再戦となる。この時、アレンにノアの部分だけを切られた事がきっかけで抑えていたノアが本格的に覚醒、彼の人格は呑み込まれ圧倒的な力で暴れ回る暴徒と化す(後に正気を取り戻した模様)。美形で物腰も柔らかく、軽いノリでどこか憎めない飄々とした性格で、とても人間臭い言動をする。それはノアの本性を現した時も変わらないが、その際は殺しに楽しさを感じる残酷さがプラスされる。自らが触れたいと望むもの以外は全て通過する「選択」の能力を持ち、それはこの世に存在するイノセンス以外の万物全てに対して有効である。つまり、彼が触れたくないと思えばどんなものでも通過してしまい、彼が触れたいと思えば空気などの形の無いものでさえも触れる事ができる。そしてこの能力は、自分の体だけでなく特定の空間に作用させる事も可能。普段は飼っているティーズを武器として使いこなし、どちらかというと暇潰し気分で仕事を片付けていく。ちなみに、知識はあまり無いらしく学問は苦手。

デイシャ・バリー #30〜 (声・家中宏、比嘉久美子(少年時代))

 ティエドール元帥の弟子で、トルコはボドルム出身のエクソシスト。イノセンスは「隣人ノ鐘(チャリティ・ベル)」。身長169cm、体重58kg。4月5日生まれの19歳、牡羊座のA型。趣味はサッカー。好きなものはサメ、嫌いなものは退屈。茶目っ気の多い性格で、よく隣人ノ鐘で遊んで元帥の眼鏡を割るイタズラをしていたらしい。

ティナ・スパーク #44〜

 クラウド元帥の弟子で、エクソシスト。クラウド元帥護衛のために元帥の元へ向かう途中、命を落とした。

ティムキャンピー #2〜

 クロス元帥(もしくは14番目)が造り上げた、金色の特製ゴーレム。当初は直径8cmほどだったが、少しずつ大きくなっている。好きなものはクロス、アレ、女の子。嫌いなものは野良猫。超高速移動機能・映像記録機能が付いているほか、どんなに砕かれても再生可能であり、契約主であるクロスの事はどこにいても感知できる。ほかにも、牙だらけの大きな口があったり、自らの意志のようなものがあったり、小さいながらも手があったりと、一般的なゴーレムとは一線を画すもののようである。アレンと一組で「奏者」の資格を持ち、そのための楽譜も体内に隠し持っている。ただ、楽譜とはいっても書かれているのは子守唄だけであり、旋律はアレンの内にある。ちなみに、その唄は以下の通り。「そして坊やは眠りについた。息衝く灰の中の炎、ひとつふたつと浮かぶふくらみ 愛しい横顔。大地に垂るる幾千の夢、銀の瞳のゆらぐ夜に生まれおちた輝くおまえ。幾億の年月がいくつ祈りを土へ還しても、ワタシは祈り続ける。どうかこの子に愛を、つないだ手にキスを」。

デビット #77〜 (声・斎賀みつき)

 アメリカ出身のノアの一族で、ジャスデビの片割れ。身長163cm、体重47kg。12月21日生まれの17歳、射手座のB型。趣味はブレイクダンス。好きなものは卵の千切れていないオムライス、嫌いなものはしいたけ。普段からかなり濃い奇抜なメイクをしており、派手でパンキッシュな格好をしている上、どうもノーパンらしい(笑)。ジャスデロと共にクロス元帥を抹殺する任務を請け負っているが、既に3回ほど失敗している。しかも、クロスの借金を全て背負わされている始末である。あまり物事を深く考えない性質で、感性の赴くままに行動する事が多い。また、ジャスデロに比べると少し短気な面がある。何故か普段から、ジャスデロとは常に銃を突き付け合って行動する変わり者だが、この銃は実弾の入っていないカラ銃で、弾丸は彼らが能力によって生み出したものを込めて放つ。実現させる弾丸は幾つか種類が決めてあり、着弾地点を凍らせる「青ボム」、「灼熱の赤い惑星」のように炎弾を発射する「赤ボム」、あらゆる攻撃を無効化し消滅させる「白ボム」、敵の両目の周囲に張り付き幻覚を見せる「紫ボム」(通称:騙しメガネ)、敵を緑色のスライムに閉じ込める「緑ボム」などがある。もちろん実現させるのは弾丸だけでなく、臨機応変に様々なものを生み出して戦う。腐った合成獣のようなドロドロの化け物「ジャスデビの怨念」、本物と同等の力を持つ「笑ってるけど実はスッゲー怒ってる時の千年公」など。

トマ #8〜 (声・坂口候一)

 黒の教団本部に所属する、探索部隊(ファインダー)の一人。元はマテールを調査していた分隊の一員で、神田とアレンの任務に同行する。言葉遣いは丁寧で、とても礼儀正しい。

トリシア・キャメロット #158〜

 シェリルの妻で、ロードの(義?)母。病弱らしく、あまり長く外にいられない様子。ノアではなく普通の人間であると思われるが、ロードの実母かどうかは不明。

ノア #22〜

 暗黒の三日間の際、方舟によって大洪水を逃れた人類最古の使徒。第2人類の祖先を作り出したといわれている。7千年前の事件(詳細は不明)でイノセンスを異常なまでに憎悪しており、その感情は子孫である一族に脈々と受け継がれている。

ノイズ・マリ #30〜 (声・梁田清之)

 ティエドール元帥の弟子で、オーストリア出身のエクソシスト。イノセンスは「聖人ノ詩篇(ノエル・オルガノン)」。身長200cm、体重110kg。7月15日生まれの28歳、蟹座のO型。趣味はクラシック鑑賞。好きなものは銅鑼焼き、嫌いなものは罠。盲目であるが故か聴覚が非常に発達しており、常人では聞き取れないような微かな音も聞き逃さない。物静かな性格の巨漢で、数々の戦いを乗り越えてきた歴戦の強者である。

バク・チャン #59〜 (声・三木眞一郎)

 黒の教団に所属する、中国出身のアジア区支部長。身長168cm、体重53kg。11月11日生まれの29歳、蠍座のA型。趣味はリナリーの隠し撮り。好きなものはリナリー、嫌いなものは蛇や理不尽な暴力。曽祖父は黒の教団創立者の一人であり、ドイツ出身の魔術師であったという。そのエリート的な血統故に、支部の守り神の力を操作する能力を持つ。そうした由緒ある家柄のお坊ちゃまなので、普段は厳粛な態度をとっているものの、気心の知れた相手だとプライドの高い自信家としての本性が出てしまい、一人称も「オレ様」になる。幼い頃から頭脳明晰で科学者としての才能もずば抜けていた事から未来の室長候補と目されていたというが、コムイにその座を奪われたため内心かなりの敵対心を抱いている(リナリーの事も無関係ではない)。また、極度の方向音痴であり、あまりにも広すぎる支部内で2週間迷子になり、危うく餓死しかけた事がある。ちなみに、極度に興奮するとジンマシンが出てしかも発熱するらしい。

バズ #8〜 (声・園部好徳)

 黒の教団に所属している、探索部隊(ファインダー)の一人。最近仲間を失ったらしく、ずっと悲嘆にくれている。しかしそれが神田のカンに触り、食堂において一騒ぎ起きる事になった。

ハワード・リンク #135〜 (声・岸尾だいすけ)

 ドイツ出身の中央庁特別監査官で、ルベリエの腹心。身長172cm、体重62kg。12月29日生まれの19歳、山羊座のAB型。趣味は暗記、お菓子作り。好きなものは規律とルベリエ、嫌いなものは冗談。ルベリエと共に教団を訪れ、命令に従ってアレンの監視任務につく。非常に真面目で礼儀正しい、言い換えれば堅苦しい性格で、どんな時でも仕事を第一に行動する。「鴉」の一員でもあるため高い身体能力を持ち、腕には緊急時用に仕込みナイフが隠されている。チェスの腕はプロ級。

パング #19〜 (声・松田祐貴)

 イノセンス奪取のためにベルリーニに派遣された、レベル2のアクマ。「パングヴォイス」という超音波を放ち、生物の脳を直接揺さぶって攻撃する能力を持つ。

ピエロ #8〜 (声・宇垣秀成)

 イノセンス奪取のためにマテールに派遣された、レベル1のアクマ。仲間の2体と共に探索部隊の結界装置に捕らえられたが、レベル2に進化する事で脱出、探索部隊を全滅させるほどの力を手に入れる。外見や言動の割には知性が高く、神田を罠に嵌めるほどの知能を有する。皮膚が写し紙になっており、対象の姿や武器などを写し取る能力を持つ。写し取った姿や武器は左右逆になっているのが特徴で、その皮膚を剥ぎ取って別のものに被せる事も可能。

ファン #45〜 (水野理沙)

 中国に住んでいる少女。家族皆で倒れていたスーマンを介抱していたが、皮肉な事にそのせいで咎落ちに巻き込まれる。

フォー #57〜 (声・冨永み〜な)

 黒の教団アジア区支部の番人で、支部全体を結界で守っている守り神の一部。バクの曽祖父が造った支部の守り神から派生した、一種の結晶体である。人型時の身長145cm、体重35kg。趣味はバクいじり。好きなものはお節介、嫌いなものは礼儀を欠く人。竹林で倒れていたアレンを発見し、支部へ連れ帰った。守り神らしく自信家で尊大な態度を取るが、意外に面倒見のいい一面もある。身体能力がかなり高く、戦闘時はその機動力と大鎌に変化させた両腕を武器に戦う。普段は少女の姿をしているが、思い通りの姿に擬態する事も可能。ただ、実体化するにはかなりの集中力を要するため、眠くなったりして集中が途切れると実体化も困難になる。

ブックマン #27〜 (声・青野武)

 クロス元帥の部隊に配属となる、エクソシスト兼ブックマン。イノセンスは「天針(ヘブンコンパス)」。身長140cm、体重38kg。8月5日生まれの88歳、獅子座のA型。趣味は髪の毛の手入れ。好きなものはプリン、嫌いなものはバナナ。国籍不明な上、本名はブックマンを継いだ時に消去されている。如何なる時もブックマンとしての使命に忠実で、それ故に冷血漢に見られる事も多い。後継ぎとしてラビの面倒を見ているが、まだまだ未熟な点が多いと見ており、今のところ使命を譲る気は無いらしい。鍼術の心得があり、中国に太古から伝わる針治療のプロである。「時の破壊者」と預言を受けたアレンに興味を持ち、コムイに頼み込んでクロス部隊に入った。ちなみに、外見からラビには「パンダ」と呼ばれているが、大いに不満な様子。

フランツ #31〜

 クロウリー城付近の村の住人。アレンたちと共に敷地に侵入した時、真っ先にクロウリーに襲われて絶命した。しかし、その正体はアクマであったため、当の本人はとっくに亡くなっていたものと思われる。

フロワ・ティエドール #29〜 (声・土師孝也)

 黒の教団に所属するエクソシスト元帥で、フランス出身の元画家。イノセンスは「楽園ノ彫刻(メーカー・オブ・エデン)」。身長180cm、体重70kg。4月19日生まれの40歳、牡羊座のO型。趣味はスケッチ。好きなものは芸術や弟子達、嫌いなものは数字。弟子達を実の子同然に思っており、特に教団本部にいる時は呼びかけが子供に対する呼び方に変化する(例:神田→ユーくん)。戦いを嫌い芸術を愛する穏やかな性格をしてはるが、いざ戦いになると驚異的な戦闘力を発揮する。

ペーター #19〜

 ベルリーニの街に住んでいる少年。ミランダをからかう事が日課であるらしく、ウンコを投げつけるなどの嫌がらせを毎日行っているらしい。

ヘブラスカ #6〜 (声・甲斐田裕子)

 イノセンス保管場所(彼女の体内)の番人を務めている、黒の教団創設時から存在する英国出身のエクソシスト。イノセンスは「石箱(キューブ)」。身長1555cm(推定)、体重不明。趣味はコムイとのお喋り。好きなものは教団、嫌いなものは中央庁。ルベリエ家から神に捧げられた「聖女」であり、ゆうに百年以上もの時を生きている。かつてエクソシストを強制的に作り出す実験に加担させられていたため、結果として多くの血縁者を咎落ちにしてしまう事となり、今でもひどく負い目を感じている。ちなみに、教団に新しく入るエクソシストは全員、彼女がイノセンスを調べて預言を与える事になっている。

ボーンズ #159〜

 シェリルの国の首相。シェリルの休戦協定破棄を受けて、××国との開戦を宣言する。

マーチン #169〜

 かつては名を馳せていたと思われる、チェスのチャンピオン。イノセンスが変化した指輪を持っていたらしく、その影響で死後も対戦相手を求めて右手首のみで彷徨っている。姉が一人いる。

マービン・ハスキン #5〜

 黒の教団に所属している、科学班のメンバー。南米支部出身。喫煙者。

マオサ #76〜

 天晋楼で働いているアニタの部下で、中国出身の黒の教団協力者(サポーター)。身長180cm、体重60kg。7月1日生まれの28歳、蟹座のA型。趣味は木彫り。好きなものはビール、嫌いなものはトマト。エシとの戦いで辛くも生き残り、クロス部隊と共に日本に上陸、命懸けで彼らの援助を行う。方舟騒動終了後、エクソシストとなる後輩のチャオジーを心配し、探索部隊(ファインダー)に志願する。

マナ・ウォーカー #3〜 (声・立木文彦)

 (14番目)の実兄にして、アレンの養父。(14番目)がノアを裏切り、千年伯爵に殺される直前までずっと一緒にいた唯一の人物。弟が伯爵を裏切ってからずっと、兄妹でノアの一族と殺し合いながら逃亡生活を続けていた。そして弟が殺された日、彼は正気を失ってしまったというが、それがどの程度なのかは不明。とあるサーカスで臨時雇いされた時にアレンと出会い、その年のクリスマスに彼を養子とする。旅芸人として各地を渡り歩きつつ、アレンに様々な大道芸を仕込んでいった。亡くなった経緯は不明だが、この時にアレンが千年伯爵の誘いに乗ってしまったため、魂が魔導式ボディに捕まってアクマとなってしまう。アレンに襲い掛かるが、「神の道化(クラウン・クラウン)」が自動的に発動した事によりボディは破壊され、アレンを殺さずに済んだ。その後、「お前を愛している」という言葉を残し、成仏したのである。「立ち止まるな」「歩き続けろ」の2語を信条としていたらしく、いつもアレンに言い聞かせていたようだ。

マホジャ #46〜 (声・本田貴子)

 天晋楼で働いているアニタの側近で、中国出身の黒の教団協力者(サポーター)。身長190cm、体重77kg。8月24日生まれの29歳、乙女座のO型。趣味は武術。好きなものはアニタ、嫌いなものは料理。高度な武術の心得があり、普段は店の用心棒のような仕事をしている。主人であるアニタに絶対の忠誠を誓っており、いかなる時もアニタと共にある。

マルク #1〜 (声・川島得愛)

 2年近く前まで、英国のとある町の教会に住んでいた牧師。両親を早くに亡くしたヘッセ姉妹をいつも励まし、助けていたという。いつしか姉のクレアと恋仲になり、結婚して幸せな生活を送っていた。ところが、不慮の事故によってクレアは亡くなり、悲しみのあまり神を信じられなくなって絶望の日々を送る事になる。そんな時に千年伯爵が現れ、妻を甦らせてやるという話を持ちかけてきた。彼は喜んでその話を承諾したが、その直後にクレアはアクマにされ、彼は殺されて皮だけとなってしまった。

マルコム=C=ルベリエ #135〜 (声・大林隆介)

 ルベリエ家筆頭の存在であり、中央庁特別監査役の長官。身長195cm、体重98kg。1月22日生まれの50歳、水瓶座のB型。趣味はお菓子作り。好きなものは権力、嫌いなものは情。方舟の一件に関する詳細な報告を聞きに、黒の教団を訪問する。というより、定期的に行なわれる教団幹部からの報告を受ける、中央庁と教団の橋渡しをしている人物と思われる。重要な任務に付いているだけあって、教皇や大元帥に次ぐ権限を持つ様子。非常に厳格な性格で、伯爵との聖戦に勝利するためには手段を選ばず、常に情け容赦一切無用の決定を下す。威厳の象徴のような風貌と蛇を思わせる鋭い眼力は、教団幹部をもビビらせるほど。「奏者の資格」及び(14番目)との関連から、アレンを危険因子と見なしている。ちなみに、かつて幼いリナリーを教団へ連行し、トラウマを植え付けた張本人でもある。

ミランダ・ロットー #19〜 (声・豊口めぐみ)

 クロス元帥の部隊に配属となる、ドイツはベルリーニ出身のエクソシスト。イノセンスは「刻盤(タイムレコード)」。身長168cm、体重45kg。1月1日生まれの25歳、山羊座のO型。趣味は自己分析。好きなものは洋梨、嫌いなものは過去の自分。小さい頃からベルリーニの街に住んでいたが、何をやっても失敗続きで上手くいかず、どんどん性格は暗くなって不幸の代名詞として子供たちにすらバカにされていた。そんなある日、古道具屋で「刻盤」の入った古時計に惹かれて購入、何気なく時計に「明日なんて来なくていい」と願ってしまう。それ以来街では10月9日が延々繰り返される事になり、知っているのは彼女だけという奇怪な状況に陥ってしまった。原因に気付かないままノイローゼになりかけていたが、アレンたちの来訪とロードとの戦いにより、適合者として目覚める事になる。以後、黒の教団を訪れて正式にエクソシストとなり、なけなしの勇気を振り絞って仲間たちと任務に赴く。失敗を恐れる怖がりで臆病な性格はエクソシストになっても変わらず、事あるごとに後ろ向きな言動が目立つが、苦難を乗り越えるに従って皆の役に立ちたいという思いの方が勝るようになってきている。生い立ちの不幸もあって身体能力はからきしだが、10日は寝なくても大丈夫という微妙な特技(忍耐力?)を持つ。

モア・ヘッセ #1〜 (声・雪野五月)

 英国のとある町の警察官で、階級は巡査。身長175cm、体重55kg。9月16日生まれの21歳、乙女座のA型。趣味はクリケット。好きなものはお風呂、嫌いなものは迷信や犯罪者。クレアの妹であり、姉の結婚を心から祝福していた。小さい頃に強盗に両親を殺されており、警察官になってその強盗を捕まえるのが夢であったという。不慮の事故で妻を失ったマルクを気遣い、自宅で抜け殻のようになった彼をアクマとは知らずに世話している。同僚のチャールズとは対照的に、正義感が強く勇敢でオカルト的なものは一切信じていない。

モモ #21〜

 ティキたちと行動を共にする、鉱山労働者の元孤児。常にニット帽を被っている。ティキ同様にトランプのイカサマはプロ級。

ヨッシー #5〜

 作者のお気に入りで、担当Y氏を動物にしたウサギキャラ。色々な場面でちょくちょく見かける事が出来る。

ラビ #26〜 (声・鈴村健一)

 クロス元帥の部隊に配属となる、エクソシスト兼ブックマンの跡継ぎ。イノセンスは「鉄槌」。身長179cm、体重62kg。8月10日生まれの18歳、獅子座のO型。趣味は読書、好きなものは焼肉と睡眠。嫌いなものはワサビ。様々な異種族の血を引いており、国籍は不明。6歳の頃に、誰も知らない事実を知れるという、それだけでブックマンとなる事を受け入れた。正確な名前はその時に捨ててしまったため、今の名はブックマンを正式に継ぐ時までの偽名に過ぎない。前の記録地ではディックと名乗っていたらしく、これは48番目の偽名であったという(つまり、今は49番目)。争いばかり続けている人間にずっと失望していたが、アレンたちと出会って少しずつその思いが変わり始めている様子。高い社交性を持つ気さくな性格で、普段からへらへらしているほか、割と惚れっぽい所がある。持ち前の記録・検索能力もあってブックマンとしての使命には基本的に忠実なのだが、仲間を大事に思うあまり感情的になり過ぎて、たまに我を忘れて暴走しかける事がある。そのたびにブックマンに釘を刺されているが、彼自身自分の使命と仮初の居場所に過ぎない教団との板挟みになっており、終始悩み続けている。常に右目に眼帯をしているが、その理由は不明。生き残るために武術や医術を始めとした様々なサバイバル能力を仕込まれてきており、生身での戦闘能力もかなり高い。

ララ #8〜 (声・桑島法子)

 500年前にマテールの住人によって造られた、踊りを舞い歌を奏でる快楽人形。身長145cm、体重40kg。趣味は歌唱。好きなものはグゾル、嫌いなものは世間。イノセンスを基に造られているため、動力はほぼ無限大である。元々人々が絶望を忘れるために造られたのだが、人々は彼女に飽き、町を捨て移住してしまった。置いていかれた彼女は一人町に残り、自分を受け入れ役目を果たさせてくれる存在を探し続けた。ところが迷い込んでくる子供達は、「歌はいかが?」と聞いているだけにもかかわらず「化け物!」といって襲い掛かってきたため、その度に殺していった。しかしグゾルだけは違い、恐れずに歌を所望してきたのである。それ以来80年、ずっと彼と共に過ごし続け、彼の寿命が尽きるその瞬間まで一緒にいる事を望んでいる。

リーバー・ウェンハム #5〜 (声・置鮎龍太郎)

 黒の教団に所属している、オーストラリア出身の科学班班長。身長185cm、体重75kg。9月8日生まれの26歳、乙女座のA型。趣味は射撃。好きなものはコーラ、レモンソーダなどの炭酸飲料。嫌いなものは酒、煙草、仕事をしない上司。今は本部で働いているが、元々は中東支部にいたらしい。真面目で頼りがいがあり、頼まれると断れない面倒見の良さから、部下からの信頼は厚い。また、彼自身も部下や仲間を非常に大切に想っている。性格の良さが災いしてか、いつもいつもコムイに振り回されて文句ばかり言っているが、心中では大変に尊敬している。専門は化学・数学・言語学。ただ最近、ちょっと本気で転職を考えていたりする。

李佳 #60〜 (声・福山潤)

 黒の教団に所属する、中国出身のアジア区支部科学班メンバー(見習い)。身長180cm、体重64kg。2月17日生まれの19歳、水瓶座のA型。趣味はゲーム。好きなものはリナリー、嫌いなものは牛乳。リナリーに一目惚れしてしまい、傍にいたいがために本部勤務を強く希望する。

リナリー・リー #5〜 (声・伊藤静)

 黒の教団で科学班室長助手も勤めている、中国出身のエクソシスト。イノセンスは「黒い靴(ダークブーツ)」。身長166cm、体重48kg。2月20日生まれの16歳、魚座のB型。趣味は料理、好きなものはチョコレートケーキ。嫌いなものは自己犠牲。幼い頃に両親をアクマに殺されて孤児となり、兄のコムイと共に必死で生きていた。ところが、6歳の頃にイノセンスの適合者だと判明、すぐに兄と引き離されてルベリエらによって教団本部に連れて行かれた。外へ出る自由すらなく、9歳頃には牢獄のような個室で廃人になりかけたが、兄が教団に入ってくれた事で何とか正気を保つ事が出来た。それからは本格的にエクソシストとして訓練を積み、兄のために戦う事を決心したという。明るく優しい性格で、誰とでも仲良くなれるタイプ。特にジェリーとは、数少ない女心の理解者として仲が良いらしい。一度決定した意思は何があっても覆さない心の強さを持つほか、仲間を大事に想うが故に、命を失うような無謀な行動は何をおいても制止する。彼女にとっての世界とは周囲にいる仲間たちの事であり、その内の一人でも欠けるという事は、世界の一部が滅びる事と同義なのである。イノセンスの性質ゆえか、尋常ならざる体術を身に付けており、単なる肉弾戦でも相当の腕前を誇る。

ルイジ・フェルミ #135〜

 黒の教団に所属する、トルコ出身の中東区支部長。身長155cm、体重52kg。5月19日生まれの58歳、牡牛座のA型。趣味はラジオ。好きなものは推理小説、嫌いなものはトラブル。眠たそうな目と赤みを帯びた鼻が特徴的な人物で、他人を気遣う優しい心の持ち主。

ルル=ベル #18〜 (声・小笠原亜里沙)

 「色(しき)」を司る、フランス出身のノアの一族。身長166cm、体重55kg。2月22日生まれの23歳(推定)、魚座のAB型。趣味は気ままな散歩。好きなものはミルク、嫌いなものは掃除機。千年伯爵の事を、何故か「千年公」ではなく主人(あるじ)と呼ぶ。常日頃から冷静沈着で無表情であり、仕事の時もそれは変わらず淡々と任務を遂行する。といっても、別に無感情ではない。教団に奪われた魔導式ボディ生成工場を取り戻すため、アンドリュー支部長を殺して成り代わり本部に潜入、頃合を見て本性を現し無数のレベル3のアクマを召喚する。また、クロス元帥によって減らされた守化縷の補充も命じられていた。あらゆる万物になる事ができる「変身」の能力を持ち、全身でも体の一部でも思うままに姿形を変えられる。よって戦闘の際には、体の一部や全体を武器として、実に多種多様な戦い方が可能となる。ただ、衣服は彼女の体ではないので、元の姿に戻っても衣服までは戻らない。

レオ #2〜

 英国のとある町に住んでいた少年で、ジャンの親友。ジャンからアクマの事を聞かされて興味を持ち、二人で千年伯爵とアクマの探索パトロールを行っていたらしい。母親を亡くした事がショックでずっと塞ぎ込んでいたが、葬式の日に伯爵が接触してきて母を甦らせてやるといわれ、正気を失っていた彼はその話を承諾してしまった。その結果、母はアクマとなってしまい、彼は殺されて皮だけとなってしまっている。

レズリー #158〜

 シェリルの国と長い間争っている、××国の外務大臣。国を想う愛国者だったようだが、恐らくは大切な者の死によってアクマと化してしまった。シェリルの思惑通り、休戦協定を破棄して戦争の火蓋を再び切る手駒となる。

レニー・エプスタイン #135〜

 黒の教団に所属する、アメリカ出身の北米区支部長。身長180cm、体重68kg。3月29日生まれの30歳、牡牛座のB型。趣味は筋トレ。好きなものは蛇、嫌いなものはしいたけ。とても筋肉質で体格が良く、女性ながら男顔負けの行動力を持つ。

レロ #1〜 (声・伊藤静)

 千年伯爵がいつも持ち歩いている、先端にカボチャがついた傘のゴーレム。長さ87cm、直径90cm。趣味はお喋り。好きなものは千年伯爵、嫌いなものはエクソシスト。人語を喋り、ある程度は自分の意思で行動する事も可能。移動時の最高速度はティムキャンピーに匹敵するほか、伯爵の意志によって巨大な鉈などの武器に変形する事もある。気ままなノアの言動をよく注意したり諌めたりするが、立場が弱いのかほとんど聞き入れてもらえず逆に振り回されてばかりいる(特にロード)。

蝋花 #60〜 (声・坂本真綾)

 黒の教団に所属する、中国出身のアジア区支部科学班メンバー(見習い)。身長155cm、体重40kg。3月20日生まれの18歳、牡牛座のO型。趣味は読書。好きなものはアレン、嫌いなものは虫全般と癖毛。かなり天然なドジっ子で、アレンに一目惚れしてからは妄想癖まで現出した。アレンの傍にいたいがために、李佳と共に本部勤務を強く希望する。

ロード・キャメロット #18〜 (声・清水愛)

 「夢」を司るノアの一族の長子で、千年伯爵のお気に入り。シェリルとトリシアの養女なので、ティキは義叔父に当たる。身長148cm、体重37kg。6月20日生まれ、双子座のB型。趣味はアクマイジメと伯爵へのイタズラ。好きなものはお菓子(特にキャンディ)と千年伯爵とアレン、嫌いなものは人間。ノアの方舟無しで空間移動を行える特別な存在で、方舟の「奏者」たる資格も保有している。ベルリーニの街に現れ、遊び半分でアレンたちにちょっかいをかける。伯爵からアレンの事を聞いて興味を持ち、色々と弄ってみたくなったらしい。その後、何故かキスまでするほどにアレンの事を気に入っている(それまでは、伯爵以外とキスした事は皆無だったという)。伯爵に資金を出してもらい、人間の子供に混じって超お金持ち学校に通っている。基本的には子供らしい素直で天真爛漫な性格で、伯爵が寝てる隙によくレロを持ち出して遊び回っている。しかし同時にノアとしての本能にも忠実であり、人を殺す事に何の躊躇も無い残酷な一面もある。ただし、伯爵や自分と同じノアの一族はことのほか大事にしており、愛情をもって接する。彼女自身の夢の世界と現実世界を繋げる能力を持ち、空間移動を自在に行えるのはその能力による。戦闘時には敵を夢の世界に閉じ込めて、心理的に散々いたぶって心を壊してしまうのが大好き。そして彼女の本体は夢の中にいるため、現実世界で何をしても彼女にダメージを与える事はできない。また、大量の鋭利な蝋燭を使って物理攻撃を仕掛けたり、透明なサイコロの形をした強固な檻で敵を閉じ込めたりと、実に多彩な能力を持つ。

ろくじゅうご #5〜 (声・千葉一伸)

 黒の教団の科学班によって製造された、科学班付きのロボット。身長195cm(推定)、体重650kg。製造月日は6月5日。趣味は教団本部内散策。好きなものは子供、嫌いなものはコムリン。額に65と書かれており、お化けのような外見をしている。普段は敵の侵入を防ぐため、常にホログラフィで本部周辺を監視している。役目上監視室にいる事が多いが、ホースのようなもので接続されていて本部内であれば行動範囲に制限は無い。面倒見が良く科学班の仕事を手伝う事が多々あるほか、普通に会話も出来る。

ロブ・ニール #5〜

 黒の教団に所属している、科学班のメンバー。オセアニア支部出身。温和な優男風の男性。